住宅ローン控除が廃止?制度が無くなる前に建てたい、いつまで大丈夫?

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
住宅ローン控除が廃止になるって本当?

家を建てる際はいかに税金やロローンを減らせるか考えたいものですが、その1つに住宅ローン控除制度があります。

 

住宅ローン控除制度の正式名は「住宅借入金等特別控除」で、住宅ローンを利用してマイホームを購入した場合は一定の期間内ならば毎年支払う税金から控除してくれる制度となっています。

 

年間控除額は最高40万円となっており、控除期間は10年となっています。

 

申し込んでおかないと勿体ない制度ですが、控除されるのは所得税や住民税の中からとなっているので、絶対に40万円が控除される訳ではない点については注意が必要です。

 

家を購入した人からすれば大助かりな制度ですが、一時期は2019年に廃止されるかもとなっていました。

 

しかし、現在は2021年12月31日までとなっているので、安心して利用できるかなと思います。

 

住宅ローン控除制度はいつまで利用できるの?

新築の家など不動産をローンで購入した人は、住宅ローン控除制度を利用できます。

 

この制度が利用できるのは2019年6月30日の入居までとなっていましたが、2018年7月時点では2021年12月31日の入居までとなっています。

 

家をこれから購入しようとしている人にとっては朗報かなと思いますが、だからといって慌てて購入するのはいかがなものかと個人的には思います。

 

住宅ローン控除制度の申請が通れば、10年間は最大で40万円もの控除を受けることが可能です。

 

控除がある間に家を購入すればお得になりかもしれませんが、急いで購入して後々に家や土地に問題があることが判明すると、その分だけコストが掛かります。

 

営業の人は住宅ローン控除制度を出汁に購入をすすめるかと思いますが、十分に検討してから購入したいですね。

 

住宅ローン控除が無くなる前に購入する必要はある?

住宅ローン控除は住宅ローンを利用して家を購入した人を対象にした制度で、10年間に渡って最大40万円の控除を受けられます。

 

非常に魅力的な制度ですが住宅ローン控除には期間が定められており、2018年7月時点では2021年12月31日までの入居者が対象となります。

 

この期間を聞くと、現在家の購入を考えている人は「急いで家を購入しないと」と考えるかもしれませんが、個人的には急ぐのは危険かなと思います。

 

長い年数を掛けて返さなければいけない住宅ローンだからこそ、住宅購入は慎重に家族で話し合いながら進めるべきです。

 

また、急いで購入すると家に不満が出たり思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も大きいので、あまり住宅ローン控除に踊らされないようにしたいところです。

 

住宅ローン控除の期限は平成33年まで?

住宅ローン控除は新築の家などをローン購入した人にとっては強い味方ですが、こちらは2021年12月31日の入居者までとなっています。

 

元号でいえば平成33年までとなっており、この期間に関しては色々と調整が繰り返された経緯があります。

 

もともと住宅ローン控除制度は2019年6月30日まで入居者した人が対象と言われていましたが、これが税法改正によって変更されたのです。

 

こうした減税制度などが出る度に話題になるのが駆け込み需要で、消費税増税前なども話題になりましたね。

 

しかし、税金的にお得であっても長く暮らす家を即決するのは難しいと思うので、あまり慌てないほうがいいかなと個人的には思います。

 

また、現実に住宅ローン控除は引き伸ばされているので、また引き伸ばされる可能性もありそうです。

 

住宅ローン控除が終わるのは何年目?

家を住宅ローンを利用して購入した人にとって強い味方となってくれるのが、住宅ローン控除ではないでしょうか。

 

家を購入する前からしっかりとこの制度について調べている人もいるかと思いますが、住宅ローン控除を受けられる期間は10年間と決まっています。

 

基本的に住宅ローン控除は年末を基準に考えるので、その点については注意が必要かなと思います。

 

たとえば、年末につなぎ融資によって入居していたとしても、正式な住宅ローンの借り入れが年末からになってしまうと、住宅ローン控除の対象は翌年からになります。

 

そのため、実質的に9年間の控除しか受けられないので、この辺りは注意が必要かなと思います。

 

きちんと住宅ローン控除を知って有効に活用したいですね。

 

住宅ローン控除を受けている中での繰り上げ返済は11年目がいい?

住宅ローン控除は最大で40万円もの控除を受けられる制度で、住宅ローンを組んで不動産を購入した場合はぜひ有効に利用したいかなと思います。

 

住宅ローン控除を受けられるのは10年間と決まっているのですが、繰り上げ返済をする場合は11年目にしておくほうが得という情報があります。

 

繰り上げ返済をすると基本的にローン残高を減らせるのですが、これを利用すると控除対象となるローン自体が減ってしまうことになり、還付金の額も減ってしまう可能性があります。

 

そのため、住宅ローン控除を受けている場合の繰り上げ返済は慎重さが問われるようです。

 

しかし、資産運用の方法やその年の金利でいくらでも条件は変わるので、その辺りはしっかりと理解しておきたいかなと思います。

 

住宅ローン控除による節税効果とは?

住宅ローン控除は10年間に渡って最大で40万円の還付金を受け取ることができる可能性のある制度で、かなりの節税対策になります。

 

基本的にこの還付金は住民税などの税金から控除する形となるので、面倒かもしれませんがサラリーマンや公務員の方でも申請初年度は確定申告を出す必要があります。

 

かなりの節税効果なのでぜひ申請したいのですが、もし住宅ローンの繰り上げ返済を検討している場合は住宅ローン控除が終了後にしたほうがいいようです。

 

住宅ローン控除はローン残高を元に還付金を計算するので、控除を受けている間に繰り越し返済をしてしまうと還付金の額が減ってしまう場合があるみたいです。

 

家を購入した後は資産計画が重要になってくると思うので、しっかりと学んでおきたいかなと思います。

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

平屋建ての総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事

控除はいつもらえる?初年度と2年目の違い
繰り上げ返済を併用する際の注意点と借り換えについて
中古住宅の場合の条件や注意点
ローン残高によって還付金が変わる?
単身赴任でも受けられますか?転勤はどうでしょうか?
夫婦で受けるメリットとは?共働きならば別々に申請できる?
夫婦合算で申請する最大のデメリットは離婚!
初年度に申告漏れしたらどうすればいい?
初年度に受ける際の必要な手続きと必要書類と注意事項
初年度の還付時期は?還付金が少なくない場合の理由
育休中の事情を調査!申請はできるのか
年収500万円で頭金なしで組むのは危険ではないか?
年収500万円だといくらまで借りられる?3000万円が限界か
年収400万円で頭金なしは無謀?審査に落ちる可能性は
年収400万円だと、いくら借りれる?3000万円は可能か
家のローンが払えないと一体どうなる?競売にかけられるのか
何年で返すのが得策?平均的な返済期間は何年なのか調査
一括返済したいけどメリットは?デメリットはあるのか
一括返済を求められることなんてあるの?
一括返済において気を付けておきたい税金問題
一括返済する場合と借り換えにおける注意点
ボーナス払いが損って本当?はい、デメリットが多いです
自営業でも通りやすい銀行はある?
自営業だと通らない理由は?借りれないと家が建てられない
自営業だと頭金は必須?ないと審査が通らなないかも
自営業の場合は所得が審査の対象になる点に注意!
自営業で返済ができないときの対処法、滞納するとどうなるの
うつ病でも組む方法はある?
車のローンを上乗せはできる?借り換え時も可能なのか
落ちた!まずは原因を考えてみましょう
「落ちたい」場合どうすればいい?
ネット銀行でもダメだった!何が原因?
オーバーローンってバレると問題になる
便利そうな親子リレーローンですが大きなデメリットがあると聞きました
完済した平均年齢はどれぐらい?繰り上げ返済はした?
完済したらやること
完済するメリットを徹底検証!やっぱり返済は早いほうがいい?
完済後に必要な手続きは?繰り上げ返済手数料が一部無料?
金利は事前審査を利用すると下がるのか
金利引き下げ交渉のポイントは借り換えのタイミング
10年後、20年後の金利を予想!約1.0の上昇が濃厚
金利が急に上昇することはある?
無担保で借りる際は金利は高くなる
無担保を使うのはメリットよりデメリットの方が多いのが現実
金利の見直しを交渉したいけど、そんなことできるの?
マイナス金利の際に選ぶべきもの
フラット35で見る金利の推移とフラット35sの魅力
金利上昇の前に対応したいこと
繰り上げ返済の効果
早く返し終わると不利になる?
派遣社員の審査の要は勤続年数?
経過観察や肝機能の問題で再審査で落ちる?
健康診断の重要な項目と費用、受けていないとNG?