見出し画像

【現代思想とジャーナリスト精神】

 【日本歳時記2019・1・19】~TBS報道特集~ 櫻井 智志

総論:安倍政治に立ち上がる市民連合と立憲野党の共闘

安倍政権のここ最近の行政は、国民に無力感を与え、ファシズムを一気に蔓延させたナチス・ヒットラーの手法を用いているのだろうか。片山さつき大臣や桜田義孝大臣が大臣の資質を強く疑われる問題であれほど連日国会を騒がせたのも、モリカケ問題からの視点ずらしのフェイクか?いずれ時間の経過で真相は暴露されるだろう。安倍政権は既に国政統治の正統性において「失格」であると言わざるを得まい。

神奈川県の市民連合と立憲主義の各野党が立ち上がった。「沖縄に続け!市民と野党はひとつ!神奈川の選挙を盛り上げよう!」の集いは、神奈川全県下から参加した人々で横浜市・関内ホール大ホールを埋め尽くした。どの野党も市民も燃えていた。講演の自由党幹事長参議院議員森ゆうこさんは厚生省の勤労不正統計と関連して、驚くべき実態を訴えた。政治の道義と倫理の自覚がなければ、長く続く官公庁も政権閣僚も腐敗する。知る権利と暴政にノーと意思表示する義務を、国民は自ら実行する時宜を迎えている。


特集➀:厚労省不正統計の裏側 

あきらかになったのは、厚労省の不正統計だけ、ではない。防衛省の官報、文科省、経産省と、続出している。ここまで来ると、安倍総理の森友・加計事件の文書改竄が象徴的な原点とわかる。もはや安倍総理罷免の国民的規模の運動の時だろう。国民も舐められきったものだ。中国、イギリス、フランス、アメリカの反専制権力の国民運動に学ぶことが求められている。


特集②:依存症としてのインターネット・ゲーム障害対策は政府と国民の急務

ゲーム障害とは、ゲーム依存症でもある。パソコン普及に伴って、インターネット依存のすそ野は広がっている。言語中枢とは別に、刺激と反応の感情の高揚と脳内での異常が強まる。番組中で独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター」のネット依存外来の専門医の具体的で対策のわかりやすく的確なアドバイスをうかがい共感と納得をすることができた。文科省が推奨するパソコンによるメデイア・リテラシー教育について、多角的な視野からの弊害分析と対策具現化も急務であろう。パソコン教育を否定するわけではない。それ自体がインターネットゲームやスマホによる常時ゲーム熱中に波及しているなら、韓国政府が日本よりも早く社会的問題化したゲーム障害にいち早く対策を実行したことに、日本も学ぶべきだ。

また、パソコン画面への俊敏な反射神経の速度を競う「eスポーツ」という競技がスポーツとしてオリンピック書目の遡上に現実的な検討も進んでいる。スポーツなのか?私はゲーム障害と極めて接近していることに危惧を覚えるのだが・・

学校教育は、大脳の働きとしくみと教育活動について、臨床教育学や児童心理学と精神医学の境界領域として、もっと研究と実践導入とをめざすべきだ。「インターネット依存への医学的対応を実践中の韓国にまなべ」という趣旨の報道を見て、強く感じた。



ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治・文化・社会評論」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事