尚禮舘事務局は、渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を師との約束の地「沖縄」に還す為の道場を設立する目的で活動をしています。

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私は、空手を学び習得するには指導体系が一番大事だと思っています。

剛柔流空手は、世界に普及され日本武道の一つに編入されました。
開祖宮城長順先生の功績は多大なるものがあります。
先駆者の苦労は並大抵なものではありません。

私達が日々稽古している渡口政吉先生が創作した尚禮舘指導体系も完成には相当な時間と研究がなされています。




私が渡口先生から聞いた話。


晩年のご病気の宮城長順先生が自身の後先が短いのを察知されてか渡口先生の自宅まで度々訪ねてきました。

そして、指導理論、型の創作理論、型の解き方、構想をお互い深夜まで話し合ったと聞きました。

(渡口先生の奥様は良く夕飯を宮城先生に作って差し上げたとの事です。) 





責任感の強い渡口先生はそれを自分に与えられた使命だと感じます。
そして、自身の経験を元に何かに取り憑かれように型を創作し、分解組手等を工夫されたと言います。

その様な思いがあるからこそ空手一筋に生きられたと思います。





門弟の中で誰一人、未だに先生の足元にも及びません。



文章:平川師範  編集:ヒロ





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