表紙も裏表紙も天才な今号は、表紙の裏、裏表紙の裏まで宇野選手な1冊です…!」
このキャプション…それだけでなく一連のツイートは、愛情に溢れてる。早く知らせたかった気持ちが良くわかる。
地元でもあり、今までも宇野さんを愛情深く応援されているのでは?
もしかして、今までそれほどフィギュアや宇野さんを知らなかったけど、そのツイートの裏表紙写真を見て俄然興味が湧いた人がいたかもしれない。本を確認しに行った人もいるかもしれない。
2600を超えるフォロワーさんがいる書店さんです。出版社のフォロワーも多い。
宇野さんの素顔の破壊力が広く知られることで、雑誌の表紙あるいは特集、写真集の企画がされることもあるかもしれない。
発売されたらもう、出版社さんから書店さんのマーケットに移るのだから、売れるようにポップを作ったりツイートしたりするのは当然だと私は思うわけ。
売るためには発売日にインパクトを与えたい。瞬発力がモノをいうわけ。
宇野ファンの一部がまだ実物を手にしてないからといって、書店にネット通販の事情に配慮しろというのは、酷だと私は思う。
ネタバレが嫌なら書店に注文すればいい。そうしたら、発売日に手にできる(その限りでない地方や海外の人もいるけど)。そして自分が買うまでネット断ちすればいい。
それができない事情なら、相手の事情も知ってほしい。その上で交わすやり取りは、言葉も違ってくるのでは?
メディアに自分の思い通りにしてほしいと言うとき、自分の利益ばかりでなく、メディアの利益はどこにあるのか、少し考えてみてほしい。
私は、メディアが選手と良好な関係でいてほしいので、ファンが自分の利益だけに捉われてメディアに直接文句つけるのはちょっと違うと思ってしまう。
フィギュアスケート誌は表紙と裏表紙で違うスケーターが採用されることも多いので、両方広告されることも半ば慣習となっている。
メディアがファンの要望を聞き入れ、譲歩して謝ってくれ、誠意を尽くしてくれたのなら尚さら、宇野ファンとしてきちんとお礼のリプを返してほしいと思う。
そこに温かいやり取りがあれば、私も記事にしない。
書店さんだけでなく私も、その方のお返事がつくのを待っていました。
私は街の書店の苦しい状況を知っているから、本は通販はしない。
街から書店がなくなってほしくないから、本は書店で買う。
個人の微々たる行動に過ぎないし、他の人に同じようにやってほしいと思っているわけでもない。
だけど、
通販は発売日より遅れて届くこともあることは承知しておいてほしい。
そして書店はネット通販の攻勢などで存続の危機にいつも晒されている。
思い通りにいかないことがあってもやり取りは相手の事情にも配慮したい。
ネットの向こうには生身の人間がいる。