全日本2019FS⑧(ニュース他)・メダリスト会見①どうしても言いたいことがある | お日様と月の舟☆宇野昌磨選手応援ブログ

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前記事からの流れだと、この記事の最後に貼ったFS動画ニュースが先なんですが、なるべく切り貼りされてない羽生さん昌磨さんの言葉を先に読んで頂いておいた方が良いと思うので、こちら↓を先に

 

コメント部分抜粋

フリーの演技を終えた宇野は次のように語った

「今日のフリーでよかったのは、失敗してもミスと思わず、演技に集中できたことと、ミスを最小限に抑えられたことです。今シーズンはいままでで一番つらいシーズンだったんですが、それを経験した中でうれしい結果が出たので、スケートをあきらめなくてよかったです」

 

「全日本選手権までに時間があったので、たくさん練習してきたんですけど、体力が足りなくなってしまって、最後のアクセルであきらめながらも、フリップをつけなきゃと思ってシングルフリップをつけました。失敗も楽しむことができ、成功も楽しむことができた。本当に今シーズンはつらいと思う時間が例年よりも多かったので、久々に楽しむ練習、楽しめた試合ができました。演技はベストではなかったですけど、最後まで自分の演技を貫けた達成感というのはあります」

 

 

島田高志郎の専属コーチであり、日本でのアイスショーにも頻繁に出演している日本通のランビエールコーチは、「自らが求めていたコーチ像にぴったりだった」と言う。

 

「フランス大会が終わってから、そこで気持ちを切り替えられた。あのときのボロボロの試合が終わった時点で、そのときに自分が勝手に背負ったもの(『強くならなくてはいけない』『勝たなければいけない』という気持ち)を下ろしたというか。いま振り返ると、フランス大会が”あって一番よかった試合”でした。それがあったからこそ、この場所(全日本優勝)にいられると思っています。
 ステファンコーチのところで練習することになって、またスケートが楽しいと気づかせてくれたし、スケートを楽しみたいと思うようになりました」

 

表彰台の真ん中に立った宇野は、神妙な面持ちで表情は硬く、ちょっと気恥ずかしそうでもあった。それは右隣りに、その背中を追いかけ続けてきた偉大な先輩がいたからかもしれない。メダリスト会見では「どうしても言いたいことがある」と、自らマイクを請い、こう切り出した。

「羽生選手がいない中で全日本選手権に3度優勝したんですけど、僕も、正直日本の誰も、僕が日本一に3度なったことは気づいていなくて、日本のスケートのレベルが高い中で優勝できたことは本当にうれしいことではあるんですけど、やはり僕の中でも、日本中のみなさんにも、『日本で一番うまいのはゆづくんだ』というのがあると思います。
 自分のスケート人生の目標として、一番はオリンピックだと皆さんは思っているかと思うんですけど、僕はそれ以上に、羽生選手にいつか同じ立場で戦って勝ってみたいという目標があった。それだけ僕にとって(羽生は)大きな特別な存在で、今回の結果は、偶然のところがたくさんあると思いますけど、今シーズン調子が悪かった中で、スケートを辞めずにやってこられて、いい結果を出せて本当にうれしかったです」

 

 

是非是非全文を 必読です

抜粋

「僕は、いろいろなアスリートの考えを見た上で、『自分らしくあればいい』と思いながらも、『アスリートというものはもっと強くなければいけない』と強く思っている時期もあった。去年なんかは本当にそうで『もっと強くなりたい』と思っていた。そう思った原因は、オリンピックで自分が思った以上の結果を出したことによって、自分へのプレッシャーを自分で大きくしてしまったこと。いろいろ長くなりましたけれども、僕はやはりこういった気持ちで試合に臨んだ方が『スケートをやっていて楽しいな』と思える時間が多い。アスリートとしての自覚がないと言われるかもしれませんけど、僕は今後もこんな感じでいきたいなと思っています」

 

(中略)

 

「どん底を経験したからこそいつもとは違う考えを持つようにもなりましたし、またやっと『楽しい』と思いながら練習することもできました。久々に試合でも『できたから楽しい』のではなくて、跳べなくても『絶対に笑ってやろう』じゃないですけど……たとえ失敗しても『失敗しちゃった』ではなくて、『あれだけ練習で成功していたのに、やっぱり試合は難しいな』と思いながら、切り替えて次のジャンプにいこう、と考えていた。いい演技ができたから今いいことが言えるだけなのかもしれないですけれども、そうだったとしても僕はうれしいです」

不調のためグランプリファイナルに出場できなかった宇野は、結果的には全日本選手権に集中することができた。宇野自身、会見で次のように語っている。

「僕はファイナルに出ることができなかったので、今大会に向けて長い時間調整することができ、そして楽しく練習、試合もできました。やっと2年前ぐらいの自分の気持ちが戻ってきたな、と。ここ2年間つらい思いの方が多かったので、久々に『スケートやってきてよかった』と思える試合ができました」

 

(中略)

 

「多分日本の誰もが、僕が日本一に3回なったということには気づいていなくて……。本当に日本のスケートのレベルは高いので、その中で優勝できたのはうれしいことではあるんですけど、やはり僕の中でも、また日本中の方全員が、日本で一番うまいのはゆづくん(羽生)だと思っている。僕にとってのスケート人生の大きな目標を、皆さんはオリンピックだと思っているかもしれませんが、僕にはそれ以上に、羽生選手に一度でいいから勝ってみたいという目標があった。それだけ僕にとってすごく大きな、特別な存在。本当に今回の結果は偶然のところがたくさんあると思うんですけれども、それでも今シーズン苦しい中で、スケートをやめずにちゃんとやってこられたことがいい方に向いてよかった」

宇野は、羽生の姿勢に近づこうとしていたことも吐露している。

「まず、僕は羽生選手ほど自分に厳しくなることができません。僕は昨年『ゆづくんみたいに強くなりたい』という思いで試合に臨むようになって、それであらためてゆづくんのすごさを実感した。『どうやって、これだけ自分にプレッシャーをかけて試合にいい演技を持ってくるんだろう、僕も強くなりたい』という思いからなかなか結果を出せなくなってしまって……。今シーズンいろいろあってコーチの下を離れることになって、自分が思っていた以上にその影響は強く、試合でも練習でもうまくいかず、僕にとってはすごくつらい時期が続いた。でもステファンコーチの下で練習するようになって、スケートの楽しさをあらためて知ることができました。逆に今、ゆづくんみたいに自分に厳しく、強くあることはできませんけれども、僕は僕らしく、せっかくこういう舞台で戦えているからこそ、スケートを楽しみたい、今の自分を楽しませてあげたい、ここまで頑張ってきたご褒美をあげたいと思って、練習、そして試合に臨むようになりました」

同じ国の偉大な先輩であり、アスリートの模範のような羽生の姿勢に近づこうとするのは宇野にとって自然なことだったともいえるが、それが苦しみの始まりでもあった。会見で宇野の隣に座って話を聞いていた羽生は、次のように語っている。

「やっと昌磨が昌磨らしく戻ってこられてよかったなってすごく思いますし、だからこそオリンピックの銀メダリストになれたんだよ、って僕は思っている」

宇野の強さは、宇野らしくあることから生まれてくることを、羽生は知っていたのだ。

世界選手権代表に選ばれた宇野は、次のように抱負を述べた。

「世界選手権に、去年みたいに『1位になりたい』と思って行くつもりはない。楽しめそうだなと思える練習をして、世界選手権に臨みたい」

宇野は宇野らしく、スケートを楽しんで、世界選手権に向かっていく。

 

 

 

――宇野昌磨選手とお二人とも、辛い思いを経験して再び全日本に戻ってこられました。ここに至るまでの道と結果は、ご自身にとってどんな意味のあるものですか

まず、本当に自分もそばで見ていることはなかったですけど、テレビの中で見ていてやはり自分が思ったような体の状態で試合に臨めないとか、僕自身もグランプリファイナルでコーチがいない状態になりましたけれども、どれだけ大変なことかというのはすごくわかっていて。彼(宇野昌磨)自身がコーチを離れるという決断をしたのも、その状態でグランプリファイナルに臨むという決断をしたのも、やはりすごく勇気のいることだったと思います。僕は本当に、素直に彼がこうやってまた自分の道を見つけて彼らしいスケートがまたできていることがすごく嬉しいですし、僕と彼の道はやはり……彼って言うの変だな、ゆづくんって言ってくれてるのでしょーまって言います(笑)。しょーまの、スケートを楽しんだりとかもちろんそのスケートから離れたりって言う時間もしょーまにとってはすごく大事で。僕が多分それをやってしまうと全てが崩壊してしまうときがあって、全部何かしら楽しんでいるときですらも、スケートのために今楽しんでおこうって考えちゃったりするし。でもそれはやっぱり、やっとしょーまがしょーまらしく戻ってこられてよかったなとすごく思いますし、だからこそオリンピックの銀メダリストになれたんだよって僕はすごく思っているので。さっき自分が思った以上の結果が出て頑張ったって言っていましたけど、思ったよりもしょーまは強いですし、弱いところもあるかもしれないですけどそれも含めてしょーまで、しょーまの強さだと僕は思うので。彼から学ぶこともたくさんあるし、僕も、いましんどいことももちろんありますけど、でも、こんなもんじゃねえぞってこれから頑張ります。

――きょうのFSでよかった点、悪かった点と、点の出方についてお聞かせください。この結果についての感想もお願いいたします。

よかった点はないです。頑張りました。それ以上はないです。頭も使いました。ルッツが抜けた段階で何が3回転増やせるかなっていうのを考えたり、どこでより高い点数を稼ごうかなっていうことも考えましたけど、やれることは限られていて。それでも食らいついてやろうとはしました。でもやろうとしただけでできなかったっていうのはやはり悪いところですし……悪いところしかないので(笑)。なんて言ったらいいんですか、悪いところ全部あげますか(笑)?多分30分くらい喋りますよ。まあ悪いところは、そうですね、頭と体を同時にコントロールできなかったかなって思っています。そこが一番今回難しかったところで、これがいっぱいいっぱいだったのかもしれないですけど、でも反省点です。あとは結果については、もちろん2位でしたし点数もすごく悪かったですし、それはもうこの演技だからしょうがないっていうのは元から分かっていて。演技終わった瞬間に、しょーまの点数も自分の中で分かっていたので、あぁやっと終わったなと思って。でも、すごく、僕の演技とか質問と乖離しちゃうんですが、この場だから言いたいんですけど、やっと多分しょーまが心から全日本王者って言えるようになったと思うんですよね。ずっと僕が休んでいて、怪我していて。戦ったらその前に、もっと前に負けていたかもしれないですけど、でも本当にやっと、しょーまがショート・フリーで戦う試合で初めてこうやって負けられたので、これから胸をはって頑張ってほしいと思います。全日本王者って大変だよ(笑)。でもこれから胸を張って、僕も含めて、まあ僕もまだ頑張るつもりではいるので、一緒にまた引っ張っていけたら。しょーま一人に載せるんじゃなくて、僕も一緒に背負って頑張っていけたらいいなと思うので。(宇野に向かって)頑張ろうね。おめでとう。

 

 

東スポはあまり好きじゃないんですがソースとして↓リンク貼っておきます

https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/figure-skating/1669299/

さらに、会見中に2人の関係性を象徴するシーンも。宇野は冒頭で「羽生選手」と呼んでいたが、途中から「ユヅくん」に変化。それに呼応して羽生も「彼」から「昌磨」に変えた。これについて宇野は「僕はずーっと、ユヅくんって呼んでますよ。でも、以前に(公式の場では)羽生選手って呼んだほうがいいって人に言われて変えたんですけど、ここではいいかなって思って」と本紙に説明。激闘を演じた直後の2人にしか分からない距離感が存在しているということだ。

 

 

更にこちら↓も呼応していると思うので

20200205 独占告白 羽生とゆづる第2話 羽生結弦 Yuzuru Hanyu

https://www.youtube.com/watch?v=N5ebMGJHfbs

「でもなんかすごく嬉しかったのは・・・ずーっと昌磨は「羽生超え」をすごい言われてて、すごいプレッシャーもあったと思うんですよ。僕は僕でミスをしたら「惨敗」って書かれて。

それはそれでやっぱりプレッシャーで。

お互いそれがもし逆転して「昌磨が勝ったらなにかが変わるんじゃないか」って思ってたんですけど・・・昌磨もなにも変わらなかったし僕もなにも変わらなかったのでなんかそれが僕たちの自然体というか、そういう関係だからなんかちょっと安心しました。 

僕はまだ昌磨にとっての「ゆづ君」でいていいんだなってちょっと思えたので・・・「ゆづ君」はね、そんなに弱くないので。

やっぱカッコよくいなきゃいけないなって・・・やっぱ彼が「追いかけたい」「勝ちたい」って思えるような存在にもなってたいなってやっぱり思うので、頑張りたいなって思います」

 

 

↓コメント部分中心に一部スクショさせて頂きます

「最後まで、伸び伸びと滑ることが出来たかなって印象も受けますし」

「自分のペース、自分のスケートっていうものが戻ってきたかなって思うので」

「頑張って、またいきたいなと思ってます」

「久々に楽しむ練習、そして楽しめた試合、自分の演技を貫けたっていう達成感とかいろんなものがあります」

 

 

 

一応、申し添えておきますが私は羽生さんと昌磨さんのやりとりや言葉などを別段「感動物語」みたいに仕立てたいとは思っていません

殊更にこの二人が「良い関係」だとか友情アピールしたくてピックアップしたわけではないです

ただ、こうしたやりとりや言葉があったという事実を残しておきたい

知らない人には知ってもらうきっかけになったら良いなと思っています

 

二人にしかわからない距離感や関係性や思いがあるってこと

 

でも、結局はそれを事実として見たり聞いたりしても違う受け止め方をする人もいるし、受け手の感情次第なんだろうな・・・とも思うんですけどね

 

私自身は、私個人の感情や気持ちはもちろんあるけれどそれは一旦置いておいて二人がどういう様子でどういう関係なのかをただ見ておきたい、知っておきたい

それをそのままの形で受け止めたいという気持ちが強いかな

 

 

動画がもう1本あるんですがそちらも残しておきたい部分が多くて入りきらないので別記事にします*ダッシュ

 

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