明けましておめでとうございます!


今年もシーバスフィッシングを中心に釣行記や気付きなどを継続的に書いていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!


さて、今年は年末にかけて関東もかなり寒くなり、シーバスの数もおかっぱりからだとずいぶん少なくなってきたなという感じですね。


そして(僕は真冬でいくら釣れなくてもOFFシーズンにはならないのですが)こう寒く魚影も薄いとしばらくはシーバスOFFシーズンって方もいらっしゃるかもしれませんね。


ところで釣りのOFFシーズンとなると結構道具、特にリールのメンテナンスをするって方は多いと思います。


ただ愛用リールを長く快適に使うには1年に一回のメンテナンスより日々のちょっとしたメンテナンスが重要だったりします。


ということで結構強引ですが、今日はリールの日々のメンテナンスについて初心者にとってもお手軽、でもトラブル最小限にするための秘訣を記載したいと思います。


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リールメンテの目的


リールメンテといってもその方法は色々ありますよね。



例えば、特にしっかりメンテをする方はOFFシーズンなど釣りの頻度が少ない時期に自分で分解したり、はたまたメーカーにオーバーホールとして出したりといったことをすると思います。


一方で、日々の水洗いもこれまたリールメンテですよね。


ただリールメンテの目的はいずれの方法であっても以下のように言えると思います。


故障やトラブルを防ぎ、新品時に近い快適さでできるだけ長く利用できるようにする

そしてこの目的を達成するためには特にどんなメンテが重要なのか?ということですが、やはり

日々の水洗い系のメンテ

だと考えています。


現に面倒くさがりの極みである僕は大掛かりなメンテは恥ずかしながら一切しないですが(メインリールがマグシールド機なのでそもそも分解非推奨というのもありますが)、日々の水洗い系メンテだけで数年はリールを使えています(今のメインリール:18フリームス LT4000D-CXH はまだ使用歴1周年ですが)。


ただ、以前日々の水洗いはしていたもののこの後書く重要な秘訣を行っていなかった(=手抜き)がために3か月ほどでラインローラーの回転が悪くなり、ローラーの正にラインと接する部分に傷(スレッド?)も入り、メーカー送りとなってしまった、という経験があります笑


※この時は確かバチもひと段落した6月、久々の70cmはありそうな大物シーバスをヒットさせドラグがジリジリ出たところでラインローラーの傷にPEラインが擦れバチン!とラインブレイク・・・という悔やんでも悔やみきれない悲しい結果となりました。


この時修理を依頼する際に釣具屋さんにいろいろ聞いたのですが、リールのトラブルの中でもラインが常に接するラインローラー部のトラブルは多いようですね。


特にラインローラーの回転が悪くなることでラインとローラー部に摩擦が生じ、ローラーに傷が付くってことはよくあるケースのようです。


そしてこの時リールの水洗い系メンテのポイントを調べたり聞いたりした結果、ある秘訣を欠かさないようになったことで今はそのようなリールのトラブルは経験せずに済んでいます。


ということで次はその秘訣を書いてみたいと思います。



日々の水洗いメンテと重要な秘訣


基本手順

まずは毎釣行後欠かさず行うべきリールの水洗いメンテナンスの手順です。


  1. ドラグをしっかりしめる
  2. 水道水をリールの上からジャーっとかける
  3. 水を止め、リールのハンドルを速く回すなどして水気を取る
  4. ラインローラーとローターの隙間にオイルを注油する
  5. タオルの上などで自然乾燥させる

まずドラグをしめてから水をかけるのはリール内部に極力水が浸入しないようにするためであり、上から水をかけるのも同じ理由です。
(リールをさかさまにしてリールの下から水をかけるボディとスプールの間から水が入ってしまいますよね。)


また水洗いする際は汚れやすいスプール(ラインそのものやスプールエッジなど)やラインローラーを念入りに洗うと良いです。


オイル の注油に関してはリール使用中に動く部分=ラインローラーは毎回、ダイワのマグシールド機でなければたまに本体のシャフト部分(スプールを外して出現する垂直の棒の部分)に注油してもよいでしょう。


これらの手順は普通に知ってるしやっているよという方も多いと思います。


でもその中で僕が思う秘訣については意外と意識していない方も多いのではないでしょうか?


トラブル防止の秘訣


トラブル防止の秘訣、それはずばり、

ラインローラーに毎回必ず注油する!


なんだそんなこと?と思いますか?


いや僕も最初はそんなにラインローラーへの注油を重要視してなく、何回かに一回気が向いたら注油する、というレベルでした。


ただそんな中冒頭に書いたようにラインローラーの回転が悪くなり、回転が悪いラインローラーにPEラインが擦れてラインローラーにスレッド(筋状の傷)が気づかぬうちに付いていたのです。


このようなスレッドは結構鋭くなっていることが多く、スレッドの入ったリールを使おうものならローラーに対しPEラインのテンションがかかったタイミングでラインブレイクしてしまうということは結構多いのです。


ただ、当時そのようなラインブレイクを経験してリールをメーカー送りにした際一つ疑問が。


それは、「水洗いだけでは不十分なのか?」ということです。


この疑問について調べた結果、次の理由で毎回の注油が重要であることを知りました。


  • 水洗いだけだと十分にローラーの回転部の汚れを取るのが難しい
  • 汚れが付着したままだと、当然回転が悪くなるし、時間がたてばたつほど汚れが取れづらくなる
  • 注油をすることで隙間に付着した汚れを浮かせる効果がある!

そうです、注油をすることで汚れを浮かせることができるのです。


水洗いだけだと汚れが落ち切らないというのも意外でしたが、オイル が汚れを浮かせるという考え方は盲点でした。


毎回注油をすることで汚れを浮かす=そこに汚れはあるわけですがこびりついていない状況を長期間維持することができるというわけです。


ちなみにオイル ではなく粘度の高いグリス 派の人もいると思います。


確かにグリス オイル に比べ粘土が高い分効果が長期間維持されるというメリットもありますし、グリス を使った時の巻き心地の方が好きという方もいらっしゃると思うので、グリス でも良いと思います。
(ラインローラー部にはグリス を使うことが推奨されているリールも普通に多々あります)


ただ、僕個人の好みとしては、しっかり毎回水洗いをするなら効果が長期間維持される必要性はないのでオイル でも十分だと思いますし、グリス の場合粘り気がある分付けすぎたりすると逆にゴミが付着したりするリスクもあるので、オイル の方が手軽に使いやすいかなと思っています。


さて、実際の注油の仕方ですが、これは極めて簡単、メーカー純正オイル (リンク先は僕が使ってるダイワの純正オイルですが、シマノユーザーの方はシマノの純正オイル を使うのが良いです)に付属の極細ノズルでローラーの外側の隙間に注油、綿棒でローラーを回しオイル をなじませる、これだけです。


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尚、ラインローラー部にもマグシールドが採用されているダイワの中上位機種については、その部分へのオイル 注油が非推奨です。


釣行回数ただでさえ多いのに繊細なラインローラー部に本当に注油しなくて大丈夫なのか?と個人的には少し不安なので、僕は今のところマグシールドがローラー部には使われていない18フリームス LT4000D-CXH でちょうどいいかなと思ってます笑


※それでも万一ラインローラーのトラブルが起きたら、実はベアリング内臓のしっかりしたラインローラーって下のリンク先で多くのリール向けに販売されているように安価なのを近年知りました、是非ご参考に!
(当時上に書いたトラブルの際はそれを知らず数千円のメーカー修理代を払いました笑)



〈関連記事〉
コスパ系第2弾-おススメのシーバスリール(2018NEWモデルも)
【追記】18フリームスの番手選び
【長短記載】18フリームス入手後レポート


日々のちょっとしたメンテでずっと快適なリールに


最近ひたすら釣行記が多かったので今日は少しコラム的な内容で書いてみました。


釣りは好きだけどリールの本格的なメンテナンスとかは面倒、って方は僕だけではないはず。


ただ今日書いた内容は水洗いとそのあとのオイル の注油まで含め3分で終わる内容です。


そしてリールのトラブルは色々ありますが釣具屋さんに以前聞いた際もやはりラインローラー部のトラブルは多いそうです。


なのでノウハウというほどでもないですが、リールのトラブルが自分は多いな、特にラインローラーの不調ってよく起こるなという方は是非今日の投稿を参考にしていただけると嬉しいです。


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