こんにちは。

あおい堂鍼灸院の今泉です。

 

円形脱毛症はデタラメに出現するように思われがちですが

意外と規則性をもって出現するように私には思えます。

それはココの次はドコに……と言う順番ではなくて

違う人の頭なのに同じような場所に

同じような形で出現したりします。

または同じ人の頭の左右対称な場所に

同じような形で出現したりすることもあります。

 

このような場合はどうするか?

やはり先ずはその人の生活習慣や持病、

身体の特徴などを知ったうえで

どの様な気の偏りがあるか、

臓腑(ぞうふ:東洋医学上の内臓)の状態を

鑑みた上で初めて

初発の脱毛部位に関わる

経絡(けいらく:気の流れ道)や経穴(けいけつ:ツボ)に

原因となるものが無いかを探します。

次に西洋医学上の

筋肉のトリガーポイントとの関連を探り、

東洋・西洋の知識と今までの経験を織り交ぜて

総合的にその人ならではの治療点を探っていきます。

 

まぁここまではどのような円形脱毛症でもおこなう

ルーチンワークの様なものなのですが、

本日言いたかったことは

他の誰かの頭で見たような円形脱毛症、

同じ人の左右対称の円形脱毛症、

これらは同じようでも右に出現したものと

左に出現したものでは

意味合いが異なるという事なのです。

特に最初に出現したほうが右と左では

意味合いが少々異なります。

簡潔に言うと

概ね右の脱毛部は素直で、

概ね左の脱毛部は偏屈な傾向が強いと感じます。

本来は症状に素直も偏屈もあるわけではないのですが

施術の効果として順応してくれやすいのが

右側に発症した脱毛部です。

もちろん左側が治らないわけではありません。

ただ、左側に現れたものは感覚的な言葉ですが

癖が強いように感じられます。

例えば頭頂部の少し左側に初発の脱毛部が

表れたとします(ここは非常に多い)

残念ながら円形脱毛症発症がこの部分だけに

留まらなかった場合を想定してみます。

この頭頂部横、特に左側に発症した場合

次に脱毛部が表れるのは経験上

下の図の黄色い部分のどこかである場合が

多いように感じられます。

そして時が経過して2つ目以降に

現れた脱毛部が回復して治ったとしても

何故か1番最初に現れた脱毛部が

最後まで治りきらずに残っている場合が多いのです。

 

右側にはこのような現象が少ないのです。

左側の脱毛部について言うならば

逆にココが改善する動きを確認できれば

今後の展開が明るいものと言えるかもしれません。

 

本日の記事は左側に脱毛部が表れた方を

怖がらせるのが意図ではありません。

左側の脱毛部もきちんと髪が生えてきます。

しかし、円形脱毛症と闘われていて

左側だけ何故か治らないと悩まれている方に

円形脱毛症とはこのような特徴もあるのだ、

特別に異常な事が起きているわけではないと

知っていただきたく書いてみました。

参考にしてみてください!

 

 

此方も見てみてくださいウインク

円形脱毛症の事が詳しくまとめてあります。

灸院

 

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