エアコンが普及したおかげで、私たちは真冬でも真夏でも家の中の温度を一定に保って、快適に過ごすことができます。
しかし、エアコンに頼りすぎる生活は、身体に本来備わっているコントロール機能を衰えさせることになります。
自律神経の働きの一つに、体温の調節があります。
暑いときには主に副交感神経が作用して発汗を促進し、寒いときには主に交感神経が働いて皮膚の血管を収縮させて、身体の熱を外に逃がさないように調節しています。
エアコンのついた部屋で長時間過ごしていると、そのような身体の機能がだんだん低下して、体温調節が上手にできなくなってしまいます。
人間の身体は一日24時間の自然のリズムに同調していますが、太陽と地球がつくり出しているもう一つのリズム、すなわち春夏秋冬の四季の変化に対応する力も備わっています。
エアコンに頼りすぎず、夏は思いっきり汗をかき、冬は寒さに対する抵抗力をつけることも、身体の機能を正常に保つためには必要です。
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