あ、野球の事は、私は全く判らないんですからね(ルールだって朧げですからww)今日はスポーツでは無くって事業の話ね。
紛らわしいタイトルではございますが、寛恕して押して。
まあ、元々は米国の2世議員を揶揄する言葉として、近年出現したアメリカ英語だったらしいですね「三塁で生まれただけの人々」って言葉は(born on third base)
『あの人たち、自分が三塁にいるから三塁打を打ったと思っているけれど、違うのよ、三塁で生まれただけなの』って意味らしいですけど。この三塁生まれの人たちって、一般の努力と才覚で成功を目論む新入社会人にとっては、けっこう目障りなのよねえ。
企業には、こんな人が良くいるんですよね。三塁生まれの創業者一族とか、二塁に天下りしてきた実力の不足している上司とかねww
こいつらの指示って、ほとんどの場合は経験不足での判断なんで、間違っている事が多いんですよね(個人的な体験談ですww)
なので、ベンチから出塁もしていないうちから見切りをつけて、別のゲームに参加しようと思って、不動産事業に参入する気持ちもよくわかりますww
まあ、一塁に出てから社会人としての信用を活かして起業するかたもいますよね。
でもね、不動産事業にも三塁生まれが多いのよ。一般には地主2代目とも呼ばれていますが。
この地主2代目って、一昔前は、新人不動産事業家が中古物件を仕入れる際の良いカモだったんですよね。事業経営の基本も知らないで、ただ親の不動産を受け継いだだけのバカ地主っていたもんね。それらを安く仕入れて、マトモな経営で優良収益物件に仕上げるだけで、儲かった不動産事業家も多かったはずです。
しかし、近年はバカ地主の存在は少なくなってますからね。不動産事業が片手間の資産運用では無く、歴とした事業として世間の認知を得たおかげで、真面目に事業に取り組む2世3世の地主の台頭が著しいですね。彼らは横暴な大地主(国家ですw)からの相続税対策まで考えて行動している経験豊富で怖いライバルです。
そして、貴重な存在の「バカ地主」なんかは、相続時に周辺の不動産屋さんが、あっというまに物件を買い占めて川上物件から、普通の収益物件に変換しちゃうからね。
では、徒手空拳でもって不動産事業という魔界に挑む新人事業家はどうすれば良いのか?って問題ですが、「うん頑張ってね」って言うしかないですねww
微かな勝機としては、自分の持てるスキルの最大活用しかないでしょうね。体力に自信のある方はD.I.Y.路線にいくとか。ええ、D.I.Y.で必要なのは持久性のある体力ですからね(実体験からの結論w)技術なんかは後天的に取得できますから。
経理に強い方なら借入金とか税金にも理解が深いんでしょうね(私は疎いから借金しないんだもんww)
あとは身近で馴染みのある土地の開発ですかね。私が運が良かったのは、東京生まれだった事でしょうか、なので東京の不動産事業で進めるべき場所に悩む事は無かったですからね。
自分のよく知った地域で事業を始めるだけで、もう一塁から走るようなもんです。表面利回りに惹かれて、全く土地鑑のない地方都市の収益物件を購入するなんてのは、不動産屋の良いカモにしかならないからね。
もう一つの強みは、企業に属しているって事ですね。最悪の場合でも給料が貰えるって大事な事ですからね(貰った経験がない私の僻みww)
うまく2足のわらじを履きこなせば、昨今は厳しくなった収益不動産業界でも、そこそこの成績は残せるんじゃないかと思いますよ。
って、企業に勤務した経験の無い私の意見なんて、たいした重みが無いので無視しても結構よ。
ここを押してって願いは、無視しちゃダメですからね。
三塁生まれじゃ無くても良いから、もう少し頭脳明晰に生まれたかった(贅沢なww)