中国語で「それ」ってどう言うの? | あなたの知らない中国〜仰天中国

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中国と20年近く関わり続ける中国好きな筆者が、独自の視点で中国・中国人を紹介するブログ。日本と中国の身近な違いを考えることが好き。二児の父、妻は中国人。浙江省・義烏市在住。

こんにちは!

kammyです。

 

 

中国語には「それ」という言葉がありません

 

「これ・それ・あれ」の「それ」です。

 

「そ」という距離感自体が存在しないんですね。

 

で、このことをずっと書きたかったんですが(じゃ早く書け)、今回満を持してちょっと書いてみます。

 

 

まずは、相槌の話。

 

日本語の相槌って「そ」の出番が多いのです。

 

 

「そうだよね」

「そうなんだ」

「そっかぁ」

 

 

これ、「そ」がない中国語ではどう言えばいいんだろう?と考えていたことがありました。

 

「それ」が存在しないんだから、「これ」か「あれ」を使うしかありません。

 

結論からいえば、相槌の場合には「これ」のほうを使います。

 

 

「这样啊」

「是这样」

 

 

という使い方をします。

 

日本語にそのまま訳しちゃうと

 

 

「こうなんだ」

「こういうことか」

 

 

もし日本語でこんな返答が来たら「???」ってなりますよね(笑)

 

でも、中国語なら自然。

 

 

 

それから「そういうことしないの!」と子どもに叱るとき。

 

妻(中国人)が子どもに向かって

 

「こういうこと駄目アルよ!」

 

みたいに言ったことがありました。

 

あ、ちょっと誇張しました。

 

「こういうこと駄目!」みたいに言ったんですね。

 

子どもも私も一瞬「ぽかーん」と。

 

ん? ママ、今からそのダメなことの見本見せてくれるの?的な雰囲気。

 

ここでも中国語だったら「これ」のほうを使うんですよね。

 

不要做这样!

 

 

ただ全部の「それ」が「これ」になるわけじゃないのが難しいところ。

 

テキストでは「それ」は「あれ」と書いてるものが多いです(ややこし)

 

 

「そ」の距離感が存在しないんだから、中国人が「それ」を使いこなすのってかなり難しいんだろうと想像します。

 

で、私たち日本人も「それ」がいったいどこなのか?

 

「これ」と「あれ」の間?

 

くらいにしか普通は答えられない。

 

日本語学習者(中国人)の悩みやすいポイントのひとつじゃないかなと思ったりします。

 

 

↓↓そんな話をまとめてあります。ぜひ読んでみてください↓↓

中国語の「これ・それ・あれ・どれ」基本の指示代名詞

 

 

 

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