毎年、この時期になると
アルバムカフェで年賀状原稿を作るワークショップが開催されます。
私のところでも毎年開催しています。
アナログで手作り原稿を作り、それを１枚の原本とするやり方です。
作業する時間を１〜２時間取らなくてないけませんが、
今日はこのスタイルで年賀状を作るメリットを2点紹介します。
１）テンプレートの枠にとらわれずに済む
多種多様なデザインテンプレートがありますので、
好きなデザインを選んで、アプリ上で写真をはめこめば
そのまま注文できてしまいますが、
デザイン優先で選ぶと、使いたい写真がうまくハマらない！
ということが起きます。
写真自体の縦横比に加え、被写体の面積もあるところに、
テンプレートの縦横比は変えられないからです。
例えば、こちらのテンプレートで作りたいから
これを選んだとして（画面は富士フイルムの年賀状作成サイト）。
使いたい写真がこの2枚だとします。
はめこんでみます。
左の写真はなんとかギリギリ被写体がおさまりましたが、
若干腕は切れていますよね。
少し左右に余裕があったので、何とか入ったということです。
右の写真は、せっかくの全身写真がどうしても切れてしまいます。
縦長で最適な構図の写真ですから、
これを真四角の枠にはめようとすれば、当然切れてしまうわけです。
写真にあったテンプレートを選ぶというのが重要になります！
手作りコラージュの場合には、
自由レイアウトなので、こういったことが起こりません。
2）写真を何枚使っても基本料金が変わらない
テンプレートを利用する年賀状の場合、
そのテンプレートによって基本料金が違います。
デザインやキャラクター利用の有無などによっても違うのですが、
使う写真点数によって変わってくる場合があります。
写真１点よりも2点3点使うものの方が
基本料金が高めになっていることが多いです。
アルバムカフェ年賀状の場合は、
原稿の中に何枚写真を使っていても、
原稿１点が写真１枚としてのカウントになりますから、
自由にたくさん写真をレイアウトしたい場合には、お得です。
（ただし、スキャンが必要ですので、
お店によってはスキャニング代を請求される場合もあります。）
３）原本を家族アルバムとしてまとめられる！
手作りの良さはぬくもり感。
それが伝えたくてアルバムを手作りされる方もいらっしゃいます。
普段、なぁなかアルバムが作れなくても年に１枚、
この年賀状原稿を作り、それを綴じていけば、
毎年の変化もわかるし、ぎゅっと濃縮された家族史ができあがりますよ。
毎年写真で年賀状を作る良さというのが実感できます。
オマケ：フリーレイアウトはデザインソフトでも！
アルバムカフェ年賀状は
一旦写真をプリントして、それをコラージュして作りますので、
大体の場合、L版プリントを使って作ることになりますが、
Adobe イラストレーターなどのデザインソフトを使って
原稿を作る場合には、写真サイズを色々変更できるので便利です。
またアナログコラージュの場合、
ノリや台紙、ハサミなどの道具が必要になりますが、
それらも不要なのが、ソフトで作るメリットですね。
写真にの周りにアイテムを並べてそれを撮影して原稿にしたこともあります。
これも楽しいですが、
撮影技術が少し必要です↓
立体物だったので、影が出やすく苦労しました。
ご参考まで！
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