イギリスでホームレスの子供が12万人を超える





イギリスでホームレスに分類される子供が123,000人に達したことを英タブロイド紙「Daily Mail」が伝えています。



この数字は、2007年の世界経済危機以来の最高水準で、2010年の74,610人から過去8年間で2/3に増加。子供たちは、家族と一緒に住む安定した家庭はなく、一時的な宿泊施設で立ち往生しているとのこと。

そして、60歳以上のホームレスも過去10年間で40%増加したのだそう。

シェルターのホームレス慈善団体の最高経営責任者(Polly Neate)は、次のように述べています。

「高齢者と片親が共に問題を抱えていて、わが国が住宅危機を確実に把握していることは明らかです。」



労働党の住宅局長であるジョン・ヒーリーは、閣僚が手頃な価格の住宅に投資していないことを非難しています。

しかし、大臣たちは「我々は、高齢者を含むホームレスの人々を支援するために12億ポンド(約1726億円)を投資しており、人々がホームレスになるのを防ぐために何十年にもわたり最も野心的な法律を導入している。」と主張しているとのこと。

SNSでは、「この中で、移民は何人いる?」「2007年と2008年の不況で多くの人が家を失った。まともな賃金労働と生活状況に戻るには何年もかかる。お金持ちはそれに気づかないだけ…。」「結婚のサポートをすることは、結果的に良い投資になると思う。」「女性が家庭に落ち着けなくなったせいで、家族を守れなくなっている。」「手ごろな価格の住宅なんてない。」「公共住宅を充実させるべき。」などのコメントがあがっています。

▼海外ニュースブログランキング
・人気ブログランキング・海外ニュースへ
・にほんブログ村 海外ニュースへ