転生異世界人:リョウマ(10)

転生前(竹林竜馬:享年39歳)

 

〇あらすじ

地球の神からの理不尽な試練の末、苦痛の人生を終えた竜馬だったが、同情した三人の神達に異世界転生を与えられる。

ガヤの森に降り立ったリョウマは、神達から様々なチートをもらい、楽しい人生を歩むことを望まれた。

そこで初めて出会ったスライムに興味を持ったリョウマは、三年の月日を森の中でスライムの研究をして過ごすという、神達にも予想外の生活を送っていた。

 

そんなある日、怪我人を連れた一行に出くわしてしまう。

最初はお互い警戒するものの、害意はないことを確認すると、リョウマは自分の家で治療することを進める。

そこで、リョウマがスライムを使役しながら一人で暮らしていること知る。

彼らは、領主である公爵と、その護衛たちだった。

 

無事に一行を送り出したリョウマは、そろそろ自分もこの地を離れ、街を目指そうかと思い始める。

そこへ、再び公爵たちがお礼にやってきて、リョウマに町での暮らしを提案する。

その申し出にリョウマは応じ、たくさんのスライムたちを連れて森を出ていくのだった。

 

〇感想

表紙の少年は大変可愛いのですが、転生前のおっさんはそれなりに不細工です。

ネットの小説はさらーっと流し読みしたんですが、コミックの一巻は序章ですね。

主人公の性格がいいので最初のうちはチートやらなんやらで結構楽しいです。

絵柄も可愛らしくて、読みやすいと思います。

派手なアクションとか戦闘とかは無いですが、異世界転生物が好きな方にお勧めです。

 

ただ、この先、主人公はスライムの洗濯屋という商売を始めるので、冒険活劇的なものを期待されるようでしたらハズレかもしれません。

私的には、地位の低いスライムと冒険者稼業で大活躍してくれるのを想像していたのでちょっと残念な展開でした。