Razer Opto-Mechanical採用「Huntsman Elite」レビュー | みかん食べながら

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2019年4月15日より更新は止まっています。

どうもこんばんわ(ㆁᴗㆁ✿)みかんです。

またしてもキーボードを買ってきちゃいました笑

というわけで今回はRazerの最新ゲーミングキーボード「Huntsman Elite」をご紹介するます。

海外ではすでに発売されてたんだけど、日本語配列が欲しかったので国内で発売される今日(2018年7月27日)までウズウズしながら待ってました(๑˃́ꇴ˂̀๑)

 

ちなみに国内での通販はまだ開始されてないみたいで、東京のツクモeX地下のRAZERSTOREのみで販売されてます。

なのでみかんもRAZERSTOREに行って買ってきました(。☌ᴗ☌。)

今日は国内発売に合わせたファン感謝イベントが開催されていてプロゲーミングチームの方もいたみたい。

さっそく展示機も設置されてて触ってる人もたくさんいたヨ。

ゲーミングキーボードとしてはもはやハイエンドを超えたエンスー向け金額(7/27時点 34,560円税込)なんだけど、みかんの後ろに並んでた人もHuntsman Eliteを買ってたので人気は上々っぽいです。

商品はバックヤードから持ってきてたので在庫は不明だけど、欲しい人は早めに購入する方がいいかもね。

 

 

布製のしっかりした袋に入れてくれます。

Razerの商売路線はパッケージ類にまでお金をかけるこだわるアップルと似てるよね(。・ω・。)

 

 

かいふぅ~

取説やステッカーなど、いつものやつが入ってます。

 

 

Huntsman Eliteはキーボード本体と専用のパームレストが付属してるので、まずは本体から

BlackWidow V2 Chromaと比べて左1列に配置されてたマクロキーがなくなり、フレームが小さくなったのでコンパクトになりました。
代わりにテンキー上部にクリッキーなボタンが4つ、ダイアルが1つ配置されてます。
本体にRazerロゴがなくなったので、ぱっと見はどこのメーカーかわからなくなっちゃいました。

 

 

昨今主流のスイッチをプレートマウントしたフローティングタイプ

フローティングタイプは背が高い製品が多いんだけど、手前35mm~奥38mm(メジャーでの実測値)なので、手前は少し高めなものの全体としては使いやすい高さに納まってます。

メリットとしては隙間からRGB LEDの光が見えてより派手なライティングを楽しめたり、エアダスターで簡単に掃除ができるのもポイント。

ちなみに写真右に見えてる円いボタンは、上記でも書いたとおり、カチっとしたクリッキーな感触で、デフォルトでは音楽プレイヤーの再生、曲戻り/送り。

フレームのフチからはみ出してるダイアルはボリューム調整とボタン部分がミュートです。

専用ソフトウェア「RAZER SYNAPSE」で任意のボタンやマクロなどに変更できるヨ。

 

 

手前のフチにRGBに光るパームレストへ電力を供給するための端子があるます。

 

 

裏側

6カ所に大きめのゴムが配置されてるのでしっかりと机に固定でき、ハードなプレイでもズレる心配はありません(ㆁᴗㆁ✿)

 

 

みかんはキーボードの足を立てずに使用する派なんだけど、ニーズに合わせて2段階の高さ調整が可能になってます。

ふつーに高くしたいとき

ちょっと高くしたいとき

 

 

接続インタフェース

USBもRazerカラーのグリーンがあしらわれ拘り抜かれてます。

写真上のUSB(RAZERと記載されてる方)のみをPCに接続すればキーボードとしての動作や、キートップのライティングは動作するんだけど、下のUSB(PORTと記載されてる方)もPCに接続しないと、フレームの下部やパームレストの下部のライティング(アンダーグロー)は動作しないので注意してネ。

※USB(PORT)を接続しないと専用ソフトウェア「RAZER SYNAPSE」がパームレストを認識しません。

ゲーミングキーボードによくあるスルーポート用としてではなくアンダーグローを楽しむ用のUSBです。

 

 

次はパームレスト(リストレスト)を見ていくます(ㆁᴗㆁ✿)

同じくRazerのゲーミングキーボードOrnata Chromaで初めて登場した付属パームレストはとっても評判が高く、パームレストだけの販売もしてほしいという声も多いんだとか。

今回のHuntsman Eliteに付属しているパームレストもその最高の質感、ほど良いクッション性は健在です(。☌ᴗ☌。)

本体とのドッキングは磁石で簡単に固定/取外しができるようになってます。

パームレストにもアンダーグロー機能があり、写真でもわかると思うけど、電力供給のための端子が凸状に出てます。

なので、他キーボードには端子部分がぶつかるので使いまわしは難しそう。

 

裏側

ここにもしっかりと滑り止めゴムが6つ配置されてます。

 

 

いったんこのあたりでスペック一覧をご紹介٩( ''ω'' )و

・接続インタフェース:USB
・キー配列:日本語108キー(英語配列もあります)
・キースイッチ:Razer Opto-Mechanical(光学メカニカル)スイッチ
・押下圧:45.0g
・キーストローク:3.5mm
・アクチュエーションポイント:1.5mm
・ロールオーバー数:10
・ポーリングレート(レポートレート):1000Hz
・キー耐久性:約10,000万回
・プログラム可能キー:あり(4ボタン+ダイアル)

・Winキーロック:あり(ソフトウェア、ハードウェアどちらでもロック可能)
・バックライト:あり(明るさはソフトウェア、ハードウェアどちらでも変更可能、点灯パターンやカラー変更はソフトウェア)
・ケーブル長:2,000mm
・幅 x 奥行き x 高さ:448mm x 140mm x 36.5mm(パームレスト除く)、448mm x 230mm x 36.5mm(パームレスト含む)

・重量:1223g(パームレスト除く)、1706.5g(パームレスト含む)
・対応OS:Windows 10/8.1/8/7
・保証:2年

 

 

それではお待ちかねの軸確認をしてみましょー٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ 

キーキャップはCherry互換のある形状。

スイッチは初搭載となるRazer独自のOpto-Mechanicalスイッチ、つまり光学スイッチで、感触は強いタクタイル感のあるクリッキータイプ(いわゆる青軸系)になってます

↓キーを押してないときは赤外線が左から右へ通過できないのでオフ状態

↓押下すると赤外線が通過してオン状態になる仕組み

つまり従来のメカニカルスイッチのような接点をもつスイッチでは故障で発生する「チャタリング(キーを1度押しただけなのに複数回入力されたと認識したりする)」が光学スイッチでは原理上発生しないのです!

形状は軸を外側の金属スタビライザーで支える一風変わった格好なんだけど、独自と謳っているものの、Dongguan Mingjian Electronic Technologys社製のLK3.0と瓜二つで、恐らく共同開発かOEM品なんじゃないかなぁと思うます。

(Razerは初代緑軸、橙軸のときも中国のKaihua社と共同で作った軸を採用してたので、今回も中華メーカーと作った可能性が高いんじゃないかと)

まあその話はおいといて(っ´∀`)っ

ちなみに光学スイッチのキーボードはすでにBenQ「CELERITAS Ⅱ」やGAMDIAS「HERMES P2 RGB」から出てるので、そこまで物珍しさはないんだけど、両者のは押下圧が55gで重く、アクチュエーションポイント2mm、ストローク4mmと昔からあるCherry軸と同様で、昨今の高速軸要素が取り入れられてなかったので、みかんは購入を見送ってきました。

このHuntsman Eliteでは満を持して登場した光学スイッチかつ高速軸要素入り(軽い、浅い)、さらにクリッキーの軽快な打鍵音が合わさりさいきょーの仕様になってます。(打鍵音については好き嫌いが分かれる話ではあるけど)

具体的にはクリッキー代表ともいうべきCherry青軸と比較して、押下圧が10g軽く、アクチュエーションポイントは25%、ストロークは12.5%浅いです。

細かい話だなぁって思うかもだけど、実際に触ってみると、体感でわかるレベルで違うので、もしRAZERSTOREに行く機会があれば触ってみるといいかもしれません(。・ω・。)

マニアックな軸の話をしてると記事が永遠と終わらないのでこのくらいにして、最後にライティングをチェックしていくます(ㆁᴗㆁ✿)

 

 

専用ソフトウェア「RAZER SYNAPSE」でウェーブモードを設定

Huntsman Eliteは新しいRAZER SYNAPSE 3が利用でき、今まで以上にライティングのカスタマイズを細かく色々と設定できるようになってます。ただしUI画面がかなり変わったので、今までのSYNAPSE 2に慣れてる人は戸惑うかも。

写真では左上から右下へ向かって斜めに流れるよう設定してみました。

最大の明るさに設定しても、光る代表Corsair「K95 RGB PLATINUM」と比べ、おとなしめのライティング力です。

 

 

アンダーグロー

前後左右の4辺全部にアンダーグロー機能があって、綺麗ではあるんだけど、横からのぞき込まないと光っているのかわかりません。

アンダーグローとはいえ、内側すぎますよRazerさん(;´・ω・)

 

 

こんな感じでかなり低めのアングルからならアンダーグローがみれます。

 

 

NumLock、CapsLock、ScrollLock、ゲームモード(Winキーロック)、マクロモードはそれぞれカーソルキー上部にホワイトLED(マクロモードだけレッドLED)が点灯します。

 

 

ちゃんとプログラム可能ボタンもRGBに光ります。

 

 

 

■みかん的にTwo Stars★★☆☆☆
good(๑•̀ㅂ•́)b
・今までのRazer製キーボードと比べてスリム。
・フローティングタイプで掃除しやすい。
・ゲーミングキーボードに必要な機能は一通り完備。
・従来の青軸系(クリッキータイプ)はタイピングの楽しさ(軽快なクリック音)がある一方、重くて指が疲れるという反面もあったが、これはクリッキータイプなのに押下圧45gの軽さと、アクチュエーションポイント、ストロークの浅さによって疲れが軽減される。
・パームレストの肌ざわり、クッション性が最高。
・ダイアル式ボタンは速く回すことで目的の音量まで一気に近づけて、そこからゆっくり回して微調整したりと直感的で非常に使いやすい。
・専用ソフトウェア「RAZER SYNAPSE 3」で好みにライティングを思う存分楽しめる(キートップのみ)

no quite(๑•́ω•̀)
・軸の種類がクリッキーしかなく、リニアストロークや静音タイプのが好みの人はそもそも選択肢に入らない(今後のバリエーションに期待)
・キーの押下時や戻るときに軸を支える金属スタビライザーまたはスプリングが共振してるのか、高い金属音がキンと響く。
キ―のグラつきがわりと大きく、そのブレによるガチャ音も交じる。
音は好みの問題かもしれないが、キーのグラつきはもう少し改善してほしいところ。
・キーキャップはBlackWidowのころから変わらず指紋が目立ち、テカテカになりやすい。
・アンダーグローがほぼ見えない。もう少し外側にLEDを配置してほしいところ。
・専用ソフトウェア「RAZER SYNAPSE 3」は、一部のRazer製品(Orbweaber Chromaなど)がまだ移行されておらず認識しない。
SYNAPSE 2と3の両方をインストールしなければならない。
・スイッチの精巧さがややイマイチなのも相まって、3万4千円以上は割高すぎ。

 

 

 

みかんのゲーミング環境はCorsair「K95 RGB PLATINUM」がいなくなって、再びRazer色の強い机の上になってきました。

ただ、期待していたスイッチ部分の精巧さが足りないのはちょっとねぇ。。。

さらに第2の期待ポイントだったアンダーグローもほぼ見えないというダブルパンチ(つω`*)

正直Razerファン以外の方にはあまりオススメではありません。

高速入力と快適性で今のところみかん的さいきょー軸はCherry銀軸でしょうか。

なのでしばらくしたらまたCorsair「K95 RGB PLATINUM」をひっぱり出すかも(;´・ω・)

 

 

 

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