最近、コロナウイルス対策として、
営業時間を短縮する店が増えています。
今日も郵便局に行ったところ、
ゆうゆう窓口の営業時間短縮の貼り紙がありました。
でも、これってコロナウイルスの感染を
抑える効果があるのでしょうか?
私はちょっと疑問に思っています。
例えば郵便局の場合、
営業時間を短縮したとしても、
手紙を出したり、振込をしたりする人の数は
あまり変わらないでしょうから、
来店する人の数はほとんど変わらないでしょう。
ですから営業時間を短縮すれば、
それだけ営業時間内の人の密度が高まることになります。
コロナウイルスは麻疹やインフルエンザに比べて感染力は弱く、
3密を防げばそれほど感染のリスクは高くないと言われています。
だとしたら、人が密にならない状態での営業は
それほど感染のリスクが高くないと言えるでしょう。
だとしたら、営業時間を短くしてもあまり意味はありません。
逆にそのことによって人の密度が高まれば、
感染のリスクが高くなるのではないでしょうか。
実際コロナの第1波のときも、
ショッピングセンターなどの
営業時間短縮や営業自粛が相次ぎました。
ところがそれで、営業終了時刻間際に
店が混むようになったり、
近くの商店街に人が集中したりといった
弊害もありました。
コロナウイルスの対策をするのであれば、
できるだけ悪影響が少なくて、
効果が高い策を取るべきでしょう。
その辺の検証はしっかりやってほしいと思います。