『KISS & CRY 2019‐2020シーズン総括・不屈の魂号』の発売で少し感じたことがあったので、書いてみようと思う。

今回、Amazonで頼んだファンは、発売日より遅れて到着だったようで…。

私のTLの宇野ファンは、ネタバレのないように読んだ感激を慎重にツイートしていました。優しい。スキ

どこかで裏表紙の写真を見てしまい、ネタバレは見たくなかった、初めては自分の目で見て(裏表紙の写真に)出会いたかったというツイートもありました。
気持ちはわかる。
私も裏を見てたまげたもん…手にとって驚きたかったよね。その感激はプライスレス。

自分の悲しかった気持ちとして、それを呟くのはいいと思う。ツイッターは、そういう場所だもん。



だけど、発売を知らせるジュンク堂書店名古屋店さんの裏表紙写真を載せたツイートに、「〜ネタバレなしでお願いします」と直リプした宇野ファンを見てしまった。
書店さんは宇野ファンを傷つけたことを謝ってらした。今後十分配慮することや指摘へのお礼も言ってらした…。きっと今後、裏表紙をツイートすることはないだろう。
それに対して、その方は何か感じるところはないのだろうか。いいねも、理解してくださったことへの感謝のリプもつけずに言いっぱなしで、冷たいと思うのは私だけだろうか。


たぶん書店さんとしては、あの裏表紙を出すことで売り上げが見込めると思ったからこそ、写真を解禁したはずだと思う。
〜「本日発売です」
宇野昌磨選手ファンの皆様、お待たせしました…✨

表紙も裏表紙も天才な今号は、表紙の裏、裏表紙の裏まで宇野選手な1冊です…!」


このキャプション…それだけでなく一連のツイートは、愛情に溢れてる。早く知らせたかった気持ちが良くわかる。

地元でもあり、今までも宇野さんを愛情深く応援されているのでは?


もしかして、今までそれほどフィギュアや宇野さんを知らなかったけど、そのツイートの裏表紙写真を見て俄然興味が湧いた人がいたかもしれない。本を確認しに行った人もいるかもしれない。


2600を超えるフォロワーさんがいる書店さんです。出版社のフォロワーも多い。

宇野さんの素顔の破壊力が広く知られることで、雑誌の表紙あるいは特集、写真集の企画がされることもあるかもしれない。



発売されたらもう、出版社さんから書店さんのマーケットに移るのだから、売れるようにポップを作ったりツイートしたりするのは当然だと私は思うわけ。

売るためには発売日にインパクトを与えたい。瞬発力がモノをいうわけ。


インパクト impact (広告用語辞典より)

広告の受け手に対する心理的な効果の強さ。単純に広告が人々にブランドの認知を促すだけではなく、人々の会話で共通の話題となったり、情報収集行動に向かわせたり、広告ブランドの試用を促したり、店頭における購入予約や購入に向かわせるといった広告の力をいう。

出版物の返品率は発行部数と共に次回作の発売部数やさらには発売や企画の実現そのものの可能性を左右する要素の1つであり、当然ではあるが返品率が高すぎることはこれらにマイナスに作用する。



宇野ファンの一部がまだ実物を手にしてないからといって、書店にネット通販の事情に配慮しろというのは、酷だと私は思う。


ネタバレが嫌なら書店に注文すればいい。そうしたら、発売日に手にできる(その限りでない地方や海外の人もいるけど)。そして自分が買うまでネット断ちすればいい。

それができない事情なら、相手の事情も知ってほしい。その上で交わすやり取りは、言葉も違ってくるのでは?


メディアに自分の思い通りにしてほしいと言うとき、自分の利益ばかりでなく、メディアの利益はどこにあるのか、少し考えてみてほしい。
私は、メディアが選手と良好な関係でいてほしいので、ファンが自分の利益だけに捉われてメディアに直接文句つけるのはちょっと違うと思ってしまう。

フィギュアスケート誌は表紙と裏表紙で違うスケーターが採用されることも多いので、両方広告されることも半ば慣習となっている。


メディアがファンの要望を聞き入れ、譲歩して謝ってくれ、誠意を尽くしてくれたのなら尚さら、宇野ファンとしてきちんとお礼のリプを返してほしいと思う。

そこに温かいやり取りがあれば、私も記事にしない。

書店さんだけでなく私も、その方のお返事がつくのを待っていました。



私は街の書店の苦しい状況を知っているから、本は通販はしない。

街から書店がなくなってほしくないから、本は書店で買う。

個人の微々たる行動に過ぎないし、他の人に同じようにやってほしいと思っているわけでもない。


だけど、

通販は発売日より遅れて届くこともあることは承知しておいてほしい。

そして書店はネット通販の攻勢などで存続の危機にいつも晒されている。


思い通りにいかないことがあってもやり取りは相手の事情にも配慮したい。

ネットの向こうには生身の人間がいる。


書店のそこの事情もほんの少し思いやってあげてほしかったな。
いろんな方面の企業から「宇野ファンは素晴らしい」と聞くことが多かったけれど、
だんだん、公式に凸する宇野ファンも見るようになっていくのかな…。

公式にリプをつけるということは、もうそれは個人の呟きではない。
選手の看板を背負ったファンとしての姿勢が、皆に見えているということです。



大型書店「ジュンク堂」京都と名古屋の2店同時閉店 2月末に


お店で見てしばし固まった裏表紙…可愛すぎか!


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