帯状疱疹の痛みがきっかけで受け始めたペインセラピー。最初の月にもらった薬の副作用が悪夢を見ることでした。それはもう、毎晩いろいろな夢を見てはうなされて起きていました。その薬を止めてから随分経つのに、今でもよく悪夢を見ています。

 

 

先日、心療科系の医師にいつものように夢のことを話したら、2週間もかかった風邪から復帰してご機嫌だったようで珍しく悪夢について説明してくれました。この病院の一貫した姿勢は患者に詳しいことまで説明しないで担当医師がわかっていれば大丈夫というもの。そうしないと数多くの患者に対応出来ないのも事実だけれど、医師と臨床心理士やカウンセラーは役割が違うのであくまで必要な薬をくれるのが医師なんですね。

 

 

で、とどのつまりは悪夢を解消する薬や方法はないとのこと。そして悪夢を見るのは悪いことではないそうです。悪夢さえ見ないでいると、それがどんどん蓄積されて内にこもってしまうので、むしろ見た方がいいらしいです。私がよく文句を言ったり時には罵ったりしながら夢から覚めるのは、その段階で夢と向き合って処理して行っていることになるんだとか。

 

 

自分ではどこからなんでそういう話になるのかわからない夢ばかりで、自分が望みもしない人が絶対にやりそうにないことをしていたり、どうしてそんな夢を見るのかさっぱりわからないんですけど。心や記憶のふかーい所にあるものがいろいろ合体して出てきているんでしょうかね。原因がトラウマ的なものなら心理カウンセリングとかが有効かもしれませんが、進行していくMSがからんでいることでしょうから、解決策はないんじゃないかな。

 

 

私の住居はお隣さんの声やら騒音がとても響きやすい、つまりは私の出す音や声もお隣さんが聞いている可能性があるので、ドイツ語で罵ったりする言葉を聞かれるのはやや恥ずかしいのです。夢から覚めるか覚めないかで発しているので、どれぐらいの音量で言っているのか定かでないのが困るんですね。一度は悲鳴あげちゃったし。

 

 

しかーし、実は下の階の住人がここ1年ぐらい、時々大声で泣き叫ぶんです。しばらくいなかったみたいなので、もしかしたら彼女も大きな事故に遭ったり大病を患ったりして苦しんでいるのかもしれません。お隣からは男の子や家族が友達と騒ぐ音がよく聞こえるし、ある意味いろいろな人が生きていると実感できるアパートなので、私もこれからも夢の中で嫌な目にあったら思い切り罵らせていただきますか笑い泣き

 

 

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