宇野昌磨さんの「Dancing on my own」
一目で好きになったプログラムの第二戦。

カメラワークのせいか?ものすごいスピードで滑ってましたね。
宇野さん自身も流れていたし、リンクの壁も飛んでいくようでした。
なんか私は、カメラに追いかけられるようにソワソワしてしまって、JOの時のように浸れる状況になかったです。
今から思うと、ジャパンオープンのカメラワークは神だった。
現地班の私の記憶を蘇らせてくれた。



「Dancing on my own」がフリーと知った時、「This town」のように、どちらかというとゆったり滑るプログラムを想像していて「スピード感があり〜速く滑る」イメージがなかったので、このインタビューを見て意外に感じたのですが、

今回「速い!」と…良くわかりました(笑)

フィンランディア杯では、観る側でなく、滑っている側の宇野さんの心境に寄り添えた気がします。

毎回、新しい「Dancing on my own」を私は発見するのでしょうね。

インタビューで宇野さんは、

「ジャンプも妥協しない、表現も妥協しない。

このプログラムを、とりあえず、すごく良いものにしたい。今はその気持ちが強い」

と力強く語ってくれました。


嬉しかった。

私もとりあえず

すごく良い「Dancing on my own」が観たい!


これは「Great Spirit」も同じですが。


少しずつ上げていってワールドで最終形態を観せてもらえれば。

楽しみでしようがない。



でも、まだまだ始まったばかりのこのプログラムも、観客を魅了したんだな…と安心しました。
温かい拍手と手拍子が起こっていたから。
あの手拍子は、観客の「(本調子でない)宇野昌磨を後押ししたい」気持ちが集まって形になったものだと感じました。
曲調には必要ない手拍子だからこそ、義務的ではない、やむにやまれぬ応援の気持ちが結集していたと思います。


そして、これですよ。
ジャパンオープン2019 宇野昌磨「Dancing on my own」
私が画面撮りしようとして、うまくいかず諦めた(動画編集して追記してみました、伝わるかな)、
宇野さんからの唯一の、ジャッジへの究極のコネクト ↓

「こんなに愛しているのに、あなたは違う人を選ぶんだね…」

…って、この表情が言ってるう!宇野さんんん!!
カメラマンさん、グッジョブゥ!!!




調整遅れなんの!宇野が逆転V「まだスタート地点にも立てていない」/フィギュア
「今の練習(での状態)から考えると、これ以上は望めない。まだスタート地点にも立てていない」

うんうん、
去年は、「Heroes & Future 2018 in NAGANO 」で、6月8日にはもう新ショートプログラムを滑っていたんですよね。
フリーは「ザ・アイス」で7月28日にお披露目でした。

今年はショート、フリーとも振り付けは8月半ば。こんな遅いこと、ないよ?
宇野さんは焦りも不安もあったでしょう。
でもそれをいつも出さなかった。「不安はない」とファンを宥めてくれた。ワクワクする気持ちの方だけ、表してくれた。
自分の不安な気持ちを出しても誰も幸せになれない、それなら笑っていようと、宇野さんは決めたのではないかと私は思っている。

滑り込みが例年より、圧倒的に足りない。
コーチ不在の中、ジャンプ(靴も?)の調整に苦労している。
ファンは、わかっている。大丈夫。ここから。

点数、順位に捉われず、ピーキングも意識して、このプログラムを完成させてくれるのを楽しみにしています。
ある意味、宇野さんのジャンプに依らない地力が証明されたと思いました。