前々回の東京の話の続きです。
朝、2人のアラームが同時に鳴っても、うだうだ寝てたんですけど、Jがいきなり飛び起きて

「えええーっ!!ちょっとYぴのライン見てー!!!!

って叫びますねん。

で、寝ぼけ眼で見てみたら、私も

「ええええーーーびっくりびっくりうそーーーびっくりびっくりびっくり

となって、二人ともいっぺんに覚醒しましたわ。

そこには、「今日東京で、『歳月』歌う演奏会があるわ。」って書いてあってそのチラシが貼ってありましてん。


『歳月』言うのは、Stellaが来月の演奏会の最終ステージで歌う組曲ですねん。
2016年初演なんで比較的新しいし、すごい難しいですねん。
私らもめっちゃ苦戦してて、ネットを探しても参考になる音源もないし、そんなにたくさん歌われてるとは思えませんねん。

それが、なんとその日の、時間的にもちょうど行ける時間に演奏されるってすごない??
ほんで、それを見つけたYぴは天才や。

会場が広くないので、その団体にtwitterで連絡取ったら、「席に余裕あるので是非いらしてください」とのことやったんで行くことにしましてん。
ほんまにびっくりですわ。

早稲田大学のチャペルなのかな?


こんな素敵なところでした。

20歳そこそこでこれを歌うのはすごい。
というか、そもそも選曲したのがすごい!!
「歳月」は、茨木のり子さんがご主人の死後ご主人に対する思いを綴った詩を、茨木のり子さんが亡くなったあとに集めて出版された詩集ですねん。

確かに、この詩を表現するには若すぎる感じは否めませんでしたけど、自分たちでも「まだ20年そこそこしか生きていない私達にはこの詩の世界は想像するしかない」と言ってました。
若い頃歌った曲を、年月が経ってまた歌うというのは本当に素晴らしいことやと思いますんで、また20年後、40年後、彼女たちが合唱を続けてこの曲に出会ってくれたらいいなあと思いました。

が、しかし!

歌い方に関しては、ほんまに参考になることいっぱいありましてん。
この曲は、同時に3パートが違う歌詞をを歌ってるところがいっぱいあるんですけど、それをうまく整理して、今どのパートが主張し、どのパートが裏に回るのか、しっかり役割を果たしてましたわ。
だから、ごちゃごちゃ感はほとんどなくて聴きやすい。そして、頑張りすぎず、くるくる音楽を回して歌ってる感じがとても心地よい。
自分のパートを必死で歌ってるうちはあかんなーと。特にこんな曲は、もっと冷静に聴き合わないと…と反省ですわ。
あと1ヶ月でどこまでできるかわからんけど、年齢と経験を生かしつつ、彼女たちから学ぶところは学んで、いい演奏ができるよう頑張りますわ!


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