角の利きは3万回確認! 将棋ファン発の格言(?)が書籍に掲載
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今月末、こんな書籍が刊行されます。
高野秀行六段の『将棋「初段になれるかな」会議』。ライターの岡部敬史さんと『将棋好きになりまして!』の漫画家さくらはな。さんが、級位者代表として高野六段と質疑応答するという形式のようです。級位者向けの本はたくさんありますが、新書サイズというのは珍しいかもしれません。
で、一部将棋ファンがざわついているのが目次です。
第1章 常に「と金」を考えよ ~級位者が覚えるべき10の格言~
角の利きは3万回確認!
角の利きを見落として大駒をただで取られたり、王手放置で負けになってしまうのは、アマチュアにはよくあることです。そういう凡ミスには重々気をつけて、何度も確認しましょうと言っているわけですね。
これは別に昔からある格言というわけではなく、ごく最近、一部の将棋ファンが軽いノリで使うようになったというだけなのですが、まさかの商業本デビューです。
角の利きは3万回確認しろと昨日言われたばかりでした……
— ゆーす🌑まーきゅりー (@youth5491) 2017年4月18日
Twitterで日時検索したところ、これが一番古いツイートのようです。
将棋はプロとアマの距離がとても近いと感じますが、これもまたその一例なのかなと思います。