母の過去 717 | 不思議なトントン日記

不思議なトントン日記

感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

717
 
ようやく母は気が付いたのです。
コンペは誰かを結びつける作戦をバージョンアップする為に
するのですから、
知り合いばかりが参加していたのでは
バージョンアプになりません。
新しい人に参加していただき
誰かと誰かを結びつける作戦の輪が広がり
初めて成功と言えるのです。
気が付いた母は慌てません
居間でデーター帳を見て違うノートに
何かを書き始めるのです。
こんな時はデーター帳が強い味方になります。
ゴルフの事はほとんど何も書いていませんでしたが、
誰と誰が仲が良いとか
このお客様は誰の紹介で知りあったとかは
細かく書いてあるのですから、
ゴルフをされて今まで面識がなく
なおかつ双方の仕事に結びつきそうな人を組み合わせにすれば
良いのです。
まさか大工さんと雑貨屋さんを同じ組にしても
話もはずまなければ、
仕事で良い話にもなりません!
大工さんなら内装工事屋さんなら良い話になる
確率もグーンと増えます。
明日からは訪問先も考えてまわろうと思いながら
ノートに色々と書くので僕の夕ご飯はいつもより
30分以上は遅くなったのです。
母は家族のご飯の支度をしても
自分は何も食べないで一生懸命にノートに何かを書いているのです。
コンペは簡単だと楽勝とまだ一度もした事がない
コンペの事を考えて天狗になりかけていたのです。
これをブログの初めに書かせていただいた
天狗の鼻がライフルスコープでジーと
見ていればもう少しでスランプになったかもしれません?
さいわい早く気が付きよかったのです。
今スランプになれば何のために新しい作戦を
必死で考えたのか解りません!
成績の安定の為に考えた作戦がアダとなり
奈良県全体のセールスレディー約800人の5位以内から
転落してしまうかも知れなかったのです。

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