今日は「ロック」
「ピンクフロイド 紙デジスリーヴ仕様用の帯」を作ってみた。第1弾
アルバムが14作品あるのでブログを3回に分けて発信予定。
2011年に発売されたリマスターCD 14全作品
(EMIミュージック・ジャパン盤)
2017年のソニー盤とリマスター内容は同じ。
BOXの外側に被せてある説明帯?
BOXの名前は「DISCOVERY」
箱の色目があまり良くないね。
参考として、こちらの写真は2017年にソニーから発売された紙ジャケット帯付である。
アナログ・レコードも発売された。レコード盤は輸入盤国内仕様。
ソニーでレコードをプレスしてほしかった。残念!!
紙ジャケットなので、今回の紙デジスリーヴとは少しジャケット・サイズが違う。
では、「狂気」のジャケットで説明してみよう。
2017年の紙ジャケットはリマスターが2011年と同じなので買わなかったから2001年の東芝EMIから出た紙ジャケットの「狂気」で説明したいと思う。
上が2001年の紙ジャケット。
下が2011年の紙デジスリーヴ。
紙デジスリーヴの方が、横幅は大きいが、縦は紙ジャケットの方が大きい。
紙ジャケットの方がレコードジャケットに忠実に再現されていて紙質も艶なしで良い。
紙デジスリーヴ仕様もジャケットとしては曲目も有ったりしてなかなかデザインが良いとは思う。
見開きの内側。
上が2001年の紙ジャケット。
下が2011年の紙デジスリーヴ。
こちらは2001年版の方がアナログレコードに忠実でジャケット・デザインとしては良く出来ていると思う。
紙デジスリーヴ仕様はどうしても中央に白の余白が出来てしまっている。ジャケット側面にタイトル等を入れたいからだろう。
紙デジスリーヴの側面は幅が大きく、シングル・ジャケットでも見開きになっているのでタイトルなどの説明が印刷出来るのが利点だと思う。
それでは本題に入ろう。
今回はこの5枚を紹介する。
1.夜明けの口笛吹き (1967作品)
2.神秘(1968作品)
3.モア(1969作品)
4.ウマグマ 「2枚組」(1969作品)
5.原子心母(1970作品)
作製した帯を並べてみた。
来日記念盤!!帯も作った。
「神秘」と「モア」は別初回帯も紹介する。
「夜明けの口笛吹き」
初期の作品では後期の作品のようなピンクフロイドを体験することは出来ないが、今日よくよく聴くと少しはピンクフロイド・サウンドを感じる。当時としては他のアーチストとは異なるサウンドを目指していた音創りだ。
ビートルズでは、まだ「サージェント・ペーパー・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が発売されたばっかりなのだ。
このころは「シド・バレット」がメンバーで、「デヴィット・ギルモア」がまだグループにいなかった。
後にピンク・フロイド・サウンドの世界を作るのに貢献する 「ロジャー・ウォーターズ」と「リック・ライト」と「ニック・メイソン」はすでに在籍している。
EMI Odeonの矢印帯。
帯の裏面。
この当時はCOLUMBIA レーベルで出していた。
帯の裏面に「PINK FLOYD」のロゴと「EMI Columbia」のロゴを入れてみた。
「補充注文票」も付けてみた。
「来日記念盤!!」帯を追加した状態。
「神秘」と「モア」にNew Rockという初回赤帯が有るのでこれも作ってみた。
赤帯でない方がデザインが良いと私は思うのだが?
「神秘」
このアルバムからリード・ギターが「デヴィッド・ギルモア」に変わった。
※シド・バレットはピンクフロイドにとって重要なメンバーであったが、ドラッグ摂取が原因でバンド活動に支障をきたしたので、1968年4月6日に離脱している。
2006年7月7日に糖尿病の合併症で亡くなった。60歳死去。
「神秘」裏面。
ROCK NOWのピンク色帯。
ROCK NOWに女性のイラストが入っているロゴはピンクフロイドではこの帯だけ。
帯の裏面。
この時もレーベルは「EMI Columbia」
New Rockの初回赤帯。
「来日記念盤!!」帯付き。
帯裏面の「PINK FLOYD」のロゴと「EMI Coiumbia」のロゴを赤色にしてみた。
「モア」
本当は1968年にスタンリー・キューブリック監督が映画「2001年宇宙の旅」の音楽をピンクフロイドに依頼されていたのに折り合いがつかず流れてしまっていた。残念!!
その直後にこの「モア」依頼が来て引き受けた。
映画音楽のサウンドトラック盤である。
この帯も矢印帯と言うのだろうか?
昔、映画を観たかも知れないがまったく憶えていない。
この手の映画はつまらないとは思う。
ジャケット裏面。
帯の裏面。
New Rockの初回赤帯。
「来日記念盤!!」帯付き。
帯の裏面。
帯裏面の「PINK FLOYD」のロゴと「EMI Coiumbia」のロゴを赤色にしてみた。
「ウマグマ」
1969年10月25日発売。「モア」のために発売が延期になっていた。
このジャケットを当時見た時は、かなり衝撃的であったのを憶えている。
デザインは「ヒプノシス」
この楽器を並べた写真も印象に残っている。
2枚組なので3面ジャケットになっている。
このブルー色帯がなかなかカッコイイと思う!!
EMI Odeonレーベル。
このころの帯説明には(歌と演奏)という言葉使いでいかにも御堅い日本人的である。
このころからレコード・レーベルがEMI傘下の「HARVEST」になった。
帯裏面には「EMI HARVEST」のロゴにしてみた。
名盤「原子心母」 (Atom Heart Mother)
原子心母の日本語タイトルを考えた方は、当時「東芝音楽工業」に在籍していた「石坂 敬一さん」である。
※石坂さんは2016年12月31日に71歳で亡くなられた。
ピンク・フロイドのメンバーは原子心母を良い作品と思っていないようで、だからBOX盤が発売されないのかな?
帯と来日記念盤!!付き。
この時代は、4チャンネル・レコードも発売されていた。
SQ4チャンネル盤
Quad-8盤
デジスリーヴの裏面写真。
アナログレコードの裏ジャケット写真。
CDの見開き内側ジャケット写真。
アナログレコードの内側ジャケット写真。
牧場の写真がオリジナル。
このアナログレコードはHARVEST盤。
帯レーベルが「EMI HARVEST Odeon」になっている。
帯の裏面。
結果
紙スリーヴ用帯を並べてみた。
やはり帯を付けると良い感じにアナログ・レコードのようになる。綺麗!!
次回、第2弾をお楽しみに。
では、また。