理念哲学講義録 あとがき 天川貴之
叡智は、人間を無限なるものへと飛翔させるのである。
叡智は、人間が一片の小さな肉塊でないことを
教えて下さるものである。
何故なら、人間は、叡智によって、
自らの存在を超えた大宇宙のことや、
大自然のことや、
運命のことを思索することができ、
真理を導き出すことができるからである。
叡智に目覚めることによって、
人間は、人間から真に自由になり、
人間を超えられるようになる。
そして、絶対者へと近づき、
絶対者と一体となることが可能となるのである。
叡智の結晶を小さくしてゆく程に動物に近づいてゆく。
まさしく、叡智こそは、人間を高等生命体となし、
さらに、絶対者に近づかせてゆく源である。
よって、叡智の学である哲学は、
人間を動物と区別し、より高等生命体へと、
より絶対者に近い存在へと、
本当の進化をさせてゆくために不可欠の学問といえるであろう。
叡智の中でも、中核にあるものが理念哲学である。
この理念という実在を知った所から、
そもそも哲学が生まれ、
諸学が生まれたように、
新時代もまた、理念哲学を基にした、
諸学の統合がなされなくてはならないのである。
また、理念哲学は、本書に書かれているような様々な人生哲学、
実践哲学にも応用可能なものである。
この理念こそが叡智の中核であり、
理念からすべてが生まれるという真理は、
これから全人類が、その叡智的遺産を再統合し、
新構築してゆく上で、重要な要である。
本書の志の一つとは、
理念哲学という観点から、すべての哲学を止揚統合し、
また、宗教も科学も芸術も止揚統合し、
叡智の殿堂をつくることであった。
この試みはライフワークであるが、
その一端は、本書に示すことができたのではないかと思う。
今後、ますます精進させていただきたい。
本書の作成にご協力いただいたすべての方に、
心より感謝の念を捧げる。
叡智は、人間を無限なるものへと飛翔させるのである。
叡智は、人間が一片の小さな肉塊でないことを
教えて下さるものである。
何故なら、人間は、叡智によって、
自らの存在を超えた大宇宙のことや、
大自然のことや、
運命のことを思索することができ、
真理を導き出すことができるからである。
叡智に目覚めることによって、
人間は、人間から真に自由になり、
人間を超えられるようになる。
そして、絶対者へと近づき、
絶対者と一体となることが可能となるのである。
叡智の結晶を小さくしてゆく程に動物に近づいてゆく。
まさしく、叡智こそは、人間を高等生命体となし、
さらに、絶対者に近づかせてゆく源である。
よって、叡智の学である哲学は、
人間を動物と区別し、より高等生命体へと、
より絶対者に近い存在へと、
本当の進化をさせてゆくために不可欠の学問といえるであろう。
叡智の中でも、中核にあるものが理念哲学である。
この理念という実在を知った所から、
そもそも哲学が生まれ、
諸学が生まれたように、
新時代もまた、理念哲学を基にした、
諸学の統合がなされなくてはならないのである。
また、理念哲学は、本書に書かれているような様々な人生哲学、
実践哲学にも応用可能なものである。
この理念こそが叡智の中核であり、
理念からすべてが生まれるという真理は、
これから全人類が、その叡智的遺産を再統合し、
新構築してゆく上で、重要な要である。
本書の志の一つとは、
理念哲学という観点から、すべての哲学を止揚統合し、
また、宗教も科学も芸術も止揚統合し、
叡智の殿堂をつくることであった。
この試みはライフワークであるが、
その一端は、本書に示すことができたのではないかと思う。
今後、ますます精進させていただきたい。
本書の作成にご協力いただいたすべての方に、
心より感謝の念を捧げる。
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