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交換するセルの分解整備は終わったので、これまで使っていたセルを外して交換しましょう。
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セルはカウル左側を剥がせばすぐに顔を出します。
固定は六角穴付きボルト2本・・・なんですが、車体奥側のボルトのアクセスがすこぶる悪いんです(汗)

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RTならではの巨大なステッププレートが邪魔して、レンチを振るスペースが確保できません。
画像はすでにセルを外してしまった後ですが、赤〇印のボルト2本とプレート最後尾のボルトを外し、
青印のボルトを緩めてステッププレートがゆるゆるに動くようにすると作業スペースが確保できます。
それでも、ロングのビットソケット+ユニバーサルジョイントくらいあったほうが作業しやすいと思います。

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セルを外したらクラッチ板が丸見えになります。
残量はまだ大丈夫そうですし、ここだけはお金を払ってプロにお願いしようと思っているのでざっと確認だけに留めます。
(路上で整備するにはキャパオーバーなので・・・)

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で、外したセルとこれから交換するセルの比較。
約7万km(正確には69,000km)使ったセルはやたらと汚れてるし、黒い粉が半端ないです。
この画像撮影した後は左側の整備済みセルモーターを装着&配線接続。
取り付け作業自体は5分くらいで終わります。

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装着後、祈るような気持ちでスターターボタンを押すと、軽やかなモーター音とともにエンジン始動!
ABS警告灯も2灯同時点灯(正常)でひと安心でした。

こうなれば元の古いセルは用済みになりますが、折角なのでバラしてみましよう。

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指で回してみたところ、少し重いですがギヤは回るし、プランジャの飛び出しも問題ありませんでしたが・・・

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4枚のマグネットのうち、〇囲いの2枚が外れて中央のコイルと接触。
しかも、赤〇のはズレて右側のマグネットに衝突して欠けてしまっています。

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そして欠けたマグネットの破片はギヤ側に・・・

いつからこの症状が進んできたか考えてみたら、1年前のこのツーリング中の休憩後のエンジン始動からABSエラー(電圧不足)が出始めたんですよね。
そこから何度もエンジン始動していますが、セルモーター不良なぞ疑わぬくらいエンジンはかかっていました。
2度もバッテリー交換しても症状が出ず、最後に新品バッテリーでの始動テストで「回りが重い」事でセルモーター不良に辿りついたくらいで。
(回りが重くなっても、ブースターケーブル繋げばあっさり始動できたくらい)

つまり、このValeo製セルモーターって「脆くもしぶとい」「ボロいけど妙に頑丈」って事?

厄介なヤツだなぁ全く・・・
そして、やっと安心して走れるようになった時に梅雨になるという・・・( ノД`)シクシク…

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