前回の記事の続きになるような内容になるが、私はジーンズ愛用者である。
とは言っても世の中に星の数ほどいるであろうジーンズマニアとは違ってこだわりは全くなく、たんに汚れても汚れてなくてもサマになるジーンズはどんな場面でも履けるので、便利だなぁといった程度の愛好家である。

そんな私なので、最近はもっぱらストレッチ性のあるジーンズしか買わない。
しかし、前回のような記事を引用するぐらいなので、心の片隅には、やっぱりヘビーオンスなジーンズやフィルソンのワークパンツぐらいは一本ぐらいは購入して育てておいたほうがいいのではないかな、とも思っている。

昔、カブ屋の店主とジーンズの話をしていて、ジーンズの前開きのボタンが最初はえげつなく堅いが、それが「パパパッ」と外れるようになった時、ジーンズが自分に馴染んだことを実感する、という話をした事をふと思いだした。

買いたてのジーンズは小便する時に、ボタンがはずれなくてイライラする経験をする人も多いだろう。
私なんて、酔っぱらって小便しようとして、ボタンがなかなか外れずに(以下略)

最初から使いやすい道具ってのは飽きるのも早いような気がするのだ。
やっかいな道具ほど、つかいこむ楽しみもにもなるし、結果的にはタフなものが多いような気もする。
わかりませんがね。

まあ、趣味に使う道具や服ってのは、こだわりがあったほうが楽しさは倍増するのは間違いない。

なんでもいい、というのもひとつのこだわりだが、これじゃないといけない、というこだわりを大切にしたい。
趣味の世界においては、特にね。