馬也ホースレーシング

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【祝】コントレイル無敗三冠達成!This is Horseracing!!

 日本競馬史上初の快挙、親子での無敗三冠制覇と同一年での牡牝同時三冠達成の大記録をコントレイルがやってのけました。レース内容も今年一番のベストレースとなりそうな好レースでした。

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 コントレイルが4コーナーで先団の一線に並びかけ、残り300mほどで先頭に立った時は、正直楽勝での三冠達成となるかと思いましたが、アリストテレスが食い下がって最後まで叩き合いとなった末での勝利となり、最後の一完歩まで気の抜けない非常に見ごたえのあるレースとなりました。

 

 コントレイルにとっては、レース後に福永祐一騎手と矢作芳人調教師が口をそろえてコメントした通り3000mは長かったですが、最後の100m以降はアリストテレスに差を詰めさせず、クビ差を保ったままゴールまで走り抜けました。

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 これまでの三冠馬の菊花賞に比べると着差の点ではわずかではあるものの、コントレイルの卓越した精神力と勝負根性は三冠馬にふさわしいものと思います。

 

 特に最後の叩き合いは、2019年のキングジョージでクリスタルオーシャンとエネイブルが壮絶な叩き合いを演じ、最後の最後までエネイブルがぬかせずに勝利をつかんだレースをほうふつとさせました。このレースの模様を報じた翌日のレーシングポストは"This is Horseracing!!"と最大級の賛辞を一面の見出しにしましたが、今回の菊花賞もまさにそんなレースになったと思います。

 

 今回のレースを振り返るにあたって、やはりアリストテレスに騎乗したC.ルメール騎手の騎乗技術にはしっかり触れておきたいと思います。

 

 キメラヴェリテがハナを切り、ややスローペースで進んだ今回の菊花賞、コントレイルは2周目向こう正面に差し掛かるころには口を割って大分引っかかっていましたが、それを落ち着かせよるために馬群から離れようとしたコントレイルと福永祐一騎手に対し、それをマークする形で、かつ3/4馬身ほどの絶妙な差で外目斜め後ろで徹底マークして外に進路を取らせなかったルメール騎手の位置取りは大ファインプレーでした。

 

 そして、最後の直線で狙いすましたようにコントレイルに襲い掛かった姿は、2016年の有馬記念でサトノダイヤモンドに騎乗し、残り70mほどでキタサンブラックを仕留めた騎乗のリプレイを見ているようで、これは三冠が阻止されるかもしれないと一瞬思いましたが、そこから交わさせなかった、ルメール騎手のシナリオ通りにさせなかったコントレイルの強さには、ただただ驚嘆するばかりです。

 

 また、ツイッターのつぶやきでも見ましたが、2013年にエピファネイアでつかみかけたダービーをノースヒルズの勝負服にさらわれた福永騎手がノースヒルズの勝負服で三冠を達成、しかも最後に追い詰めてきたのがエピファネイア産駒というのは、とてもドラマを感じるシーンだったと思います。

 

 さすがにレース後の消耗が激しく、この後はいったん大山ヒルズに放牧に出るようですが、ぜひデアリングタクトが参戦表明しているジャパンカップに出走して、同一年度に誕生した牡牝それぞれの三冠馬の直接対決、日本版「ザ・グレイテストマッチ」の実現を果たしてほしいものです。

 

 なお、ワタクシの馬券ですが前回記事の通り見事3連単6点で大的中となりました!!

 

chisou-horse.hatenablog.jp

 netkeibaの「俺プロ」でもここまで最高段位となる8段をキープ、9段への商談も見えてきました。しかも、この州の段位内順位は【7位】という好成績を収めることができました!!

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来週もこの勢いで頑張りたいと思います。