このブログでも何度か書いていますが、
最近は最初から公立高校ではなく、
私立高校を選ぶ生徒が増えています。
ただ、「なんとなくそんな気する」ということだけでは、
根拠として余りにも弱すぎます。
そこでここ6年の中学卒業予定者数と、
予備調査における志願者数を一覧にしてみました。
もちろん志願しない人全員が
私立高校第一志望というわけではありません。
ただ、高校進学率が限りなく100%に近い現状から考えれば、
ほぼイコールだと考えて良いでしょう。
一覧表はこちらです。
見ればわかる通り、
志願者以外の割合は、毎年1~2%ずつ増えています。
なにしろ中学卒業予定者は減っているのに、
志願者以外の数は毎年増えているのですから。
一番増えたのは2020年度入試、つまり昨年で、
ちょうど2%増えています。
高校無償化の影響だと思われますが、
それ以外の年も増えていますので、
高校無償化とは違う理由も大きいのでしょう。
このままのペースでいくと、
来年度は30%の大台に乗るかもしれません。