扇風機の電源コードがすごい!と思って撮った写真。
この付け方すごくないですか?
差込口がいくつもある延長コードの「頭」の部分が、完全にぶら下がっている状態。扇風機の2本のコードが、延長コードの頭をぶら下げているんです。
だから、扇風機のコードはぴーんと張り詰めています。
斬新!
そもそも、扇風機のコードが短すぎるんじゃないかとも感じます。壁つけ型なんだから、もう少し長くてもいいのかな。どうなんでしょう。
ただ少なくともこの扇風機は、「後付け」設置なんだろうとは思うのです。店舗をつくるときに扇風機をつけるのであれば、何かもう少しマシな方法があったでしょうから。
結果を重視して、現状にあわせて臨機応変に対応するのが中国人だ、という話を先日書きました→こちら
「扇風機のコードはちゃんと安全なかたちで付けるべき」
という日本人的な考えをするのではなく、扇風機が使えるという「結果」がとりあえず達成できればいい。だから、中国人的感覚では、この付け方は「あり」なのです(100%の人がそう思うかは別として)
これは、日本人的感覚からすると「その場しのぎ」に映ったりします。「ちゃんとした付け方」という「べき論」が守られていないからです。
中国人は概して臨機応変ではあるものの、「そもそも論」や「原則論」からすると、やっぱり「その場しのぎ」に見えることが多いのが事実です。
“中国人はその場しのぎ”
中国人への批判としてよくありそうなフレーズですがどうでしょう?
でも・・・と、ここでまた中国人的感覚になったつもりで考えてみるのです。
もしかしたら、扇風機がすぐに壊れて交換しなくてはいけなくなるかもしれない。
その時にもっと長いコードの扇風機にすればいいかもしれないし、ついでに電源自体をつくってもいいかもしれない。
そうなると、「原則論」的には「不正解」に見えた伸びきったコードも、とりあえずの「正解」だったのかなと思えたりするのです。
日本人的感覚から「その場しのぎ」にみえた方法や手段も、あとになってみると、「正解」であったことが中国では往々にしてある気がします。
それは、中国社会が「予期できないことが多い」ことに関係しているような気がします。
何が起こるか分からない状況下では、目の前のことに臨機応変に対応していくしかない、つまり、これは日本人の好きな「原則論」からみれば「その場しのぎ」で対応するしかない、ということです。
@浙江省義烏
*なおこの記事は徒然写真からの転載です。
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