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 蛇行型脱毛症、気の突き上げ云々と書いてきました。

気の突き上げっていったい何なんだろうか……。

と、思われた方もきっと多かったと思います。

本日はコレについて少々お話ししてみたいと思います。

『気』とは捕らえようのないものです。

過去記事『見えないけどある』では「口:クチ」を例に実体を無くすことで機能が手に入るみたいな事を書きました。

気も実体がありません。

でもそれなのに突き上げって何なんでしょうか。

少しでも理解しやすくするために、

実体の無いものは実体がないもので説明してみたいと思います。

何を例にあげるか。

それは『ユーレイ』です!

あの柳の下にいる(?!)幽霊です。

 

西洋ではよく知りませんが
この日本では少なくとも上記のような
お姿をされていると思います。
日本での幽霊(コレより以降は幽霊とは日本の幽霊を指します)の最大の特徴、
それは何と言っても足が無いこと。
何故こうなったのか歴史的なことは分かりませんが、
幽霊と言えば足がありませんね。
実はこれも気の突き上げ現象なんです(きっと)。
では何故足が無いのか検証していきましょう。
幽霊と言えばまず基本的には死んでいる方なので身体が有りません。
魂だとか霊だとか言いますが
実体である身体がないので
幽霊とは所謂「気」のたぐいだけで構成されているのだと推測されます。
そして生きている時はきっと足があったと思うのですが
幽霊になると足がなくなります。
つまりここでは気のたぐいとしている霊体が
下に無くて上にしか存在していないのです。
気が上に有って下に無い、
これがつまり私の言う「気の突き上げ」現象なのです。
そうして幽霊からもう少しわかることがありそうです。
幽霊と言えば「うらめしや~(古い?)」の台詞です。
実際にこう言うのかは分かりませんが
何となく恨み辛みを言うか、
無念の思いを伝えて来そうです。
何と言っても化けて出てくるくらいですから
きっと何かしらの不満が有るのでしょう。
恨み辛みや不満が有るとき、
あなたの脳はどんな状態ですか?
恐らくアレコレ嫌な事を考えまくって
脳がフル稼働しているのではないですか。
幽霊もそうだとしたらどうでしょう。
嫌なことや不満に思いを巡らしている時、
気の突き上げがおきているとは考えられないですか?
気の突き上げとは正に幽霊の様な気の分布なのだと考えています。
ではどんな時に脳がフル稼働になるか考えてみましょう。
まず先程も書いた不満、不安、怒り、恨み等が挙げられます。
何となくネガティブな思考ですね。
そしてこれらの思考に脳を占拠されている時、
手足は温かいですか?
否、きっとひんやりしているはずです。
併せて幽霊って温かいイメージですか、
それともヒンヤリと冷たいイメージですか。
きっと冷たい派が多いのではないでしょうか。
つまり手足が冷たくなるような思考や状況は
気の突き上げが生じて、
幽霊の様な気の分布に成っていると
言っても良いと思います。
 
なので、こと円形脱毛症については
このような状況は極力避けた方が良いのです。
と言っても誰も好き好んで頭の中を
ネガティブな思いで
満たすわけでは有りません。
「そうなってしまう」
「わかっちゃいるけど……」
と言うことでしょう。
特に症状の進行が深刻な場合等は無理からぬ事です。
私が今まで接してきた円形脱毛症の方々の思ってらっしゃる事で
特に多いのは今後の不安です。
症状がもっと進行したらどうしよう、
もう一生治らないのではないだろうか等です。
その気持ちはよく、よく、本当に
よくわかります。
なので考えるなとは言いません。
でも気付いて欲しいことが有ります。
それは不安の大半はまだおきていない事だという事です。
不確定な事柄に対してああだこうだと
悪い方に「仮定して」悩んでいるのです。
そこを知っておいていただきたいのです。
引き寄せの法則なる本が売れているようです。
私は読んでいないので
本の内容と全く違うかも知れません。
でも私が想像するには
本人が願う願わざるとに関わらず
強い思いは実現に向かうベクトルのような物が
存在するように思うのです。
これまた聞きかじりですが
心理学の中で
脳の中では非定型は通用しないとなっていたと思います。
どういう事かというと、
「こう成りませんように」は
「こう」の部分だけが記憶の印象に残るワケです。
「成らない」は何処かへ消えて無くなるわけです。
肯定否定に関わらず思った事柄が
その人の今後を左右する傾向があるようです。
と成ると症状が進行した状況に成りたくないと言う願いは、
「成りたくない」が切り捨てられ、
症状が進行した状況のみが脳に残り、
実現に向かう可能性を思います。
円形脱毛症とは症状が不安を呼び、
その不安が更なる悪化を招くと言う
悪循環のスパイラルが存在します。
世間ではよく「病と戦う」という言葉を耳にします。
円形脱毛症の場合はどうでしょう。
症状による辛い社会生活や
自分の容姿が変わっていく
絶望感的なもの等に耐え抜く事でしょうか。
 
私はそれだけではないと思います。
「戦う」とは能動的な言葉です。
「耐える」はどちらかというと受動的な言葉です。
円形脱毛症に対する能動的なアクションとは、
つまり円形脱毛症と戦うとは、
「不確定な未来に視点をフォーカスせず現状を視る努力」だと思います。
現状において髪の毛がある方なら
今有る髪の毛に感謝です。
毛という毛が無くなってしまった方なら
現状がどれだけ回復に近づいているか、
またはここからどう回復に近づけるか……等です。
これから先に起こるであろう
現実を知る事も大切ですが、
それだけで心を満たしてはいけないと考えます。
理想としては今後の事は
心の中の1割程度にしておきたいものです。
それ以外の症状に関することは現状だけが理想です。
 
『気の突き上げ』それ以外もありますが
まず第一に私があなたに伝えたい事を本日は書きました。
 
 
良い年をお迎え下さい。
 

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