40代底辺女の貧困生活

月給15万で・・・貯金ナシ、年金ほぼナシ、資産ナシの母親を養っています。ボロ賃貸暮らし。2019年給料が上がり月給18~20万前後になりました。

間借りしているオッサンのブログ 前に進めないオッサンの グダグダ放浪記

佐江衆一 「黄落」

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佐江衆一さんの「江戸職人奇譚」を読もう読もうと思いながら読んでおらず、そういえば佐江さん、介護の本出してたはず・・・と読んでみました。

 

主人公は59歳?の男性、私小説です。介護の本こそ、私小説だの経験者以外だのの話は読めたもんじゃないよね(;・∀・)

 

介護の本が読みたいわけではなく、佐江衆一の本が読みたかったんですけど、私も介護中で日々忙しく、江戸なんちゃらを読める精神状態でもないので、介護本を読んでみることにしたよ°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

介護は十人十色ですので、参考になるとかならないとかではありません。佐江さんは当然私よりも金持ちなので、「そこでタクシー使うんだ・・・」と驚いたりしましたよ。介護って、本当にお金がなんぼあっても足らんわ(´・_・`)

 

主人公は、我が親のこととは言え、男性のわりによく動いていますので感心しました。やっぱ、出来る人もいるのよね。私の周囲ではこれまで、目を背けて逃げまくる男性しかおらんかったけども、男の人でも介護やる人はやるのよね。

 


よう考えたら、婆さんのリハビリの先生は男の人だけど、超優しいもんね。内科の先生もめちゃくちゃ優しい。頭がおかしい・・・というか性格が悪い先生もいるけど、この病院には行かないことにしたよ。

 

医師なんて性格が悪かろうが良かろうが、どっちでもイイじゃんか。治してくれさえすりゃ、意地悪でもエエわ・・・と思って、通ってたのよね。私が謝って済むなら、婆さんが少しでも改善するなら、良いと思ってたんです。

 

こっちは「病院の先生様」なもんだから、平身低頭で対応してたんだけど、明らかに二度手間なことがあったもんだから、不信感しか無かったんです。

 

診察もないのに、身体が動かない婆さんを連れて来いって言うのよ。だからって、婆さんの不調を治してくれもしないから、私、本当にビックリしたのよね。こんな要領の悪い病院初めてよ。何のために今日、連れて来さされたんだ・・・と思って愕然としたわ(;・∀・)

 

他の病院の先生は、「お婆さん大変だから、こうしましょう、ああしましょう」って、極力、介護する側が負担にならないように、診察の融通をきかせてくれるんです。眼科の先生ですらそうなのです。でもそれって、先生側の善意なわけです。

 

先日初めて行った病院でも、「お婆さん大変だから」って、婆さんが動かなくて済むように診察してくれたりしたのですが、これも善意。ありがたい話よね。ここは通うことにしたよ。先生がとっても優しかったから。

 

初めて行った病院で、うちの婆さんに優しく出来るっていうのは、もう、これって、医師自身の性質なんだと思うのよ。

 

婆さんがかかっている病院は、5件ばかしありますが、うち4件は、とても優しい先生です。問題は1件なんだけど、ここの先生が私とは全く合いません。

 

全ての医師が優しいわけではない、婆さんがボケていることは医師には関係ない、と頭では分かっているんですが、5件中、4件の医師が優しい(というか普通)もんですから、「病院の先生って、やっぱ優しいんだ・・・」とどこかで期待してたのは、私が悪かったと思います。期待なんてすべきじゃないのよ。向こうだって色んな患者がいるんだからさ(´・_・`)

 

この病院来るのに何万使ったと思ってんだ・・・と、ずーっとあの病院の事を考えるとイライラしてたんだけど、私、先日、珍しくブチギレちゃったのよね。


ボロクソ・・・というか、クレーム言うたのよ。別に怒ったわけじゃないけど、「先生、○○って言いましたよね」「○○なんじゃないんですか」「これって私にとったら二度手間ですよね」「何故、前回の時に言わなかったんですか?」ってのを言ったのよ(;・∀・)

 

最後には「またお願いしますー( ´_ゝ`)」って帰って来たんだけども、何で、こんな思いをしてまで、わざわざ治りもしないこの病院にかからなあかんねん・・・またレントゲンだのMRIだの、一からやることになっても良いから、別の病院に替えることにしたよ。


替えると決めたらなんかスッキリしたよ。なんでしがみついてたのか、我ながら謎なんだけど、慣れてる先生の方が良いだろうし、婆さんの為だと思ってたのよね。

 

うちの婆さんなど、ほとんど改善などしないわけですから、もう、こっちの言い分を通してくれる医師の方が良いんですよね。治療方針以外の部分での話だよ。治療のことは医師じゃないと分からないから、そこはだいたいお任せです。

 

話を聞くと、診断書だの紹介状だの、断る先生もいるから、かかりつけ医は、話が出来る先生を見つけておいた方が絶対にイイよ!うちの婆さんのメインの先生は、こっちが頼んだことは、出来ないこと以外はやってくれるから、めちゃくちゃ助かっています。

 

恐らく専門外であろうことでもやってくれるのよね。駄目なモンは駄目ってハッキリ言われるし、私の言いなりってことは当然ないんだけど、相談という名のお願いは、だいたい通るのよ(;・∀・)

 

また菓子折り持って行こうと思ってるんだけど、本当は、大金包む人も多いんだろな・・・うちは貧乏だから無理で、申し訳ないわ(;・∀・)



話がそれましたが、本に戻りまして・・・

 

介護される側や、自分の妻(手伝ってくれる家族)に対して、罪悪感や不快感を覚える箇所が私と違いましたので、参考になりました。

 

私が介護をしていて、「この場合って、私は何とも思ってないけど、もしかしたら弟分は何か思ってるかもしれんな・・・」ってことが理解できたんです。

 

佐江さんよりも私の方が開けっ広げなので、「それは、奥さんに自分の心情を事細かに説明しろよ・・・」なんて思うこともあったかな。

 

介護中の人は読んでみてね。気付きがあると思うよ!

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(´-`).。oO(今度は「江戸職人奇譚」を読みたいな)

 

 

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