はい、どーも!井上です!

 

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

 

最近はHSPについての知見も増えてきた印象です。

 

 

 

 

 

HSPの概念を知って、初めて「自分はHSPだったのか…」と気づく人もいるでしょう。

 

 

 

 

 

その中でも、勘違いの情報に流されている人もいるので注意ですね。

 

 

 

 

 

最近受けた質問でも、

 

 

「HSPで明るい人っていないですよね?」ってのが、ありました。

 

 

 

 

これは、完全に勘違いですね。

 

 

 

HSPと性格が暗いって話は、全く別の問題です。

 

 

 

 

気質性格の2つの違いがポイントになりますね。

 

 

 

その違いを記載したこちらの記事を見てもらえれば、嬉しいです。

 

 

 

 

 

ただし!

 

 

 

HSPの人は自己肯定感が低い人が多いのは事実です。

 

 

 

今日はHSPと自己肯定感の関係をお話していきましょう。

 

 

 

 

 

 

では、HSPの人が、なぜ自己肯定感が低くなるのでしょうか。

 

 

 

 

私が産業医という立場から見てきた例をもとにして説明していきます。

 

 

 

 

 

HSPの特徴として、

 

 

他人の感情などに敏感であるからこそ、

 

 

いつだって他人に合わせようとします。

 

 

 

 

これは決して、良好な人間関係の距離をとっているとは言えません。

 

 

 

 

他人に合わせる毎日にクタクタになっています。

 

 

 

 

 

 

この疲労感から、産業保健スタッフに相談に来てくれる人もいます。

 

 

 

 

しかし、本人は「人間関係が無理なんです…」と思い込んでいるのです。

 

 

 

 

自分がHSPである根本であることは知らぬまま、退職につながる事もあります。

 

 

 

 

 

 

転職しても、本人が自分の気質に気づいてないので、

 

 

 

次の職場でも同じような状態になってしまい

 

 

 

ヘトヘトに疲れ切ってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

さすがに、このようなことが続くと

 

 

「自分が悪いから人間関係が作れないんだ…」「社会不適合者だ…」など

 

 

自分を追い込んでいってしまいます。

 

 

 

 

 

 

さらに、自分を追い込みのは、人間関係だけが原因ではありません。

 

 

 

 

 

 

HSPの人は他人の気持ちを察知して、深く処理しすぎる特徴があります。

 

 

 

 

なので、上司などが期待することや、言葉の裏の意味などを深く理解できます。

 

 

 

 

例えば、上司が「無理はしなくてもいいからね」と声をかけてくれても、

 

 

 

 

『(そうは言ってるけど、本当は頑張って結果を出す事を期待しいてるはずだ…)』

 

 

 

 

と、深く考えてしまいます。

 

 

 

 

 

自分でどんどんハードルを上げてしまって、全力で取り組んでしまいます。

 

 

 

その結果、やはり人一倍に疲労感を感じてしまいます。

 

 

 

 

 

また、人間は誰であっても常に期待に応えられる訳でもありません。

 

 

 

 

 

HSPであれば1つのモノゴトを深く処理して時間をかけるので、

 

 

思った以上に時間がかかったりします。

 

 

 

 

出来なかった自分にすごくショックを受けます。

 

 

 

 

上司もそこまで思っていないのに、

 

 

 

「上司に嫌われた…」・「できないヤツと思われた…」

 

 

 

ネガティブな思考が止まらなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

そして、行きつくのは「自分で不要な人間なんだ」って発想です。

 

 

 

 

このような事が続くと、やはり自己肯定感が低くなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

HSPの人は、自己肯定感が低くなりがちです。

 

 

 

 

人間関係でも、仕事関係でも、相手の期待に応えようと頑張り過ぎます。

 

 

 

 

自分の器を超えて、ヘトヘトになります。

 

 

 

 

それが、まさか自分の気質の問題とは気づかずに、能力の問題だと思い込んでしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

周囲の期待通りに生きることが、悪い訳ではありません。

 

 

 

 

 

しかし、自分の評価軸で生きることが出来ないままでは、

 

 

 

いつまでたっても自己肯定感を高められないのです。

 

 

 

 

 

ただ心配はしないでください。

 

 

 

 

 

逆の発想では原因さえしっかりクリアにすることで

 

 

 

自己肯定感はいつになっても高めることができます。

 

 

 

 

 

その方法は人それぞれですが、

 

 

 

関連する書籍や私の過去記事なんかも参考にしてもらえたら幸いです。

 

 

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

 

 

(精神医学や産業医学などの内容を楽しくツイートしています。)

 

 

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