フィナステリドとプロペシアの違いは?成分や効果はどうなる?

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基本AGAの治療薬は「フィナステリド」で知っている人がほとんどだと思います。


ただ実際に販売されている薬を見てみると、

プロペシア

フィンカー

フィンペシア

フィナクス

フィナステリド(〇〇製)

などなど。



なんでフィナステリドはこんなに種類があるの??
何が違うの?効き目は違うの?

一番安くて効果がある薬を教えて!!


と、疑問に思いますよね。



ここでは、

 なぜフィナステリド系の薬の名称が違うのか?   それぞれの薬の効果は違うのか? 

などについて書いていきます。



ちなみに僕はAGA治療でフィナステリドを飲み続けて2年半ほど立ちます。

フィナステリドとミノキシジルに関しては何度もクリニックの先生とやり取りしており、知識はもちろん自分の体でも体験しているので、多分専門の先生に負けない知識があると思います(笑)




なぜ名前が違うのか?


日本でフィナステリドが発売されたのは、2005年ですね。

これがMSD社(メルク・アンド・カンパニー)から発売された「プロペシア」というものになります。


なぜ名前がプロペシアなの?

と思うかもしれないですが、これは主成分はフィナステリドになりますが、その他に添加剤が入っており、これらを総称した薬が「プロペシア」となります。



プロペシアの添加剤

結晶セルロース、乳糖水和物、部分アルファー化デンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、タルク、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、カルナウバロウ


基本「フィナステリド」は薬の成分のことを言います。

薬として販売するため、その他にいろんな添加剤を混ぜたものが「プロペシア」ですね。



2005年にはフィナステリドの薬剤はプロペシアのみでしたが、2015年からは特許が解禁され、多くのジェネリック医薬品が発売されます。

ジェネリック医薬品?
なんなの?それ?




ジェネリック医薬品とは?


ジェネリック医薬品について解説していきたいと思います。


もともと薬というのは、開発者が利益を多く得られるようになっています。

例えばフィナステリドを最初に売り出した人は、ものすごい時間とお金をかけて開発を続けてきたわけです。

しかしいざ販売するとなったら、成分など記載しているためすぐ他社に真似をされてしまいます。



そうなるとパクった人が得になり、時間をかけて開発した人は苦労損です。

そうすると薬を開発する人は少なくなり、後からパクることを狙う人ばかりになるので、薬剤の進歩が大きく遅れることになります。


そうならないために、最初に開発した人だけが販売できるように特許が取れます。



最初にフィナステリドを見つけたMSD社は、2005年から10年間特許による独占販売を続けることができました。

その間、開発にかけた費用を取り戻し、多くの利益を得ることが出来ました。



特許が切れれば、他社からもフィナステリドを販売できるようになります。

こういった後から販売される後発品のことを「ジェネリック医薬品」と言います。


ジェネリック医薬品は開発にかかるコストが低くなるため、先発品のプロペシアよりも安い価格で、しかも品質も良くなって販売がされます。

しかし一部の海外では、安い粗悪品が出回ったりということもあるようです。




成分や効果に違いはあるのか?


こうしてプロペシアが販売されてから、それに続くように後発のジェネリック医薬品がたくさん発売されました。


先に書いていた、

プロペシア

フィンカー

フィンペシア

フィナクス

フィナステリド(〇〇製)

などですね。


これらについてですが、主成分がフィナステリドというのは変わりません。

添加剤に若干の違いはありますが、フィナステリドの量が同じなら、AGA治療薬としての効果もそれほど変わりはないはずです。



ジェネリック医薬品は製薬会社から販売されているパターンがあります。

例えばこれらです。


これらは個人輸入で手に入れたり、皮膚科などから購入したり出来ます。



また最近ではAGAクリニックが自社で工場を持ち、自分で製造しているところも増えてきました。

製薬会社から仕入れて販売すると仲介手数料などで高額になるため、自社製造の方が価格を抑えられるからですね。

下記のAGA治療薬がこれらにあたります。




結局、どのフィナステリドを買うのが一番いいの?


国内で販売されているフィナステリドは、ほぼ品質は同じです。

添加物に多少の違うはあれど、フィナステリドの量が変わらなければ効果もほぼ同じですね。


また国内品は過去に不具合や異物混入などの事例もありません。



自分に合ったフィナステリドを使うのが一番いいと思いますが、それをやるのは難しいので、個人的には価格で選んでいいと思います。

僕は湘南美容外科と言うAGAクリニックで、月に9000円くらいで購入したフィナステリドとミノキシジルをずっと使っています。



個人輸入で購入できる薬も安くて魅力的ですが、過去に異物やガラスの破片などの混入事例があります。

またインド製のジェネリック医薬品は、フィナステリドが1mgと書いてあるところが0.5mgしか入ってなかったなどの話も聞きます。


個人輸入のAGA治療薬は、個人的にはあまり買わないほうがいいかなと感じてますが、このあたりは個人の判断によるでしょう。



余談ですが低品質で安いジェネリック医薬品が出回ってしまう理由として、海外の貧困層に重宝されていることがあるみたいです。

正規品が高くて買えない貧困層にとっては、品質が微妙でも病気を治すためにはありがたいわけです。

僕らはなるべくちゃんとした品質のものを選ぶようにしたいですね。




まとめ


今回の話をまとめていきます・

 名前が違う理由 

フィナステリド:成分

プロペシアなど:商品名

だから。



 成分や効果に違いはある? 

フィナステリドの含有量が同じなら、AGA治療薬としての効果は同じ。



 どれを買うのが一番いい? 

基本的には価格が安いものでOK。

ただし個人輸入は粗悪品があるのでおすすめしない。


という内容でした。



僕はフィナステリドは湘南美容外科AGAクリニックで買っていますが、数あるクリニックの中でも最安値で、品質の良いフィナステリドを買うことが出来ます。

全国に店舗があり、無料でカウンセリングができるので、AGA治療を考えている人は是非相談しに言ってみてくださいね。



 

 

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