皆さん、こんにちは。
札幌・清田区「ひだまり助産院」の佐藤真紀子です
本日もブログにご訪問ありがとうございます。
そろそろ夏休みも終わりが近いですね。
我が家の小学生は
今日から学校が始まりました。
中学校も、もうすぐ始まります。
夏休みが明けたら
命の授業が本格的に始まります。
8月末に中学3年生の授業が入っています。
先日、授業内容の打ち合わせのために
養護の先生が自宅に来てくれました。
どのような授業が希望なのかを聞いたところ・・・
「命の誕生の奇跡」を伝えて欲しい
と言われました。
通常、中学3年生の講演は
異性との付き合いに関連する性教育がほとんどです。
「命の誕生」の内容は小学5～6年生で行うものです。
遅くても中学1年生までしかしていません。
なぜ今回、中学3年生に対して
小学生レベルの内容を希望するのか聞きました。
「うちの生徒は生きる力が弱いのです。
道徳的な命の誕生、奇跡的な命、周りに支えられた命
を伝えることで、自分の命を大切にしてほしい」
と言われました。
先生の言いたい事は分からなくもない。
でも、依頼内容は中学生の発達段階的に
マッチしていないと私は感じていました。
中学3年生の「生きる力が弱い」というのは
奇跡の命ということを知らないから？
なのでしょうか・・・・
なんか物凄ーく、違和感を感じました。
この年齢で生きる力が弱く感じるのは
●この先の希望や未来が見えない
●自分の将来に対する不安
●人生初の受験を目の前にしてのプレッシャー
・・・などから来ているのではないかと思います。
私の意見も言いましたが
先生はかたくなに
「命の奇跡を伝えて欲しい」といってきました。
私もたまらず
「中学3年生には通常、性教育をしています。
命の奇跡を伝えるより、今後の人生に大切な内容です。
命については過去に学んでいるので
年齢に合った内容の方が良いのでは？」
と提案しました。
そうしたら、先生は
「性教育は寝た子を起こすので、私は反対です
それに、うちの生徒はまだそんな感じの生徒ではありません」
と言いました。
真正面から性教育反対を受けました。
性教育が必要と考える先生が増えてきた中
未だに「性教育」に理解の薄い先生がいるのですね・・・・
いるのは知っていましたが
直に話したのは初めてです。
正しい性の知識がなくて
望まない妊娠・中絶・出産をした
10代の子たちを見てきたました。
困って、悩んでいる子がいるから
「性教育は大切だ」と考えている私は
「寝た子を起こす」というワード
すごく嫌いです
・・・・というか、中学3年生は
もう寝ていませんよ
とっくに起きてますって
スマホがあれば
性の情報なんて
一発検索できます。
今の子たちは
大人が知らないだけで
きっと沢山調べているでしょう。
ネットの情報は
嘘や間違いもたくさんあるので
正しい知識を伝えることは
大切です。
先生との打ち合わせでは
平静を装いましたが
内心、モヤモヤしていました。
知識は宝です。
知っていることで
自分を守ることができます。
危険を避けることもできます。
先生が「性教育」を好ましく思わないのは構いません。
だからと言って、
「子供達に伝えたくない」
というのは違うと思います。
必要な知識を伝えないこと
無知のままにしておくことは
子供達のためになりません。
性教育に関しては
大人の理解を深めることが
大切だなと改めて思いました。
この打ち合わせでは
性の内容は無しという結論になりましたが
生徒に「これからの人生について」
の話はしていいと言われました。
子供達の未来に向けて
エールを送る内容を
伝えたいと思っています。
※昨日、やっと授業内容が完成しました。
メッチャ悩みましたよ～
この授業で生徒たちは
どんな反応をするのか？
ドキドキ・ハラハラです。
でも精一杯頑張ります！
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また(^-^)ノ~~
ひだまり助産院への想いを書いています▼
母親に寄り添いサポートいたします▼
助産師が伝える講演活動▼
お気軽にお問合せ下さい▼
お友達追加お待ちしています
※上手くいかない方は@qxv6149dでID検索してくださいね。
Line＠に育児中のつぶやき・気持ちなどメッセージ下さい。
ブログでご紹介させていただく事もあるかも（?）知れません。
相談内容、相談料金など詳しくご案内しています。
↑クリックするとHPが開きます
-
