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誰もが病む時代、そして病気になると皆必死に治そうとあらゆる方法を模索しながら、情報を集めたり、藁にもすがる思いで病気を治そうと病院に行き、他にも様々な治療したり、サプリメントや良いというものは色々やってみる方も多いと思います。

わたしもOCDと鬱になりそのうちの１人でした。
他の病の方々はそれぞれの方法や病院のみで治療してる方もいますが、OCDに関してですと「治そうとする病」が強い強迫観念なので治すことだけが人生の大半で堂々巡りしてるうちに何年も過ぎ去ります。

「治ってから～しよう」
「治ってからやりたいことをやろう」
と私も強迫観念のトリックというか、治ってない自分は自信がないから動けない時期もありました

そして治すことが人生の目的みたいな強い強迫観念にひたすら追われて結局病院だけでなく色んな代替療法もして何年も過ぎ去りました。

治った人の本やブログを何度も読んではヒントや参考になるものを取り入れ試行錯誤してほぼOCD関連の本は全て持ってるのでは？というくらい海外の日本語訳の本も読みなんとか強迫観念、症状から打破したいとそればかり考えてた時期もありました。

そこがトリックというかなんというのか、治そうとするのはどんな病でも当たり前の気持ちです
ただ、強迫に関しては治そうとするのが人生の目的みたいになって、克服という言葉や治ったという言葉に振り回されてしまいます。

様々な本を読むことは知識となり、強迫を良くする上では参考にもなりました。
本やOCD専門医などの知識は参考にし、日常の中に取り入れ強迫観念沸いたらこれは疑念って本に書いてあったな、これ以上進むと症状に時間かかるからやめようと徐々に手洗い行為を減らしていかないと増えたらその分次は更に症状増えるのでどこかでとてもきついですが歯止めはかけないといけません。

そのきつさに耐えられずまた振り回されてしまうのですが、その時こそ先日の記事の「負けてたまるものか」と「一生このままではいたくない」を頭の中で言い聞かせ症状を止めたり、または外出中は浮かんでも壮絶な辛さですが、無視してきました。

そこはなった人にしかわからない想像を絶するきつさと死の恐怖ほどに簡単なことではないです
悪くなるのは早いのに良くなるのは(症状を止める行為)凄い緊張とパニック、気持ち悪さは伴います。

治るという感覚というのは完治であって、強迫になった場合は克服とか治るという表現ではないような気がします。

良くなって何年という方達に何人か実際お会いして、お話するとグレーゾーンになった、日常生活が強迫観念に振り回されて症状から脱出し仕事できるようになったということでした。

人間だから不潔観念が消えるというのはないでしょう。
それが過度になるのが、強迫観念で私も強迫や鬱がダブルの時は対人恐怖も酷い時もありましたが
スーパーのレジの人さえ怖いとかあり、ひきこもりの時期もありましたが、今はないです。

外出したり、仕事帰り食料品買ってると人に対して慣れというのがうまれます。
けれど、例えばみんなの前で自己紹介するとか、初めての人に会うとかで全く緊張や対人恐怖がないなんてことはなく、人として感情がある以上、緊張や慣れてない人だと多少対人恐怖があるのが人間です。

むしろそれが全くなくなる、例えば全く不潔な感覚がないとか、全く初対面の人でも対人緊張ない方がどうなんでしょうか？

例えば、営業する方々も初対面の人に全く対人緊張ないなんてことはあり得ないと思います。
毎日営業で多くの人に接していれば人に会うのに慣れているというのはあると思いますが、多少緊張があるのが人間です。

それが過度になってるのが、OCDであって、対人恐怖であります。
あまり克服したとか、治ったという言葉や情報に右往左往せずに「慣れていく感覚」曝露療法であっても悪化の時に恐怖突破を無理すると私の場合は更に悪化したので、慣れの感覚と不潔感覚がまぁいいか、これ以上手洗い、確認すると面倒だなが続くことが、人に慣れ、不潔感覚も全くなくなる訳でもなく(全く不潔感覚ないのは逆に問題かなと)ちょっと気になるけど観念無視と次の行動に移す、治るというかそうゆう感覚になれた時には強迫観念に振り回されてないということで、あとは外出したり、仕事したりの「慣れ」に近づくのが世間で言われている治った、良くなったという感覚なのではと個人的に思います。

人それぞれ良くなるきっかけ、感覚や過程ありますから参考程度に何かしら感じとって頂ければと思います。

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