(前回の続きデス)
私は退院し、J師匠のもと、
甘え上手なキュートな女性になるべく
修行をつみつつ、
浸出液を抜くため定期的に通院していた。
術後2週間後、病理診断を聞きに診察室へ。
雑誌PiNKのサバイバーストーリー(こちら☆)
で書かせていただいたとおり、
ガンの大きさは5cmほどの硬がんと粘液がん
の複合型で、ホルモンレセプターは陽性、
HER2は陰性の、ルミナルBタイプ。
と、ここまでは想定内の内容のため、
うんうんと聞いていた。
しかし、次のDrの言葉にフリーズ
「シンシュウガコウド」
ん?
Drが書いて説明してくださった。
「侵襲が高度」
なるほど。
抗がん剤で瓦解された画像をみて、
“シンスケ”からずいぶん“エナリ”
に近づいたんじゃない
(シンスケとエナリについてはこちらの投稿を)
と思っていたが、
シンスケはエナリではなく、
ライダーになっていた。
シンスケが
↓
ライダーに
私のポンさんは走り屋。かぁ…。
ま、20代の頃GSX400KATANAに
乗っていた私だし
そして、
実際のポンさんの画像を見せていただいた。
パソコンの画面ごしに、ご対面。
おお~
私のポンさんは、
“THE腫瘍”という顔だった
(気持ちのいい画像ではないので小さく載せます)
Drに、
「この画像、写真撮っていいですか!」
と聞くと、「どうぞ」とニヤリ
私ならきっとそう言うと思っての、
ニヤリ、かな。
そしてDrから、
「乳房全摘しましたが、侵襲が高度なので
放射線療法もプラスすることを
おススメします。」
と言われた。
リンパ節郭清をがっつりした私。
リン郭と放射の両方をやると、
浮腫になる確率がぐぐっとあがるので、
ためらっていることをDrに話した。
なぜ私がリンパ浮腫にこだわっているかも
話した。(この話しは次回に)
重度知的障害を持つ息子がいることを、
Drはよくわかってくださっているので、
私の苦悩を理解してくれ、
ごり押しなさらず、私の答えを待ってくれる、
と言ってくださった。
そしてDrは、
私にプリントアウトした2枚の紙を。
1枚目は、先ほどの私のポンさんの画像。
「紙で見ると、やっぱり結構エグイわ~
悪い顔してるな~」
もう1枚は、
“進行乳癌に対する乳房切除術後放射線療法”
について書かれたものだった。
推奨グレードBに書かれたその内容を読んで
論理的に納得した。
そして…
私「先生、私、放射線療法やります」
Dr「わかりました」ニヤリ
ポンさんの映像を見て、感情的に心が動き、
エビデンスを読んで、論理的に頭が動いた。
さすが我がDr
私の性格をよくわかっていらっしゃる。
このDrとの巡りあわせも、
実は息子Jのおかげ
またまた再びこの言葉が出る。
「息子くん、あなたのおかげで
またステキな人と出会えたよ」
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