架空自転車旅行社「ひとつな」

本業会社員の兼業ブロガーです。興味を持っていることは、キャッシュレスな生活、旅、デジタルガジェット、グルメ、自転車(折りたたみ自転車、ロードバイク)、ライフスタイル(VAPE、文房具など)など。このブログはそんな多趣味なアラフォーの僕、石谷玲(いしやれい)が運営する『じぶんメディア』として、興味を持っている物全てに対して実際に体験したことを全方位で情報発信していく超・雑記ブログです。

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【役無論】本当の幻の味・福岡ドームのナイルカレー弁当

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石谷玲(@R_I)です。

役に立たない言論、役無論。その1回目は、これ、

「福岡ドーム」の「ナイルカレー弁当」

どちらも「ある」ように見えて、今は「無い」ものです。

福岡ドームは命名権によって2020年現在は福岡PayPayドームと呼ばれるようになりました。

福岡市内で展開していたナイルカレーは惜しまれつつ2009年に閉店。その後、居酒屋益正グループが工房を引き取り、現在は阪急博多地下に店舗を出しつつ、レトルトカレーでの販売も行っています。

www.masumasa.jp

でも、これから書くのは「福岡ドーム」の「ナイルカレー弁当」。

同じようで、同じじゃないものなのです。

野球観戦や同人誌即売会のお供に愛食。

僕が高校生の時、そして大学生の時、福岡には福岡ダイエーホークスという球団があり、本拠地球場が福岡ドームでした。そして、多目的ドームである福岡ドームは、試合開催日ではない時は色んなイベントに貸し出され*1、そのイベントの中には「同人誌即売会」もあったのでした。

オタクでありホークスのファンでもあった僕は、野球だけでなく同人誌即売会の目的でも福岡ドームに行っていたのです。

そんな僕が「スタジアムグルメ」として毎回愛食していたのが、このナイルカレー弁当。

当時は福岡ドームのコンコース外にナイルカレーの店舗が確かありましたが、その店舗には入らず、スタジアム内で販売されるナイルカレー弁当ばかり食べていたのでした。

そんなナイルカレー弁当、試合開催日だけではなくイベント開催日、それも同人誌即売会の日でもわざわざナイルカレー弁当を会場内で売ってくれていたのです。僕はそれを購入し、同人誌購入で疲れ果てた身体をグラウンドに投げだしたりスタンドに座り込んだりして、食べていました。

僕の学生時代の思い出の味だったりするのです。

「ナイルカレー弁当」の中身

弁当パックの中に、ご飯と付け合わせとレトルトパウチのカレー。

弁当パックは

https://gigaplus.makeshop.jp/propackkappa/newpc/img/deri/columm_03_06.jpg

こんなイメージで、もう少し左右非対象のティアドロップ的な形の黄色いプラスチック容器だったかと。

付け合わせはだいたい小さい俵型のハッシュドポテトか、たまーにコーンソテーだったと記憶しています。

http://www.simplot.jp/wp-content/uploads/2015/08/potatoes_hashed_05.jpg

こんなヤツ。

レトルトパウチされたカレーはボンカレーなどよりもやや量が少なめ。160gか180gくらいしか入ってなかったと記憶してます。食べる時にレトルトパウチを開けて容器に入れ、先割れスプーンで食べていたと記憶しています。

「ナイルカレー弁当」の味

店舗でナイルカレーを食べたことのある人は「サラサラとした黄色いカレー」がナイルカレーという印象を持っている人が多いのではと思います。

なのですが、どうも僕の中で「ナイルカレー弁当」の味はナイルカレーの店舗のカレーの味とあんまりリンクしていなくて、僕の記憶だと、

  • 塩味がやや強い
  • 黄色いラードがたっぷり
  • ドロッとしたゼラチン質の濃厚なペースト

なんですよ。店舗のナイルカレーも好きですが、この味が食べたくてドームの店舗ではなく弁当を買っていた記憶があります。

益正が販売しているレトルトカレーは多分「コレジャナイ」

一番最初に書きましたが、いったん閉店したナイルカレーは現在、居酒屋益正グループのカレーショップとして、阪急博多地下の店舗とレトルトカレー販売の展開を行っています。

そのレトルトカレーはどうなの?というと、記憶に残るナイルカレー弁当のカレーじゃないんですよね…。

益正が提供するレトルトカレーは実はここ東京でも有楽町にある福岡県アンテナショップ「ザ・博多」でも購入できます。

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こんなパッケージ。作るとこんな感じ。

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これも十分美味しいし、こっちの方がむしろ店舗の味に準拠している気がするんですが、当時の「ナイルカレー弁当」の味はコレジャナイ気がするんですよ。

僕の記憶の中の「ナイルカレー弁当」に出会いたい。

たぶんもう食べられない、僕にとっては「本当の幻の味」。

そもそも当時から店舗でのナイルカレーと福岡ドームの中で食べるナイルカレー弁当が全然別物のカレーに感じていたのがなぜなのか分からなかったです。たぶん本当に疑問なのはここ。

あのカレーこそ唯一無二だった気がするなあ…。

残念ながら、今となってはたぶんもう楽しむことができない味でもあるようです。

当時のあの味を懐かしみつつ、それはそれとして、このレトルトカレーや福岡帰省した際に阪急博多地下のお店でナイルカレーを楽しもうと思います。

役に立たないお話、最後までお聴きいただき誠に有り難うございました。

*1:2000年には日本シリーズ開催期間に日本脳神経外科学会に予定を押さえられるという問題にも。