今日は「ロック」
久しぶりにビートルズ。
「ビートルズ・デビュー5周年記念セール」のチラシがあったので紹介。
若い方には、初めて見るチラシで興味深いかもしれない。
昭和44年ということは1969年のものとなる。
まだ、ビートルズが現役なのだ。
チラシの表面
もうすでにアップルレコードになっている。
チラシの裏面
イエローサブマリンの写真
カッコいいポスターがあたる!!と書いてあるがこの写真なのかは分らない。
全国には当たったポスターをまだ持っている方もいるだろう。
チラシを1回開いた状態
SINGLE盤とCOMPACT盤が載っている。
チラシをもう一度開くと今度はアルバムが載っている。
SINGLE盤のページ
もうすでに「ゲット・バック/ドント・レット・ミー・ダウン」が発売されている。
発売日は1969年4月11日だった。このチラシのころではある。
しかし、アルバムでは「レット・イット・ビー」はまだ発売されていない。
この当時、シングル・レコードは400円
ゲット・バックのシングルを聴いていたころは、当然「レット・イット・ビー」という曲はレコードとして世に存在していない。(作曲はされていたと思う)
COMPACT盤のページ
値段が1枚600円
コンパクト・レコードは、33回転で17㎝レコードに4曲入っているもの。当時高いアルバムを変えない若者はよく買っていたのだ。
まだステレオ装置が出だしたころで、このレコードでも十分良い音で聴くことが出来た。
イギリスのEP盤は、45回転になっている。当然音質は良いと思うが私は聴いたことがない。
なぜ、日本盤も45回転にしなかったのだろうか?
コンパクト盤でしかリアル・ステレオで聴くことができなかった曲もある。
チラシには、LPレコードの購入者から抽選で3000名にポスターを差し上げるというもの。
この応募が厄介なことに買ったビートルズのレコード帯に店のハンコを押して送れというものなのだ!!
これで分った。我が家にも大切なビートルズの帯が無くなっているレコードがある。この時に送ってしまったようだ。当時は子供だったしレコード帯が後々価値が出るなんぞはこれぽっちも考えなかった。
「マジカル・ミステリー・ツァー」のCONPACT盤があるが、1200円だったのか。
当時は当然アルバムの方が曲数も多く、写真集のサイズが大きいのでLPを買っていた。EP盤も買っておくべきだったが、そんなお金の余裕など子供にはない。
ビートルズ物が後々値打ちがでることは、考えもしなかった。
当時、私はモンキーズ派だった。
「ビートルズ」(ホワイト・アルバム)は発売が1968年11月22日なので出たばっかりである。値段は4000円になっている。
まだ「アビー・ロード」も発売されていない。
このころは、アップル・レコードはあったがホワイト・アルバムが初めてリンゴの帯が出た。
なので、「マジカル・ミステリー・ツァー」もオデオンになっている。
「ヘルプ」もオデオンで見開きジャケットである。
「ア・ハード・デイズ・ナイト」はタイトルが邦題の「ビートルズがやってくるヤア!ヤア!ヤア!」になっている。
ジャケット写真も映画の写真で、後々世界共通の写真にすることになり現在は異なる写真である。
当時は友達のお姉さんがこのレコードを持っていて聴かせてもらった時には、「半かけの帯」がかかっていたのをうっすらと憶えている。
「ステレオ!これがビートルズVol1.2」が新装発売になっている。
当時はモノラルや擬似ステレオがあり、レコードを買うのに分りにくかった。
今回はなつかしい昔のチラシを見てビートルズの現役時代を振り返ってみた。
では、また。