ネタバレ

今日は夏に見損ねていた、ニューヨーク公共図書館を、学校司書の先輩と小倉までよかよか切符で見に行ってきました!

感想は、ニューヨーク公共図書館の実際をまるごと見つめてきた感じ。

まず、まくしたてるような大量の英語にいやー3時間、良いリスニング鍛錬になった&疲れたーというのが第一感想。

そして、司書目線で見たときに、公共図書館として、教育の役割に対する重責が強いという印象をはっきりと受けました。
しきりに公共Wi-fiサービスの充実や教育の機会均等を図書館員が言い続けているのを見て、使命が明確でわかりやすく、図書館の方向性がはっきりしているところ、さすがアメリカだなあと思いました。

フランクに管理職が顔を付き合わせて明確なヴィジョンを話し合う。

正解がない世界で何かを達成する場合程、ヴィジョンをはっきりしていないと決してうまくいかないと思います。そういう面では、しっかりと話し合ってますアピールが映画からひしひしと感じ取れました。

学校司書目線では、ヤングアダルトコーナーの司書が中高生との関わり方を同僚に伝えていたところは印象的でした。
彼ら(中高生)にただおいでといっても来ない。
上手にアプローチし、こちらから話しかけることが大事とはっきり言っていました。
私も中学図書館では、相手を見ますがなるべく話しかけます。

日本の公共図書館で、図書館に言って話しかけられることは皆無です。
でもカウンターから監視されている感じは私はとても苦手です。ましてや児童コーナーは平日などはほとんど人がいません。
別に話しかけたらいけないというルールはないはずなのだし、もっと専門員として色々アドバイスしたらいいのにっていつも思っています。

前にオハイオで図書館に言ったとき、子どもコーナーに司書が数名いて、子どもたちに積極的に話しかけてたなあ。そもそもコミュニケーションのあり方がアメリカと日本では違うのだろうなと感じながら今日の映画を見ていました!^_^

会議の様子も発言が活発でフランク感もいいなあって思いました。

ただ、日本の図書館も少ない予算で色々取り組んでいると思います。


色々考えてみましたが、^_^やはり時代の変わり目の中で図書館の存在意義をアピールしなくてはいけない流れがじわりじわりとあるということではないか、またもしかしたら図書館自体なくなってしまうのではないか、メディアは図書館で専門員が管理しなくてもいつでもどこでも移動可能で自由に閲覧できる時代がすぐそこにきている今図書館のあり方など、帰りに魚町のを茶屋さんでミニ感想シェアをして帰路に着いたのでした。


今このパンフレットを読み終えました。
見ていてもテーマが多過ぎて忘れていたことがうまーくまとめてあり、私たちの心配はよそにニューヨーク公共図書館は全世界の見本的なことが書かれていました。
ヨーロッパもあるのでアメリカだけということは無いと思いますが