こんにちは!
kammyです。
中国語には「それ」という言葉がありません。
「これ・それ・あれ」の「それ」です。
「そ」という距離感自体が存在しないんですね。
で、このことをずっと書きたかったんですが(じゃ早く書け)、今回満を持してちょっと書いてみます。
まずは、相槌の話。
日本語の相槌って「そ」の出番が多いのです。
「そうだよね」
「そうなんだ」
「そっかぁ」
これ、「そ」がない中国語ではどう言えばいいんだろう?と考えていたことがありました。
「それ」が存在しないんだから、「これ」か「あれ」を使うしかありません。
結論からいえば、相槌の場合には「これ」のほうを使います。
「这样啊」
「是这样」
という使い方をします。
日本語にそのまま訳しちゃうと
「こうなんだ」
「こういうことか」
もし日本語でこんな返答が来たら「???」ってなりますよね(笑)
でも、中国語なら自然。
それから「そういうことしないの!」と子どもに叱るとき。
妻(中国人)が子どもに向かって
「こういうこと駄目アルよ!」
みたいに言ったことがありました。
あ、ちょっと誇張しました。
「こういうこと駄目!」みたいに言ったんですね。
子どもも私も一瞬「ぽかーん」と。
ん? ママ、今からそのダメなことの見本見せてくれるの?的な雰囲気。
ここでも中国語だったら「これ」のほうを使うんですよね。
不要做这样!
ただ全部の「それ」が「これ」になるわけじゃないのが難しいところ。
テキストでは「それ」は「あれ」と書いてるものが多いです(ややこし)
「そ」の距離感が存在しないんだから、中国人が「それ」を使いこなすのってかなり難しいんだろうと想像します。
で、私たち日本人も「それ」がいったいどこなのか?
「これ」と「あれ」の間?
くらいにしか普通は答えられない。
日本語学習者(中国人)の悩みやすいポイントのひとつじゃないかなと思ったりします。
↓↓そんな話をまとめてあります。ぜひ読んでみてください↓↓
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