さいきん考えていること | まろん工房/甜栗子漫畫工作室

    さいきん考えていること

    奥様と七匹の猫(本体)0826
    今の作品の一ページです。
    なんか、メイド服シワが、自分的に初めてそれっぽく書けてうれしいので曝します。
    あとうしろのバラエティに富んだおっさん達(みんなスマホを見るのに腕の長さじゃ足りないお年頃)も。
    どういうシチュエーションかは本編までお待ちくださいませな。
    左手の布が重たそうだけれど、やっぱ線の太さか。
    シワの描き方で生地の厚さが表現できる。
    つくづくすごいな、絵って。
    んにゃ、それを見てそのように連想できる人間ののうみそか、すごいのは。

    ポモドーロ法のいいところのひとつは
    実際何時間やったかはっきりわかるところだね。
    今日は5.4時間原稿にむかって6コマ。
    うぬぬ。
    漫勉で浦沢直樹が
    「どのへんでやめるかがむずかしいですよね」
    って言ってたの
    やっと、やっと
    「ああ、こういうことか?」
    ってわかってきた気がする。
    悩まなくても線がうかぶ構図が、
    少しずつ少しずつ増えてきて
    そうすると『劇画調』とかそういう意味でなくて
    イメージを捕まえようとしてどんどん余計な線が増えていく。
    「抜き(空白の部分)も大切だと思うんですよ」
    という清水玲子の言葉を思い出して手が止まる。
    あわてて必要最低限を探し始める。
    ハノカゲの絵もすごいなあとおもったけれど
    線の多さでは森薫のほうが圧倒的なはずなのに、スッキリして見える。
    濃淡のメリハリの違いなのかな。

    きょうのは長くなるので
    『読んでやんよ!』
    というかたは下の「continue reading」をクリックしてくださいませ。

    お読みになりますか。
    おそれいります。

    ☆ミ

    次に描きたい物語のネタが
    どんどんどんどんたまっています。
    去年のナショジオの「MARS]を見て以来
    私の中に火星熱がくすぶっていて
    「宇宙線から身を守るために地下に潜る」
    んだったら
    「惑星磁場復活させて太陽風を防いだら?あ、すごいアイデア!」
    ぐぐってみたらすでに去年の3月にNASAだかで計画が発表されてるし。
    失礼しました。
    でもさ!でもさ!『必要な磁束密度は1テスラ、山梨のリニアモーターと同レベル』
    かもしれないけれど、面積掛けた?何ウェーバか計算した?
    そのために必要なエネルギーどれくらい?
    NEWSWEEK!
    でもきっとSF界にはそういうこと考えた人、いっぱいいるんだろうな。
    (幸村誠の「プラネテス」、おそまきながら読み始めました)

    少子化少子化っていうけれど、
    そもそもこの国土面積に1億2千万人は多すぎるんでないかい?
    って言う考え方はないのかな。
    いまのところに越してきてからのこの5年のあいだに
    近所にあったうっそうとした森林が、
    学区が一個できるくらい宅地造成されたのを間近に見てきた。
    道路が通ったりショッピングモールが出来たり、
    たしかに生活はとっても便利になるんだけれど
    果たしてそれでいいのかな。
    それだけでいいのかな。
    これは持続的発展の一環なの?

    地球上に奪いあえる土地はもうないんだから、
    人口増やしたいんだったら宇宙に出て行くしかない
    と思うんだけど、そうだとかそうじゃないとか
    そういう議論をしている人は国会に果たしているのだろうか。
    霞ヶ関にいるのだろうか。
    子をもうけることに消極的になるのは
    経済的な問題以前に
    将来に夢や希望がないからではないのか。
    夢や希望を描かせない育て方をしてきたからではないのか。
     不安がある=希望がないではないと思うの。
     いつだって不安はある。
     だって生きてる限りいつか死ぬもん。
     でも希望があれば
     そのときまで楽しく生きられるじゃないですか。
    親による虐待、教師の犯罪、既得権益にしがみつく老人たち、
    メーカーにせいにして自分の無関心を棚に上げる消費者、
    頑張る人をこきおろすメディア、
    そういう人の割合が増えたことと、
    同じ国土に人口が増えたことは
    なんか相関がありそうに思う
    (直感です)
    パイオニア精神という点では
    狩猟民族(大陸の国)にはかなわないなあってつくづく思うし
    数千年の農耕民族には農耕民族のよさがあって
    他の民族と同じになる必要はもちろんないんだけれど、
    でもいいかげん、黒船が来ないと自己改革できないところは
    変えた方がいいと思うんだ。

    そんなこんなを
    自分の作品にぶつけたい。
    今書いてる作品に飽きたワケじゃなくて
    書きたいものがいっぱいあって手が追いつかないのがくやしい。
    そうこうしているうちに
    ふつふつとあふれるこの気持ちが萎えてしまうのがこわい。
    そうでなくても体力は目に見えて落ちているというのに。
    長文失礼しました。
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    Genre: サブカル

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