はい、どーも!井上です!
暑い夏か…熱い夏か…
みんなは、どっちですかーー!!
熱い夏にしていこーぜ!!
と、パーティピーポーみたいな事を、お笑いドクターが言ったところで誰も見向きもしない訳です。
これが現実w
さて今日は、明日でもいい仕事なのに、残業しちゃう発達障害の人を具体的にみていましょう!
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ある部署のAさんは発達障害の診断をうけています。
Aさんは明らかに明日でもいい仕事を『今日中に終わらせます!』と言って残業します。
社内としては残業をできるだけ減らす取り組みをしているので、上司が「今日はこれくらいで帰りましょう」と言っても、『残業代はいらなので、ここまでは終わらせます!』と全く言うことを聞いてくれません。
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なぜ、こんな事がこるのでしょうか?!
発達障害の人は、あいまいな感覚である『だいたい、これくらい』って感覚が苦手です。
世の中には、何でもかんでもキッチリ決めることばかりではなく、『だいたいこれくらいかな』の具合で判断することは多いのです。
とくに最初から完璧なんてなかなか難しいので、一度これくらいかなでやってみて、修正して、またやってみてって感じです。
トライ&エラーですね。
ただ、発達障害の人は【0か100かの発想】になりがちなのです。
いい塩梅で調整することができないので、『今日は70くらいで切り上げておくか!』って発想が出来ないのです。
連続する事象にキリをつけることが苦手なので、与えられている仕事は今日中に終わらせないと納得できないんです。
だからAさんのように、上司に「これくらいで終わりにしよう!」と言われても納得できないのです。
この連続するものを途中で切ることができなのは、想像することが苦手に由来します。
目に見えないモノの代表として、人の感情や感覚、行間の意味(暗に意味するもの)などがあります。
仕事の現場ではこれだけでなく、仕事のメドなどの曖昧なものも想像するのが難しいのです。
特に残業を減らす事を目標としているのであれば、上司の方からしっかり時間で管理することも有意義です。
おススメは、上司に残業するなら理由を述べて、許可が出たら初めて残業を行うことが出来るシステムです。
こーやって、Aさんも時間間隔や社会通念などを肌で感じて、『70くらいで切っても、仕事が回るんだな!』って感覚を身につけてもらえたらいいのです。
その感覚を自分にものにするのが、大きな成長ですからね。
会社でサポートする方は、発達障害の人の仕事上での特徴をとらえて、本人にとっても有意義な接し方をドンドン身につけていって下さいね。
では、今日はこのへんで!
See You Next Time Bye-Bye!!
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