はい、どーも!井上です!
関西を中心に精神科医かつ産業医しています!
産業医として活動していると、ほんとに色々な悩みに遭遇します。
仕事が人生の中でも大きな割合を占めている人も多いでしょう。
だからこそ、仕事での悩みってのもつきませんね。
カッコよく言うと、『キャリアプラン』の話でしょうね。
キャリアプランって何かと説明しますね。
例えばですが、
・1年後には、あの資格をとって…
・2年後には○○部署で課長になって…
・3年後には結婚して…
みたいな感じですね。
簡単に言うと仕事の未来予想図ですね。
こーやって、将来の夢や目標などを持つことはすごく良いコトです!
自分のモチベーションを高めるきっかけにもなりますからね。
『こうありたい』って自分で思うことは、大切であり必要なことです。
そして、それに向かってがむしゃらに努力するのは、とても素晴らしいです。
心理学的に表現すると、自己実現の欲求ってものですね。
しかし、注意も必要なのです!
それは、心のどこかで『こうでなければならない』って思ってないかです。
もしも、『こうありたい』から『こうでなければならない』に変換されていたら問題です。
『こうでなければならない』になれば、かなり柔軟性がなくなります。
視野が狭くなってしまいます。
その結果、周りが見えなくなっているのはもちろんですが、
自分の心すら見失う危険があります。
そして、身動きが取れなくなって、ガチガチになってしまいます。
『こうでなければならない』の思考が強くなっていれば、早めの修正が必要です。
修正の鍵が1つあります。それは…
『ホントに自分がやりたいのか』です。
ここに立ち返ってください。
意外とあなたの立てたキャリアプランは、世間の常識になっているからと流されていませんか。
自分の気持ちに嘘はついたらダメです。
心からやりたいことでしょうか。
・30歳までに結婚しなくちゃ…
・男ならバリバリ残業して、出世しなくちゃ…
・石の上にも3年って言うし、すぐにやめちゃダメだ…
などが典型的ですね。
どれもこれも、ほんとに心からやりたい事がどうかです。
石の上に3年などの価値観は、身も心も健康であることが大前提の話ですからね。
無理してやるものではありません。
世の中や業界には、特殊な暗黙の了解みたいなものがあります。
変な価値観に振り回されるのは辞めましょう。
いつまでたっても、他人からの評価軸でしか過ごすことが出来ません。
まずは何よりも自分を大切にしてください。
ちなみに、私もそんな時がありました。
それは、精神科医として進路を決めた時のことですね。
・やっぱり医者たるもの、手術してなんぼだろ!
・オールラウンドに体を診れる内科だろ!
周囲には、そんな意見が多かったですね。
その中で、精神科医の進路を選択した時の風当たりは多少なりともありました。
ただ精神科以上に、産業医としてのキャリアを決めた時はもっと酷かったかな…。
親にすら、「産業医?それ医者なん?」とまで言われましたわw
でも、私は全く後悔してません。
それは、最高の恩師とも出会う事ができたからでもあります。
気持ち悪い自分語りはここまでにしましょうw
では、今日のまとめです。
キャリアプランという、お仕事の未来予想図のお話でしたね。
自分で『こうありたい』と思って、努力する姿は素晴らしいです。
でも、『こうでなければならない』と思って、行動しているなら一度立ち止まってみて下さい。
そして、<本当にやりたいことか?>と自問自答してください。
もちろんやりたくない事でも、しなければならない時期はあるでしょう。
でも、それは自分が心身ともに健康で余力があることが大前提です。
無理して、意味のない価値観に振り回されて、自分自身を見失うことはやめて下さい。
では、今日はこのへんで!
See You Next Time Bye-Bye!!
(精神医学や産業医学などの内容を楽しくツイートしています。)
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