マーケティングもセールスも。土台に愛がなくちゃね☆

 昨日の記事で、クライアントの尚美さんとの売上アップコーチングの様子を実況中継したところ、いろんな反響がありました。

「昨日のメルマガは、まるで自分のことのようでした（汗）」

「私も、最後に値段を言ってお勧めするのが苦手です」

「売り込みって、するのもされるのも嫌いなんです」

「どうしたら、お金に対するメンタルブロックを取ることができるんでしょうか」

・・・私も強引な売り込みは嫌いですよ☆

昨日の実況中継セッションの中で、尚美さんが売上を止めている思い込みに気づく場面がありましたね。

「値段と購入方法を伝えてお勧めすること」イコール「売り込み」だという思い込みがあると、売り上げを上げることは難しくなるでしょう。

「値段と購入方法を伝えてお勧めすること」は、決して売り込みではありません。

ただし、オススメしたあとの選択は、相手にゆだねた場合です。

進められた商品を買うか買わないかは、相手の自由です。

その自由を奪ってはいけないのです。

売り込みと提案の違い〜まっすぐにお勧めできるわけ

私の体験コーチングを受けたことのある方はご存知だと思いますが、私は、体験セッションの後で、クライアントさんお一人お一人のゴールに合わせて、オリジナルのコーチングプログラムを組んで、後日コーチングパートナーシップのご提案書をメールで贈っています。

 

そこには、必ずお伝えする、こんな一文があります。

私が、自分の体験から導き出した、コーチングポリシーです。

 

コーチングの本質

私は、自分自身の経験から、コーチングは、自分の内側を作り変え、

その次に自分の外側で起こることや状況を変えてゆくプロセスだと考えています。

 

一度のセッションで大きな気づきや変化のきっかけを得ることも多いのですが、本質的に人が変化をし、なりたい自分になるための習慣形成とメンタルケアと技術習得を行うには、植物が健やかに育つのと同じように、時間がかかります。

 

なので、体験セッションでもお話しましたように、私のコーチングコースでは、前半と後半に分けて、自立型セルフコーチング・カウンセリングスキルと目標達成スキルを学んで、ステップバイステップで習得してゆきます。

 

前半は、メンタルケアや人生の目的目標発見などの、自分の軸を思い出す、心と体を整える土台作りとなるセッション。

後半で、スキルやテクニックを学び習得するテクニカルなセッションで構成しています。また、メンタルを集中してケアするオプションセッションもご用意しています。

 

コースの内容は、セッションの時にお聞かせいただいたクライアントさんの状況、悩み、得たい結果（ゴール）によって、個別にカリキュラムを組みますので、おひとりおひとりオリジナルのコース構成となります。

詳しくは、下記のご提案カリキュラムをご覧ください。

 

大変お待たせしました。

セッションを元に、改めてオリジナルのカリキュラムでのご提案書を作りましたので、本日お贈りできることを嬉しく思います。

 

土台に立脚したゴールを明確化し、2015年を人生最高の年のスタートにするために、継続してセッションを受けられることをお勧めします。

 

体験セッションの後でお贈りするコーチングパートナーシップの提案書の中では、こんなふうに私の想いを伝えた後、はっきりとコーチングプログラムをお勧めしています。

実はこの最後の一文は、プロコーチとしての仕事を始めたころの提案書にはありませんでした。

 

コーチとして、多くのクライアントさんとのセッションを重ね、経験を積んでゆく中で、継続して成功習慣を形成することの意義に深く納得し、コーチングの素晴らしさへの確信が深まるにつれて、提案書は、どんどん長く、深くなってゆきました。

 

初期のころは、A4で2枚くらいだった提案書が、今では8枚くらいになっちゃいました。4倍のボリュームですね。

 

だけど、

「お送りした提案書を隅から隅まで読んで、頭ではなくてご自分のハートに聴いて、「今受けたい。今必要だ」と感じたら、もう一度最初から最後まで読んで、そこで初めてコーチングプログラムを受ける検討を始めてください」とお願いしています。

 

この長い提案書を読んで、体験セッションを受けた半数以上の方が、私のコーチングプログラムにお申込みをされるようになりました。

この、成約の割合も、年を重ねるにつれて増えています。

 

そして、お申込みされなかった方は、「今はまだタイミングじゃなかったのね」と思います。

 

だってね、今年21周年記念の特別セッションを受けて、その後コーチングパートナーシップを結んだ（結ぶ予定の方も含め）、15名の方のうち、4名の方は、数年前に一度体験セッションを受けて「今年どうしてももう一度受けたい」とご連絡をくださった方や、昔私のセミナーに参加された方だったのです。

 

そう、すべてのことには、時があります。

だから今、私はクライアントさんが契約するかしないかには、まったく一喜一憂しなくなりました。

ただ起きることが起きている、そう思えるようになったからです。

 

そして、そう思えるようになるにつれて、売り上げが安定してきたのです。

逆説的だけれど、真実です。

こちらからは売り込まなくても、強い営業活動は何もしなくても、時が満ちているクライアントさんは、自然にパートナーシップを結ばれています。

 

だから、目の前の人に、その人が良くなると確信しているあなたの商品、サービス、愛情、言葉、行動を差し出すことを差し控えないでください。

 

それを受け取るかどうかは、相手の人の選択にゆだねてください。

そうすれば、双方ストレスのない、愛ある提案の受け渡しが、ふさわしい時に、自然に起きるのです。

あなたが今行っているのは、売り込みですか？　それとも愛ある提案ですか？