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ROKUSAN試聴会、第一弾

2019年07月22日 | オーディオ

「オーディオ」が続きますが、今回は

サウンド・ハンターで行われた

「ブリティッシュオーディオフェア、ROKSAN試聴会」第一弾に行ってきた。

 

岐阜市に本社がある「NASPEC」の担当者による説明があった。

 

本日のセット商品。

プリメインアンプ ROKSAN blakシリーズ(品番はない)

CDプレーヤー ROKSAN blakシリーズ(品番はない)

アナログプレヤー Xerxes 20 RPM

電源フィルター IsoTek EV03 NOVA

スピーカー B&W 805 D3

 

レコード洗浄器(超音波式) Kirmuss Audioの KA-RC-1

 

 スピーカー B&W 805 D3

 値段 96万円(税別)

 

 電源フィルター IsoTek EV03 NOVA

値段 100万円(税別)

 

プリメインアンプ ROKSAN blakシリーズ(品番はない)

値段 55万円(税別)

海外でかなり評判良いアンプらしい。

仕様

4Ωで230W×230W

USB-DACで、DSD5.6MHz、PCM192kHz/24bitまで聴ける。

また、Bluetoothワイヤレス接続もできる。

MMのフォノイコライザーは付いている。

リモコン付き。

重量 14kg

 

音は値段、プリメイン、と分っていなかったら、セパレートアンプと思われるような中域が太く、高域も解像度の良いハリのある音であった。

55万円なら、かなり良いアンプと思う。

 

プリメインアンプの配線コード

コードの方が本体価格より高いかもしれないね。

 

CDプレーヤー ROKSAN blakシリーズ(品番はない)

SACDは付いていない。ヨーロッパはそのような商品が多い。
SACDが普及していないか?特許の関係か?

CDの音は、中域が太い音で聴こえ、オーケストラも良い感じで鳴る。

パネルの表示文字はオレンジ色で、文字の大きさもかなり大きい。遠くからも良く見える。この点は、好みがある。

 

 アナログプレヤー Xerxes 20 RPM

XPS8タイプは75万円

Xerxea 20 RPMは95万円

 アーム Sara は、価格35万円

だから、高い方で合計金額 130万円になる。

でも、カートリッジがない!!

設置してもらうと別途3万円必要。

 

 アナログプレーヤー用RPMという品番は、回転数33回転、45回転を変えるのとAC電源をDCに一度変換してから、ACに戻すことが出来るタイプ。

こちらとプレーヤーのセット価格が、95万円。

でも、アームなしの価格だからね!!

単品で買うと30万円

 

 アナログプレーヤーのXPS8という品番は、標準についているもので上記の回転数を変えるユニットが別にあるタイプ。

先ほどのRPMより安い。

こちらのセット価格は、75万円

回転数ぐらいなら、デザインや操作性からみて一体化の方が私は好みではある。

 

フォノイコライザー RPP(MM,MC用)

値段36万円

 このフォノイコライザー単品の音が良いかは分らない。

 

 カートリッジ Shiras MC

値段55万円

今回のアナログ・システムは、合計金額 185万円(税別)になる!

 

入荷するたびにボディの色が黒?青?グレー?と分らないのが難点!

写真では青であるがカタログ写真は黒である。

このタイプのアームはヘッドが外せないのでカートリッジのリード線を接続するのが大変であるが、アームごと簡単に外せるそうでヘッドを裏返して付けるということである。

しかし、他のカートリッジを交換して音色の違いを楽しむことは出来ないのが難点。

まあ、良い音のカートリッジを1個もっていればどんなジャンルの音楽も再生は出来るので良いのではある。

再生音は、解像度の良い音で、少し高域が強い感じもあった。

55万円もすれば音が良くないと困るけどね。

 

 

Pro-Jectの針圧計

写真で見るよりかなり大きかった。

他社のこのタイプの針圧計の1.5倍くらい大きいサイズかな?

表示単位は、コンマ以下の数字桁数が多く小さな圧まで測れるが、カートリッジの針圧はけっこうおおざっぱなので小数点以下は1桁有ればOKではあると思っている。

 

 ターテーブルの中心軸がレコードに触れていない。

 

中心軸に被せてあるキャップはレコードを乗せてから外す。

中心軸とキャップの「ハメアイ精度」が高く、ス~と落ちる感じ。

だから、軸とレコードに触れていなく振動から逃れている。

レコード盤は、ずれないというのが前提である。

 

 その中心軸キャップは、プレーヤーに刺して置く場所がある。

こんなの初めて見た。

 

 

レコード洗浄器(超音波式) Kirmuss Audioの KA-RC-1

洗浄する前と洗浄した後で聞き比べたが、今までは変化なんて分らなかったが、今回は高域がくっきりした感じがした。気のせいか??

値段が185,000円と他社よりかなりお値打ちだが、私的にはスロットがレコード盤1枚だけでも良いのでもっとコストダウンしてほしい。

 

感想

55万円のプリメインアンプとしては、かなり良い音でB&W805を鳴らしていたので、イギリス製品は音が良いのかなと思った。

50万円のCDプレーヤーも中域が太く、かなり良い音で再生する良い商品ではある。
SACDは無くても良い人は買いかも?

本当は50万円でも高額なのに最近金銭感覚が麻痺してしまっている。オーディオの値段が高すぎる。数は売れないとは思うのだが?

 

この前少し書いたが、最近すごく高額なアンプやセパレート化しなくてもハイエンド・スピーカーを駆動できるのではないのか?と思うようになった。

メーカーに踊らされている??

レコード洗浄機もほしいが、それより最近は新品のレコードでも反っているものが多いので困っている。

反っているとどうしてもカートリッジが上下に振動するので少なくても音に影響しているはず。

レコード反り修正機は、国内では2社しか知らない。

修正機がほしいが、どうしても高額で手が出しにくい!!

ナスペックさん。海外でもっと値打ちな良いレコード反り修正機を探してほしいです。

 

では、また。

 

 

 

 



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