バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

コロナ禍で日本の集団行動社会は変革できるのか  

2020-05-31 04:00:00 | 日本教から脱出するにはどうするのか
中国武漢から始まった新型コロナで世界中が目に見えない新型コロナに襲われ、

まさにパンデミック(世界的大流行)となってしまいました。

長い人類の歴史で、感染症のパンデミックは歴史を変えるほどの影響を及ぼしてきました。

日本も緊急事態宣言の全国的な公布で社会システムの大幅な大変革の時を迎えています。

私の身近なところでは、全国に200か所ある断食施設でトップクラスの「やすらぎの里」が、

ネットで断食指導を開始したことです。

この施設のようにネットワーク断食指導ができない施設は、淘汰されていくことは間違いありません。

断食施設に来てもらうビジネスから、

ネットで断食を指導するリモートファスティング時代の幕開けです。

また企業の多くがリモートワークで仕事がうまく回転していることを実証しています。

この結果、ベンチャー企業だけではなく、

成長企業がオフィスを東京で高額な家賃を支払うコストを止めて、

自宅で仕事をしてもらうことに大きくシフトしてきたことです。

つまり箱物社会からソフト重視の社会に大変革をしていくという時代が来たのです。

また、コロナ禍でキリスト教会の礼拝は三密防止のためにできなくなり、

リモート礼拝をする時代に突入しました。

人と人をつなぐのがリモートネットワークになる幕開けをコロナ禍はもたらしたのです。

しかし、日本はこのようなネットを駆使する世界の流れからかなり遅れていることも露呈してきました。

隣国の韓国やコロナ禍発祥の地、中国では、

企業や学校の90%以上がリモートワーク、リモート授業であったにもかかわらず、

何と日本は25%だということが分かりました。

日本は会社に出社する、会社で会議する、会社員同士で飲む、会話をする、交わるという

人間同士の接触仕事に縛られています。

しかし、新型コロナ対策は、

決定的に効果のあるワクチンが出ない限り、

3密「密閉、密集、密接」を避けていくしかないわけですから、

仕事はリモートワークにならざるを得ないのです。

しかし、日本ではなぜ韓国や中国のような仕事や授業に対応できなかったのでしょうか。

その原因を探っていくとまさに日本教がクローズアップしてきます。

テレビドラマ「下町ロケット」で映し出されたのは、

大企業の驚くべき大部屋のオフィス光景でした。

それが日本の常識だからです。

しかし、アメリカの保険会社に35年前に訪ねた時、

そのような大部屋は、どこにも存在していませんでした。

オフィスは個室で、出勤も自由で、デスクの前には家族の写真が置かれ、

仕事もすでにネットの利用がなされていました。

日本では寄らば大樹の陰で、集合することこそが

会社や学校なのですが、それが日本教なのです。

ですからアメリカから35年どころか50年以上も引き離されているのです。

日本は今回のコロナ禍で大変革できるでしょうか。

妨げているのは日本教であるならば、

韓国、中国にさえも追い付くのはかなり難しいように思えます。

これを変革できるのは、若者たちのパワーです。

江戸300年を叩き壊した維新革命は若者たちの力でした。

若者たちよ、アフターコロナで日本を変革せよ!
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