こんにちは。
泰山流四柱推命 メール占い師の周利庵です。
四柱推命の基となる通変星(つうへんせい)。
今回は、偏印(へんいん)と印綬(いんじゅ)のことを書いてみようと思います。
これらは、ふたつまとめて印星(いんせい)とも言います。
印というのは、大臣が持つ印璽、ハンコのことだそうです。
(画像拝借)
前に書きました財星はお金の星。
官星は、お役人になる出世の星。
そして、印星は、その上の大臣の星です。
お金持ちになって、人から偉いと言われて、できたら大臣くらいになりたい…
ということで、この星を持っている人は、みんな大臣になれる
… そうはいかないので、その意味は変わってきます。
印星は、比肩・劫財をはじめとする通変星が、ぐるっと一周回ってきて、最後に再び自分を生み出してくれる星です。
上の図で、あなたが木の星だとすると、木が火を生み出してと、矢印→がぐるぐる回っていって、最後に水が木を生み出してくれます。
この、水が印星。あなたを生み出してくれる星です。
そこで、印星は、自分を生み出して強めてくれる学問の星とされています。
自分を生み出してくれるのが、学問の星
四柱推命が発達してきた昔の中国では、出世するというのは、お役人になること。
そして、そのお役人になるには、ひたすら儒教の勉強をして科挙という公務員試験(?)に合格しなければなりませんでした。
ということで、印星は自分を生み出してくれる学問の星です。
現代では、まあ、論語の言葉もいくつか知っていた方がいいでしょうが、学問は儒教に限りませんね。
お仕事に役立つ知識や資格と考えれば良いでしょう。
また、自分を生み出して強めてくれる印星は、学問に限らず、目上や周りの人の引き立てを表わす恩恵の星でもあります。
印星があるからといって、そのすべてが良い働きをするとも限らないのですが、やはり、知識や技能の習得に励み、人に大切にされるように努めたいもの。
そして、人から受けた恩は、その人に返すだけでなく、恩を受けた分、周りの人にも尽くせるようになりたいですね。
あなたの安心と幸せを。
周利庵でした。
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