紅葉狩りin長瀞#3 -長瀞岩畳～自然の博物館編-

宝登山を下山した後は、しばしの休憩。

本来は少し遅めのお昼にする予定でしたが、
神社の黄金だんごが思いの他お腹にたまってしまって…笑

というわけで
うるし工房やましたさんのわらび餅をいただきました。

焼きプリンと迷いましたが、
折角だから和なものが食べたい（？）と思いわらび餅を選択。

つるんとした食感のわらび餅に
黒蜜ときなこが良く合っていてとても美味しかったです♪

こちらのお店では、他にもかき氷や窯焼きピザを取り扱っているそうで。
また長瀞に行く機会があればぜひそちらも頂いてみたいですね。

漆器のギャラリーも兼ねた、落ち着いた和の雰囲気の内装も素敵♪
見るだけでも楽しいギャラリー喫茶です。




まだまだ旅は続きます。

岩畳通りでちょいちょいつまみ食いしつつ、のんびり歩いていきます。

（写真は味噌こんにゃく）

そして一番の楽しみだった、長瀞岩畳に到着！

”絶景”という単語だけでは言い表せない迫力…！

綺麗なだけじゃない、大自然の神秘がそこにはありました。
どれほどの年月を経ればこんな地形ができるんだろう…。

長瀞岩畳の素晴らしいところは
何といってもこのゴツゴツした岩畳の上をそのまま歩けるところだと思います。
立入禁止になっている一部の場所以外は柵もほとんどありません。
歩きやすいスニーカーを履いて、端っこぎりぎりを歩いてみるのをオススメします。


岩畳を歩きながら、上長瀞駅方面を目指します。

ちょっと進んでは足を止めて、景色を眺めたり写真をパシャパシャ…
ひたすらこんな感じだったのでかなり時間がかかったんじゃないかと（笑）
マイペースな行動ができるのも一人旅ならではですね。

足を滑らせたら川底に真っ逆さまになりそうなドキドキ感も、また一興。

よく見ると小さな滝が。

岩畳の終着点。
水流の勢いに圧倒されます。

普段めったにできない体験ということもあり、
体感時間としてはあっという間だった岩畳歩きでした。

いつかライン下りも体験してみたいなあ…。


岩畳から少し遊歩道を歩くと、
月の石もみじ公園にたどり着きます。

名前の通り、鮮やかに赤く色付いたもみじがたくさん見られる公園です。

建造物と紅葉の対比が素敵な宝登山神社と、
見渡す限りどこまでも紅が広がる月の石もみじ公園。

どちらも甲乙つけがたい魅力があります。


そして周囲をウロウロしていると、気になる場所を発見。

こんなところに博物館が…！？

自称インドア派の私、
博物館という場所にはなぜか心惹かれるものを感じます。

というわけで埼玉県立自然の博物館に
ワクワクしながら突入してみました！

中に入ると、メガロドン（巨大ザメ）の模型と歯型がお出迎えしてくれます。

なぜ埼玉でメガロドン？なのかというと

長瀞を含む秩父盆地が、はるか大昔は海底にあったそうで。

メガロドンを含む当時の海洋生物の化石が、県内で多数発見されているそうです。

メガロドン以外にも、チチブクジラやパレオパラドキシア（言いづらい！）

などの太古の生物の化石が多数展示されていました。

秩父で採掘された貴重な鉱石や、地層に関する展示が特に充実しており、

地質学が好きな人にはたまらない博物館だと思いました。

長瀞岩畳は、私が思っていた以上に地質学的にスゴイ場所だったようです。

他にも植物コーナーや、県内の自然を再現した実物大のジオラマなど

内容はよりどりみどりです。

メガロドンの模型の近くには触れる剥製のコーナーもあります。

もふもふです。

今回はあえてあまり写真を載せませんでした。
ぜひ実際に見て、触って楽しんで欲しい場所です。

展示内容は充実していますが、コンパクトに纏まっているので
1時間くらいあれば全て見て周ることができます。
大人でも入館料が200円とお手頃なのも◎

親子連れはもちろん、大人が見ても十分楽しめるおすすめスポットです♪

紅葉狩りin長瀞#2 -宝登山散策編-

宝登山神社を出た後は

ロープウェイ乗り場へ向かう上り道をひたすら登っていきます。

道中で見つけた松ぼっくり♪


そして到着！宝登山ロープウェイ！

きっぷ売り場で往復券+頂上の動物園の入園券のセット券を購入。

宝登山は普通に登ると2時間ほどかかるそうですが、
ロープウェイを使えばなんと！山頂駅まで5分程度で到着します。
登山の装いでなくても、景色を楽しみながら簡単に山の上までいけるのがいいですね。


そんなわけであっという間に山頂へ。

すばらしい眺め♪


また、山頂駅の近くには素敵な庭園もありました。

こちらのガーデンスポットは、
なんと、四つ葉のクローバーが必ず見つかることで有名らしいです。
この日も小さなお子さんを連れた親御さん方が探しているのを多く見かけました。

時間の都合で私は見送りましたが、
ちいさな幸せを見つけたい方はぜひ訪れてみてください。


天気もよく、気持ちのいい秋の陽気の中、道を進んでいきます。

山頂駅から少し歩くと、宝登山神社奥宮の入り口があります。

急勾配な階段を登り、なんとか到着！

インドア派アラサーにはキツイ運動でした…笑

山林の中にひっそりと存在する小さな奥宮は、

豪奢な本殿とはまた違った趣がありますね。

境内には小さな売店と休憩スペースが設けられており、

数人の登山客の方が焚き火の前で暖をとりながら一息ついている様子でした。

さらに上の頂上へ向かう山道もありましたが、さすがに断念。
元気に上へ向かっていくご年配のグループを尻目に、奥宮を後にします。


道をずーっとまっすぐに進んでいくと、
最終的に宝登山小動物公園にたどり着きます。

ローカル感溢れる入り口。
幼い頃、親に動物園に連れて行ってもらった記憶を思い出して
どこか懐かしい気持ちになります。

入り口ではクマの剥製のオブジェがお出迎え。

ロープウェイで購入したセット券を見せ、いざ入園！

入場すると、真っ先に仔ヤギやウサギのいるエリアが目に入ります。

入ってすぐのところで餌が100円で売られているので
動物たちに餌やりすることもできます。

童謡でおなじみの白ヤギさん黒ヤギさん。

白ヤギは餌の人参を見せるとすぐに駆け寄ってきてくれましたが、
黒ヤギの子は人間を怖がっているのか、こちらを遠巻きに見るばかりです。

そ、そんなに怖がらなくても…。

仕方ないので人参をいくつか黒ヤギのいる方へ投げ入れてから、
他の動物達がいるエリアへ向かいました。

園内をぶらついていると、放し飼いされている羊の親子に遭遇。
間近で見たリアルなウールはとってもモコモコ♪


宝登山小動物公園の目玉といえば、やはりサル園。

あいにく、私のスマホカメラではあまり上手く写せませんでしたが…。

子連れの親子ザルもいれば、毛づくろいしあいっこするサルあり。
はたまた餌をめぐって喧嘩するサルたちもちらほら…。

たくさんのサルたちが繰り広げる人間模様ならぬサル模様は圧巻の一言。
それぞれのサルが思い思いの行動をしている様が、見ていて飽きません。
特に子ザルの愛らしさといったら…！

100円玉が足りずにサル用の餌が買えなかったのが残念でなりません。


他にもタヌキやミニブタ、リクガメや孔雀などの動物がいるようです。
鹿にも餌付けできるそうですが、今回は見れませんでした…残念！


小動物園ということもあり、ぱっと目を引く人気の大型獣は一切いませんが、
動物たちとの距離が近く、気軽に餌やりを楽しむことが出来ました。
親子連れの方にオススメのスポットです♪

ただ園内には高低差があり、道もあまり整備されておらず結構歩きづらいです。
スニーカーなどの歩きやすい靴でお越しくださいな。

紅葉狩りin長瀞#1 -宝登山神社編-

都会の喧騒から離れた場所で紅葉を見たい。

でも山登りは面倒くさい。

そうだ、長瀞へ行こう！

というわけで11月某日。
埼玉県秩父郡に位置する長瀞町を訪れました。

絶景スポットとして有名な長瀞岩畳と、
岩畳の景色を楽しみながら川下りを体験できる
荒川ライン下りなどで有名な観光地ですね。

レトロな駅舎とポストが素敵な長瀞駅。

長瀞駅と通じている路線はローカル線である秩父鉄道のみ。
Suicaなどの電子マネーは使用不可なので注意。
たまには券売機で切符を買ってみるのも乙なものです。



長瀞駅を出てまずは、宝登山方面へ向かいます。

駅から10分ほど歩いて、宝登山神社に到着！

白地に金装飾のコントラストが素敵な鳥居。

重厚な佇まいの社殿に、白い柱と豪奢な彫刻がよく映えています。
隣のおみくじ屋もまたいい味出してますね。

参拝を済ませた後は境内をウロウロして紅葉を満喫しました。

午前中なので人もあまり多くなく、ゆっくり散策できました。

宝登山神社ではたくさんの神様が祀られており、
境内のいたるところに小さな社があります。
また、神社の御由緒に関する興味深い逸話を読むこともできます。

宝登山神社にお越しの際は、山の清浄な空気を堪能しながら
ぜひ隅々まで見て回ってみてください♪


最後に、入り口近くの茶店で腹ごしらえ。
このお店の名物らしい黄金だんごを300円で購入。

で、デカイ…！

串を持つだけで、お団子とは思えないずっしりとした重量感を感じます。

甘めの味噌ダレがもちもちのお団子によく合っていて、とても美味しかったです。
腹持ちするので、軽いランチ代わりに丁度いいかもしれません。


神社でゆっくりした後は、ロープウェイで宝登山山頂を目指します。