2020年第10週である3/13(金)の日経平均終値は前日比1,128円安、前週比3,318円安の17,431円でした。

ちょっと信じられないくらいの大暴落となりました。
新型コロナウイルス感染拡大はイタリアなど欧州で深刻化していますが、
株式市場はもうパニック状態です。

世界の主要中央銀行は市場へ十分な資金供給を行うメッセージを出していますが
しばらくはどこまで株価が下がるのか全くわかりません。

2020年はこのまま株価が低迷する可能性もあり、
もう割り切って仕込みの年と位置付けた方がよいかもしれません。

ちなみに、3月第1週の投資部門別売買動向は、海外投資家が現物先物合算で
2週連続で1兆円以上を売り越す一方で、個人投資家と自社株買いが買い向かう、
という展開でした。
年金基金の売買動向を映すと言われる信託銀行は現物でも買い越し、
自社株買いが中心と見られる事業法人は10週連続で買い越し、となりました。

また、3/6の信用評価損益率は「-20.39%」でした。

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 (出典: 株探)

3/13(金)の市場概況です。

日経225平均 17,431円 (前週比▼3,318円)
日経225先物 17,920円 (前週比▼2,400円)
TOPIX 1,261 (前週比▼210)
JASDAQ平均 2,783 (前週比▼529)
マザーズ指数 565 (前週比▼151)
騰落レシオ 43.3% (前週比▼14.8%)
売買代金 約4.89兆円

日本株は日経平均(現物・先物)、TOPIX、JASDAQ、マザーズ全て大幅下落しました

NYダウ 23,185ドル (前週比▼2,679ドル)
NASDAQ 7,874 (前週比▼701)
VIX指数 57.8 (前週比+15.9)
米国長期金利(10年国債) 0.98% (前週比+0.21%)

米国株もNYダウ、NASDAQともに大幅下落しました。
VIX指数はさらに上昇しています。

1USD = ¥108.0 (前週比+2.6円/$)
1EUR = ¥119.9 (前週比+1.0円/€)
1HKD = ¥13.9 (前週比+0.4円/HKD)
1AUD = ¥66.8 (前週比▼3.2円/AUD)

米ドル、ユーロ、香港ドルは円安方向に動き、
豪ドルは3円以上の円高となりました。

私の株資産は前週末比で15.9%減でした。
日経平均は16.0%減でしたので、パフォーマンス比較では微妙な「勝ち」でした。
今年の対戦成績は4勝5敗1分けとなりました。

3月第3週の重要イベントです。

3/16(月):
🇯🇵1月機械受注統計
🇨🇳2月小売売上高・鉱工業生産・新築住宅価格動向・固定資産・不動産投資
🇺🇸3月NY連銀製造業景況指数
🇪🇺ユーログループ(非公式ユーロ圏財務相会合)
3/17(火) :
🇯🇵2月マンション市場動向調査、1月鉱工業生産・設備稼働率
🇺🇸2月小売売上高・鉱工業生産・設備稼働率、1月企業在庫、民主党が4州で大統領予備選
🇪🇺1月建設支出、経済・財務相(ECOFIN)理事会、3月ZEW景況感調査
3/18(水):
🇯🇵2月貿易統計・訪日外客数、パルコ上場廃止
🇺🇸FOMCが政策金利発表、パウエルFRB議長会見、2月住宅着工件数
🇪🇺1月貿易収支、2月消費者物価指数
3/19(木):
🇯🇵日銀が政策金利発表、黒田日銀総裁会見、2月全国消費者物価指数、1月全産業活動指数
🇺🇸10-12月経常収支、2月景気先行総合指数、3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
3/20(金):
🇯🇵休場(春分の日)、聖火到着式
🇨🇳人民銀が3月の最優遇貸出金利発表
🇺🇸2月中古住宅販売件数
🇪🇺1月経常収支

注目ポイントは、米FOMC、日銀会合、新型コロナウイルス対応などです。

どこまで下落が続くのか、先の見通しが全く立たない状況が続きますが、
普段は高くて手が出ない銘柄もかなり下落していますので、それらを拾いつつ
引き続きマイペースにやっていきたいと思います。


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