桐箪笥じゃなくても大丈夫!上手な着物の保管方法とは?

桐箪笥着物の収納

あなたは着物の収納をどのようにしていますか?

昔から、桐の箪笥が一番いいって聞きますよね。

桐箪笥が選ばれる理由は

・桐は湿気を寄せ付けない
・密封性があり、火事の時も火が回らいにくい

などがあります。

でも、桐の箪笥って、見た目は素敵なんだけど、
結構お値段がはりますよね~(^-^;

置く場所もないし、お値段も高いしって思うと、
なるべくプラスチックの収納ケースで済ませてしまいたい!って思いませんか?

でも、安心してください!

現在の住宅は、特にマンションなどは気密性も高くエアコンがあるので、湿度や温度を一年を通して一定に保つことができています。

なので、桐箪笥でなくても、プラケース収納で十分に対応できますよ♪

ただ、基本的なお手入れをしなくてはいけないので、着物収納と保管のポイントをお伝えしていきたいと思います(^-^)

着物収納に使っているプラケースをご紹介します!

着物収納ケースFits

上の写真は私が実際に使っている、着物収納用のプラケースです。

サイズは、縦23㎝、横39㎝、奥行74㎝で、
奥行74㎝は押し入れにちょうど収まるサイズです。

横幅39㎝も、たとう紙がすっぽりと収まるサイズ(奥行に関しては4つ折り
サイズ)だったので、着物収納にはちょうどいいサイズですよ(^-^)

この押し入れは、リビングとつながった和室の押し入れなんですが、

リビングとこの和室は、一年を通して気温や湿度の変化が一番一定しているということで、着物の収納をきめました。

夏はエアコンを入れるし、窓をあけて風通しを良くしたり、
一日のうち一番長くいるこの部屋は、衣類の保管場所としてもいいんですね(^-^)

私がこのFitsを選んだ理由は、積み重ねて使う時に、フレームが頑丈なところです。
安いものはすぐにたわんでしまって開閉がスムーズにできなくなるので、やっぱり丈夫なほうがいいですよね。

もう7年ほど使っていますが、劣化もなく、使い勝手がいいですよ。

⇒ Fitsプラケースの詳細ページ

着物収納の時に気をつける4つのポイント

着物を収納する時に気をつけるポイントを4つお伝えしていきます。

1. 着物を着た後は着物ハンガーにかけて一晩干す

着物の干し方

着物を着た後は、汗で湿気を吸っていたりします。
また、埃をかぶってたりもするので、固く絞った清潔な布で汚れの気になるところを少しぬぐってから、着物用ハンガーで必ず干しましょう。

洋服と着物では裁断が全然ちがうので、やはり着物用のハンガーが型崩れしにくいし、使い勝手も抜群です。

着物ハンガー

⇒ 着物ハンガー詳細ページ

1本800円前後で売ってます♪
着物用と、帯用で2本あると便利ですよ。

2. たとう紙に収納する

たとう紙は、着物収納するときに包むものです。
しっかりした紙でできています。

大きさは2種類あって、着物用サイズ、帯用サイズがあります。

私はプラケースに収納しているのもあり、自分で購入しているのは帯サイズのほうです。

このサイズだと、折りたたまなくてもケースに収納できるからお気に入りです。

窓があるタイプだと、どんな模様の着物かわかるので便利ですよ♪

⇒ たとう紙の詳細ページ

3. 防虫剤を入れる

訪問着などの上等な着物や華やかな帯は、そんなに頻繁には着ないので
やっぱり防虫剤も入れておきたいですね。

この時気を付けるのは、必ず一種類に統一するということです。
成分が混ざると危険なものもあるので、違う商品のあまりものと一緒に収納するのはやめましょう。

着物用のおすすめ防虫剤

防虫、防カビ、調湿とオールマイティな「そうびデラックス」

そうびデラックス 防虫 防カビ 調湿 きもの保存剤

着物の防虫剤で一番有名なのがこの「そうびデラックス」ではないでしょうか。

愛用されるその特徴はというと、

・無臭
・防虫だけでなく防カビもしてくれる
・ネットで購入すると安価

と、とても優秀ですよね(^-^)

もちろん着物だけではなく、他の衣料にも使えるので、毛皮やバッグなど、たまにしか使わない高級なものの保管にも役立ちますよ!

⇒ 着物防虫防カビ「そうび」の詳細ページ

着物と帯を一緒に保存できる保管袋「キモノの休息」

キモノの休息 着物の収納袋

この商品は防虫剤ではなく、着物の収納袋です。
大切な着物や帯を守る専用の保管袋ということで、その特徴は、

・全面UV加工(なんと透明窓もUV加工)で紫外線をしっかりカット
・透明の窓付きで中身が見えて便利
・横口ジッパーで出し入れが楽ちん

備長炭配合の除湿シートがついているので、調湿と消臭ができ、
しかも、天日干しをすれば何度も繰り返しお使うことができるんです。

1枚のお値段はそこそこしますが、こうやって⇒ キモノの休息詳細ページ

聖香 (ひじりこう) 防虫 防湿効果のあるお香 乾燥剤

聖香 ひじりこう 防虫 防湿効果のあるお香

この聖香は天然の白檀を主原料に精製された、防湿・防虫の効能を持つとっても良い香りの衣装香です。

白檀(びゃくだん)の香りは、心を落ち着かせてくれる香りで、茶道でもお香として使われますし、
アロマテラピーでもサンダルウドの香りで有名ですね。

天然の木香を主原料として作られているので、科学成分の防虫剤より安心ですよね。

振ることで香りがしてきて、だいたいの使用期限は半年から1年です。

天然素材で防虫でき、アロマで癒されたいという人にピッタリな商品ですね。

⇒ 聖香 (ひじりこう)の詳細ページ

4. 高価な着物ほど床から遠い上段にしまう

着物の押し入れ収納ケースFitsケース

着物を収納するときのポイント、最後のポイントは
上のほうに上等な着物を収納するように気を配ることです。

理由は湿気は下にたまるという特性があるからです。

なので高価な訪問着などは上の棚に、小紋や普段着の綿の着物はその下に収納するといいですよ♪

着物をクリーニングに出すタイミング

着物丸洗い

今まで干してたたんで収納する問手順についてお話ししてきましたが、

数回着て、汗や汚れが気になる
目立つ汚れを付けてしまった

などがある場合は、洗いにだしましょう。

また、シーズンが終わってしまった着物で長い間収納することになりそうなら洗いに出しましょう。

例えば、夏物の絽の着物は7~8月までしか着れない着物なので、9月に入った時点で洗いに出すのがいいですね。

今はインターネットで洗いに出す手続きができるので、私もよく利用しています。

インターネットのショップで丸洗いを選択して購入手続きをし、
そのショップの手順通りに進めていきますが、

着物を梱包して送るだけで、約1~2か月後に綺麗に仕上がって戻ってきます。

わざわざ店舗に持ち込まなくていいので時間の短縮になりますし、
訪問着が丸洗い、1着3000円くらいからでできるので、とってもリーズナブルでお得ですよ♪

先日も洗いに出してた数回着た訪問着と、喪服が1か月強で返ってきました。
春は行事が多いからか、少し時間がかかったみたいです。

着物洗いネット注文

しっかりと段ボールで折れないようにして送られてきました。

着物洗いネット注文

写真付きで、中身も見てる窓付きのたとう紙に入って、きれいに上がってきました♪

どうですか?
綺麗に仕上がってきて、丁寧な梱包で戻ってくるので、安心して利用できます(^-^)

⇒ 着物の丸洗いの詳細ページへ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

着物の保管方法は昔ながらの桐の箪笥以外にもたくさんあるということがわかりましたね。

ご自分の住まいに合わせて、一番いい方法で収納してあげてください。

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