尚禮舘事務局は、渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を師との約束の地「沖縄」に還す為の道場を設立する目的で活動をしています。

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「剛柔流尚禮舘」

渡口政吉先生が昭和29年に沖縄のコザ市(現:沖縄市)で名乗った舘名です。今から65年前の事です。

私は、尚禮舘の舘名は渡口先生と同じ伝統と先生の精神が宿っていると考えます。

なので、大切に汚さない様、守り伝えなくてはと思っています。






独立し自分の舘名を簡単に名乗る方がいます。


もちろん、それは自由です。

そこには自分の理念があるのか?

師の教えを追求し稽古してきての結果か?

あるいは単なる組織を作り組織の長になりたいだけの事か?

人それぞれです。







宮城長順先生の剛柔流振興会から弟子比嘉世幸先生に受け継がれ名乗った「剛柔会」

その中では、剛柔流関係者が型の統一、段位の問題も話し合い団結していました。

初期頃の先生方は何の打算もなく恩師宮城長順先生の剛柔流を正しく伝えようと尽力されました。

しかし、今はどうでしょうか。

組織の乱立に段位の乱発。

一流一派の多いのにビックリします。

誰かの打算が働いたのでしょうか?





柔道が支持されオリンピックに採用されたのも柔術からの統一がなされ、空手においては統一がなされないままオリンピックになりました。




「沖縄が空手の本場」と主張するなら
沖縄の空手界が原点に帰りまずは、流派間の統一に向けて動き出さない限りこの状態は続く事だと思います。



こんな状態でも私は、昔ながらの師の教えを守り空手界全体を考えて行動されている先生方を沢山知っています。

時間は掛りますが頑張っていこうと思います。



文章:平川師範  編集:ヒロ





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