泣き疲れて眠るきみの横顔
何度も見つめてきたけれど
今夜が最後
グッバイ マイ・レディー
求め合って抱きしめあっても
離れた瞬間からズレていくふたり
永遠に抱き合っては生きられないから
ここが潮時
いつもの様に髪を撫でたい衝動をおさえて
静かにこの部屋にさよなら
もう泣かなくていいよ
俺のために
ベッドサイドに置かれたピアス
片方だけポケットにいれて
お守りにさせておくれ
きっときみは泣くね
そして必ず俺も泣くんだ
それでも
埋められない隙間で
背中合わせで泣くよりは
きっと明日が見えてくるはず
グッバイ マイ・レディー