★その場しのぎの電源コード | あなたの知らない中国〜仰天中国

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中国と20年近く関わり続ける中国好きな筆者が、独自の視点で中国・中国人を紹介するブログ。日本と中国の身近な違いを考えることが好き。二児の父、妻は中国人。浙江省・義烏市在住。

 

 

扇風機の電源コードがすごい!と思って撮った写真。

 

この付け方すごくないですか?

 

差込口がいくつもある延長コードの「頭」の部分が、完全にぶら下がっている状態。扇風機の2本のコードが、延長コードの頭をぶら下げているんです。

 

だから、扇風機のコードはぴーんと張り詰めています。

 

斬新!

 

そもそも、扇風機のコードが短すぎるんじゃないかとも感じます。壁つけ型なんだから、もう少し長くてもいいのかな。どうなんでしょう。

 

ただ少なくともこの扇風機は、「後付け」設置なんだろうとは思うのです。店舗をつくるときに扇風機をつけるのであれば、何かもう少しマシな方法があったでしょうから。

 

結果を重視して、現状にあわせて臨機応変に対応するのが中国人だ、という話を先日書きました→こちら

 

「扇風機のコードはちゃんと安全なかたちで付けるべき」

 

という日本人的な考えをするのではなく、扇風機が使えるという「結果」がとりあえず達成できればいい。だから、中国人的感覚では、この付け方は「あり」なのです(100%の人がそう思うかは別として)

 

これは、日本人的感覚からすると「その場しのぎ」に映ったりします。「ちゃんとした付け方」という「べき論」が守られていないからです。

 

中国人は概して臨機応変ではあるものの、「そもそも論」や「原則論」からすると、やっぱり「その場しのぎ」に見えることが多いのが事実です。

 

“中国人はその場しのぎ”

 

中国人への批判としてよくありそうなフレーズですがどうでしょう?

 

でも・・・と、ここでまた中国人的感覚になったつもりで考えてみるのです。

 

もしかしたら、扇風機がすぐに壊れて交換しなくてはいけなくなるかもしれない。

 

その時にもっと長いコードの扇風機にすればいいかもしれないし、ついでに電源自体をつくってもいいかもしれない。

 

そうなると、「原則論」的には「不正解」に見えた伸びきったコードも、とりあえずの「正解」だったのかなと思えたりするのです。

 

日本人的感覚から「その場しのぎ」にみえた方法や手段も、あとになってみると、「正解」であったことが中国では往々にしてある気がします。

 

それは、中国社会が「予期できないことが多い」ことに関係しているような気がします。

 

何が起こるか分からない状況下では、目の前のことに臨機応変に対応していくしかない、つまり、これは日本人の好きな「原則論」からみれば「その場しのぎ」で対応するしかない、ということです。

 

 

@浙江省義烏

*なおこの記事は徒然写真からの転載です。

 

 

 

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