テン・ケイト + ヤマハ + ロリス・バズは勝てるトリオだ!!


相変わらず新型コロナウイルスの影響で、再開の目処がたってないWSBK(スーパーバイク世界選手権)ですが、ロリス・バズが現在の休戦期間のトレーニングと初戦の振り返りに加え、今後のチャンピオンシップについて語っています。
今日は、ロリス・バズが語った内容を紹介したいと思います。





以下、WSBK公式HPより


ロリス・バズのコメント

「新型コロナウイルスにおける世の中の事態が悪いという事実に、私達はできる限り対処しています。

この問題は、あなたが影響を受けているかどうかに関わらず、深刻な問題です。
幸運にも私は元気で、周りの人たちも元気です。
最も困難なことはモチベーションを維持し、作業を続けることです。
私たちは今シーズンに向けてオフシーズンをを過ごしてきました。

私はこの機会を利用して体調を改善しています。
現時点では中止されるレースはなく、延期されるだけです。
私たちが多くのレースで戦え、良いチャンピオンシップになる事を期待しています。
しかし、このスポーツの開催を続けるよりも、大事なことがあります。
多くの人々が私たちよりも多大な影響を受けています。
私たちは身の回りの状況を視野に入れて生活しなければなりません。

私は家で多くの有酸素運動と筋力トレーニングを行っています。
外に出られなくても、冬季に行っていたように次戦に向けて準備を続けています。


開幕戦の週末は混戦でした。
レース内容は非常に良い事と捉えられますが、もう一方では、獲得ポイント数に対してイライラしています。
もっと多くポイントを獲得できたかもしれません。

しかし、私たちは本当に不運でした。
私はこれを言いたくありませんが、オーストラリアでは不運な事に2度も押し出されました・・・

昨シーズンは、レースを行う準備とバイクへの経験が不足していると言い続けました。
しかし、この冬 私たちは強力なテストプログラムを実行することができ、勝利を目指して戦う準備ができました。

オーストラリアでは、私達の存在感を示したと思います。
テン・ケイト+ヤマハ+ロリス・バズは勝てるトリオです。

私たちは開幕戦の全てのレースで前方にいましたが、これらの事はこれからも起こるし、プレシーズンで私たちが行った仕事にとても満足しています。

私たちはプライベートチームですが、ファクトリーチームに勝つためのレベルを持っています。



当初予定されていたヘレスROUNDで2020バージョンのエンジンを搭載する予定でした。全てが上手くいけば、次のラウンドで新しいエンジンを積めるでしょう。
残念なことに、ロックダウンと輸送の問題があるため状況がどうなるか解りません。

もう少し最高速とピークパワーが上がる事を期待しています。
それが今の私たちがロスしているところです。

フィリップアイランドでのレース2でそれを実感しました。
ストレートで追い抜かれ、レースをリードするのは大変でした。
だからこそ私は前に留まり、後ろのグループが追いつかないように最善を尽くしました。

2020年型のエンジンは少し良くなっていると思います。
2020年型のマシンには、他に多くの利点があります。
MotoGPマシンと同様にバイクは非常に滑らかで、最大リーンアングルでもパワーを発揮できます。

最新のフェアリングには空力面でも進化があり、背の高いライダーにも効果的です。
ウイリーに関しても、新しいフェアリングはバイクをより安定させます。
しかし、まだやれる事があると思います。
私はファクトリーチームではありませんが、ヤマハの開発に携わっています。
空力学はまだ完全な物ではありませんが、トプラック、マイケル、私のような背の高いライダーを助けるためにもっと良くなると思います。
バイクは全体的に良くなっているので、一年を通して改善できると思います。」


とのコメントがロリス・バズより発表されています。
何か久々に調子のいいバズのコメントを読んで、「あぁ~そうそう。バズって結構口が達者な方だったなぁ~。(サイクスと喧嘩別れするくらい) バズのこういうコメント懐かしいなぁ~。」といった気分になりました。

とは言え、確かにバズはオフシーズンテストから好調事に加え、バズは何だかんだでカワサキ時代にZX-10Rに適応していましたし、今シーズンカワサキから移籍してきたトプラック・ラズガトリオグルもいきなり勝利しているので、表彰台に上る可能性は十分あると私は思っています。

バズの好調は、フィリップアイランド以外でも見られるのでしょうか!?
開幕明けのバズの走りにも要注目です!!




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